こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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あまとら練(15)

あまとら練習。テナもんや氏は今日・明日ともご子息のお誕生日サービスデーのため参加できないので、今回は4人での練習だ。ご家族の理解あってのアカペラ活動、家族サービスも大事大事。今回は割と間近になってダンナに週末の予定が入り、急遽帰阪の許しが出てそのあとみんなの都合を訊いていたので、いつものフライト&ホテルのセットが時間切れで予約できず、いつもより1万円も多くかかってしまった。稼がねば〜。

本日はTSURUさんがオシゴトでテンパっていて来られず、結局最後まで3人でひたすら新曲ばっかり歌った。ここのところ本番のための練習に明け暮れて新曲練習が出来なかったので「新曲やりたい熱」が高まっていて、新曲ばっかり9曲も歌ってしまった。発表できるくらいになるの、いつごろだろうなあ〜。私が居ないときでも練習入れてくださいね、って言ってあるのに、結局引っ越して以来8ヶ月、未だ一度も入れてないみたいだものなあ。やっぱり誰か「やりたがり」が牽引しないと、バンドって続いて行かないものなのだろうか…ちょっと寂しいような、なんかフクザツな気分。
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N-core 完成

N-core の練習。島村楽器のメン募BBSにゆうさんが出していた募集記事を見て応募してきてくれた人が居て、今日はそのひととお見合い。トライトーンの青本と J-pop アカペラクリスマスから、6曲を合わせてみる。

お?お?お?…いいじゃないいいじゃない? 短期間で6曲も音取りしてきてくれて、しかもいい位置に音をハメに来てくれる感じがする。声質もまろやかで溶けやすくイイカンジ。メンバーを見るとみんな顔がほころんでいる。練習後一旦解散するが、ゆうさん・あけみさんに意志を確認したら「是非お願いしたい」ということだったので、慌ててテナー氏と健人クンを呼び戻してマクドでミーティング。そこでみんなの意志を確認し合って、彼に正式にお願いすることにした。いやメデタイ。ようやく N-core 完成と相成りました。ライブはいつごろ出来るかなあ…

彼の名はササキさんと言い、大学時代は京都にいたそうで、ひとしきり関西の話で盛り上がってしまった。某大学の合唱団に居たそうなので、ひょっとして共通の知人が居てもおかしくないかもなあ。
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よりアイ 2005

さて、よりアイ。「KAJa! のくじつのゅうどうてきなカペラベント」である。KAJa! は出るもので無くなってしまった今、興味はすっかりよりアイに移ってしまった。今年は A7 とあまとらで参加。去年結成した遠隔地多重録音バンド「Friends」は、今年は出場ならず…というのは、よりアイ開催が決定するのが遅かったため、遠隔地メンバーが別の予定を入れてしまったのだ。予定を入れた翌日に開催が決定。ネタは出来ていたのだけど…くー残念! また来年に持ち越しだ。

朝目覚めてみると、声が出るではないか。ちょっとビックリ。ドーピングしまくったのが良かったのだろうか。お医者さんの薬ってのは、本当に効くものだ。ホテルでハイDを出してみる訳にもいかないので、ドキドキしながら会場に向かう。十三からだと北千里もラクだわー。

A7 で 10:00 に待ち合わせて確認練するハズだったが、昨日の KAJa! で疲れ果てたのか、さわいさんが珍しく遅刻。顔も腕も真っ赤っかで痛そうだ… (T-T) 10:15 頃全員揃い、他のバンドの合わせをしていたゆっきいさんとキザ夫さんも強奪して、1回ずつ通す。そしてそして、恐る恐るハイDを出してみたら、ちゃんと出る! こんな急速に回復するとは思わなかった。一日ずれてたら出なかったな。あ〜良かった〜。

よりアイは、ホント楽しかった。年々出演バンドのクオリティも上がっているようで、おお!と感心するユニットも多数。と言っても、結構同じ人達がいろんなバンドで歌ってるワケだが…。出演バンドは 42 バンドで、1バンドの平均人数は5人くらいだから、単純に計算すれば延べ人数 200 人くらいになるはずだが、実際は 100 人も出演していなかったんじゃなかろうか。金沢のちかさんなんて、42バンド中 1/3 くらい出演してたんじゃないかな? 他にもアッキーさんとか Totti さんとか りんたさん、あっこさん、しいちゃん はやたら見かけたような気がする (笑)。こうやってとっかえひっかえ色んなヒトと歌えるのがよりアイの魅力である。

一昨年のよりアイは同じ場所の屋上でやったのだが、日照りがすごくて疲労困憊したうえ、屋上なのでよりアイ目当てのお客さんにしか聴いて貰えない感じだった。去年も屋上の予定だったのが、雨のために急遽1Fの吹き抜けに変更になり、屋根もあるし結果として色んなヒトに聴いて貰えたのでとても嬉しかった。今年は当初屋上で、とのことだったので、やや残念に思っていたが、フタを開けてみれば去年の場所からちょっとずれたところでの開催となり、ショッピングに来た人にも聞いて貰えて良かった。屋根が無いので途中やっぱり日照りが苦しかったり、日が陰ると急に寒くなったり、突然雨が降ってきたりと波瀾万丈だったが、楽しい楽しい一日だった。自治会長の Phaco さん始めスタッフの皆さんに大感謝。

出来の方は…A7 は、「スターダストボーイズ」も「ロシアン」も、走らないように、と申し合わせていたのに何故か走る走る。前回囲茂庵ではちゃんと行ったのになあ。音程的にはこのバンドは本番であまりヒドイことにはならない場合が多い。違う音に行っちゃって「間違えちゃった〜」ということはあるが、ビミョーにずれることはあんまりない。と思う。面白いもんだ。ハイDは無事に出て、間奏で拍手を頂きました。曲の途中に貰う拍手って、嬉しいなあ。さわいさんが誘っていたアニソン関係の方も見えていて、楽しんで貰えたようで更に嬉しい♪ しかしリード部分はやっぱキンチョーして駄目でした。

あまとらのほうは、「Route 66」の冒頭で某パートが一部脱落 (笑)、「Tea for Two」は案の定間奏が行方不明に、そして駄目押しに最後のロングトーンの和音で「な、なぜそこへ行く…」という音が聞こえ、かなり散々な結果。私も最初のうち返しがよく聞こえなかったので、ひょっとしてエラい音出してたかもしれず、録音を聴くのが怖い。やっぱ野外でハモるのは難しいわあ。でも同じ条件でちゃんとハモってる人達も居るのだから、言い訳にはならないだろうな。「ジャパケンサンバ」はウケていたようで良かった。今度は踊りも間違えなかったぞ! ルパンはまあ、始まりがグズグズしたけど、歌い始めてからは大過なかったと思います。

終了後は打ち上げ。あまとらのメンバーは全員帰ってしまい、A7 のメンバーは乳幼児の母・よしみさん以外は全員残っている。所帯持ち率が反映されてるなあ (笑)。私は今回は一人で帰阪しているので独身状態だ。そう考えると、こういうときは却って関西に住んでいた時よりも、際限なくゆっくりできるのだ。打ち上げにはぎださん・すうじぃさん・ゲソさんの東京組も参加。他はなんだか若い人が多いので、ぎださんが帰る時に(夜行バスで帰るのだ。大変だ〜)私も出ようかな〜と思ったけれど、後から源さんやヨネちゃんも来たしすうじぃさんも残るというので、最後まで居ることにした。山ちゃんとも久しぶりにお話しできて、楽しかった〜。若者達に混じる勇気は今ひとつ出なくて (笑) 端っこの方で大人しくしていたが、う〜んこういう時ってやっぱり歳を感じるわ〜。次の機会には混じってみようかな。
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あまとら練(14)

京都市役所前から梅田に移動して、6時から予約しておいたカラオケボックスであまとらの練習。もちろんマイクと簡易ミキサーは用意周到持参している。テナもんやさんは出勤日なので、7時頃から参加。明日は4曲歌う予定だが、予定していた「カレーライスのうた」を、Tsuruさんの提案で急遽「Tea for Two」に変更することになった。これはいつも間奏の部分が心配なんだけど、大丈夫かなあ…だいたいあまとらって、転調にヒジョーに弱いのよね。タテ(コードではめに行く)派よりもヨコ(ラインで取りに行く)派のほうが多いからかしら。

私はここで無理をするとまた9月の二の舞になりかねないので、ほんの時たま声を出すくらいに留めておく。この分だとセカンド音域は大丈夫そうだけど、A7 でのハイDはまず無理だろうなあ、と諦めの境地。あそこは音を変えるしかないな…

今日はカラオケがすごい大盛況のようで、朝から予約していたのに、通された部屋はとても狭かった。踊りの練習しようと思ったのに、それは明日の本番直前に持ち越しだなあ。

練習終了後は、久しぶりにみんなで食事。明日はガンバロウ!
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KAJa! 2005

検診のあと、京都市役所前へ向かう。列車事故の影響でJR施設でのイベントが軒並み中止となり、KAJa! の会場も京都駅ビル階段から市役所前広場に変わったのだ。スタッフの皆さんは、直前の変更でさぞ大変だったろうと思う。ご苦労様でした。

今回は家を空けている期間が長いので、この辺でダンナにご機嫌伺いをしておこうと思って大阪駅から家に電話を入れたら、思いの外長電話になってしまった (笑)。結構よく喋る夫婦だったりするのだ。

検診も思ったより長引いたので、結局会場に着いたのは1時前くらいになってしまった。てんこちゃんは11時頃から来ていた模様。さわいさんはいつもの通りステージの真ん前に陣取って写真撮影。真ん中当たりにはすうじぃさん、ちかさん(金沢から)、RENT さん、ぎださんたちも居た。てんこちゃんを探している時にシャウトのおかもっち氏に遭遇、後からてんこちゃんも合流して3人でずっと観戦。

着いた時には「けんけろりん」が歌っていた。フツーに上手い(←褒め言葉です)。KAJa! にはもう、「あらら…」というバンドは全然出てこない。レベル上がったなあ。以下、軽く感想を書くと…

「ダイナマイトしゃかりきサ〜カス」… これはもう、さすがプロ。客席の盛り上げ方がハンパでなく上手い。歌も上手いしもう言うこと無いです。ムーチョさんラブ! 「マシュケナダ」で、「O〜aria aio〜」の所を「東京の隣は?」などと変えて歌って、お客に「オパ、オパ」の所で「千葉、千葉」と当てさせる企画にオオウケ。「踊る大捜査線の役者は?」で「織田、織田」と言って欲しいところを、マイクを向けられたお客さんが「ギバ、ギバ」と返したのが爆笑モノだった。

「チキンガーリックステーキ」… なんか音響が急にこもってしまったように聞こえたけれど、いじるヒトが変わったのかな? ちょっと迫力に欠けた。しかし勿論安心して聴けました。

「CENTRAL LEAGUE」… 面白い! さわいさんが絶対ウケまくってるだろうと思った。アニソンネタ豊富。MCにやや付いていけない感じがするのはジェネレーションギャップでしょーがない。きっと若い人達にはウケてるんだろう。や、でも面白かったです、ホント。

「Soul too Soul」… 東大サークルから。割にしっとり系。これも上手かった。ないす。

「Stereophonics」… Hip Hop アカペラ。どーなんだろ? 上手いとは思うけれど、数曲聴くとちょっと飽きちゃう感じ。多分好みの問題で、好きな人にはいいと思う。

「ユミパ」… キラリと光る歌心があり、良い素材を持っていると思うのだけど、声が安定しておらず(あるいは緊張していたのか)、そのせいでやや空回りの感があるように思う。きっとあと数年後には、グッとくる歌を歌っていることだろう。ハーモニーも難しい選曲をしているが、もうひと頑張り欲しい!

「DECAPELLA」… プロらしいが、名前は初めて聞いた。ベタベタな感じが結構好き。そして、上手い。ハモってる〜。メンバーの年齢層が高いせいもあり、余裕のあるステージングに好感が持てる。ライブ、行ってみたいな。

「庵」… 1曲目の「パラダイス」が斬新なアレンジで、ホンワカしたバンドカラーに合っていて気に入った。トライトーンのナンバーも歌っていたが、2曲目からはハモが崩れてしまい、実力がありそうなだけに残念。ベースは返しが聞き難かったのだろうか? 非常に勿体なかった。

「BREEZE」… 大きくメンバーチェンジしたが、今日は Phaco さんが復活していた。YUKI さんが抜けて、ちょっとアクが無くなった感じ?

「宝船」…「すげー」のひとこと。超絶技巧。関西に住んでるうちにライブに行っとくべきだったな〜。女声ベースが信じられないような低音を出しているが、個人的にはやっぱりこういうアレンジなら男性にしたらもっと良いと思う。しかしそれにしてもスゴイ。カッコイイ。

ここで第2部終了。凝った和音をキッチリ歌う、というバンドはあまり無かったが、上手い!と思う人は世の中にたくさん居るものだ…。第3部はもっとスゴイのが出てくるんだろうが、あまとらの練習に向かう時間になってしまったのでここで切り上げ。

今年も KAJa! はプロと学生さんの祭典となったようで、個人的にはやはり関西アカペラ 2 days の楽しみの中心はよりアイに移っちゃった感じだ。

市役所前広場は、後ろに建物があるので音が前に飛びやすいようだし、大階段よりも会場内の移動がラクとか、良い面も多かったように思うが、なにしろ暑くて陽に当たってるだけで疲れ果ててしまった。長袖・帽子・サングラスでバッチリ防護していたが、2部が終わる頃にはヘロヘロ。しかも平面に座らなければいけないので階段よりも疲れる。年寄りにはちょっとキツイ条件であった。集まった人数は勿論大階段よりもグッと少ないようだったが、個人的にはこのくらいの規模のほうがいいかなあ。大階段では音響的にイマイチ楽しめないし。

最後には会場にシミニック氏もTSURUさんも来ていたので、全員集まって梅田に移動。
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あまとら練(13)

本日は実家を立つ日。私が寄りつかない間に母が溜めまくっていた Mac に関するギモンに答えまくり、マシンに巻き起こった様々な問題を解決し、大慌てで家を出て関西に向かう。今回はあまとらのメンバーにカステラと角煮まんを買っていけないので(代わりに親には買っていった)、新幹線に乗り換える小田原駅で「菜の花しぐれ」という和菓子を購入。これが割と好評だった。

さて、今日もまだ声を出すとヤバい状態なので歌いたくないのだが、今日に限ってTSURUさんもテナもんやさんも仕事がなかなか終わらず、てんこちゃんとシミニック氏しか居ない。二人で歌わせるのも申し訳ないのでちょっと歌ってみたが、やっぱりヤバそうな雰囲気なので、「Waltz for Debby」の音取り練習に入り、私はピアノで内声に参加。うう、もどかしいよう。

10時ごろだろうか、ようやく全員が揃い、明後日の曲の練習に入る。TSURUさん以外は今回みんなリアルのライブを聴いており、タテが揃うことの大切さを再認識した後なので、今日はリズムにこだわって練習。気を付けるだけで全然違うんだから、いつも気を配っていたいものだ。

1月の CashBox でトライトーンのメンバーと一緒に取ってもらった写真を、てんこちゃんが大きくプリントして持ってきていた。多胡さんにもその時ノリに関して指摘を受けたこともあって、「ほら、トライトーンが見てますよ!」とその写真を傍らに置きながら歌った (笑)。これからは気を引き締めるために、これで行きましょう。
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Real Group ライブ!

出勤のあと、代官山の「UNIT」に RealGroup のライブを聴きに行く。会場には仕掛け人のころころさんは勿論、先日話題に出た「愛と友情のブギウギ」アカペラ指導の渡辺悠くんや、だんちゃん、すうじぃさん、その他合唱団関係の知人等々、多くの知り合いに会うことが出来た。先日の大阪でのリアルライブもアカペラー大集結だったそうだが、東京もやはり同様。

悠君はちょうど私の前に立っていて、ちょっと話をすることができた。彼によると、ブギウギファイブは最初一生懸命アカペラの練習をしたのだけど、撮影に入ってからは忙しくて練習出来無くなっちゃったんだそうで…だから最初大空社長の前で歌った時は「お、上手いな」と思ったのに、そのあと「ハモらんなー」という感じになってきたのか〜、とナットク。後にいくほど上手くなってた方が説得力あるのに、残念でした。

さて、本日はアマチュアバンドの前座が2バンドある。そのうち1バンドは友人(=潤哉さん)がやってるところだ。リアルの前座なんて、シャレにならないほど緊張するだろうな。潤哉さん 曰く、ビートルズの前座をやったドリフターズ並みだそうで…そりゃそうだろう!

最初は「Blue Notes」というバンド。一橋大学アカペラサークルに所属する学生さんのバンドらしい。明けの曲が「ルパン三世のテーマ」でウケた。前奏ですぐルパンだと判ったのは、私くらいかも? というのは、まずは '89 バージョンで始まるのだ(テレビスペシャルのテーマなので、一般人には知らない人が多い)。…かと思ったら、途中で '80 に変わった。この部分はどうやら私のアレンジを使っているみたい。'80 の間奏の部分もちゃんと歌って、次にタイムファイブのアカペラバージョンに移った。上手くアレンジしてあって、特に全バージョン知ってて聞いてるとまたマニアックな面白さが。メンバーの誰かがルパンのファンなのかなあ? 2曲目はトライトーンの「Over the Rainbow」でした。学生さんでジャズをこれだけ歌えれば上出来…と、20年前のヒサンだった自分の歌を振り返るのであった。

お次は潤哉さんのやってるバンド「Panache(パナシェ)」。アカペラ本舗のナカチョさんがリーダーだ。練習にお邪魔したことはあるが、ちゃんと聞くのは私も初めて。「Shiny Stockings」「蘇州夜曲」ともう1曲やったのだが、何を歌ったかなぜか失念…う〜ん、何だっけ? 最初の曲は、Bass が内声を歌ったりベースラインを歌ったりと途中で役割の変わるアレンジで、音量バランスが難しそうだった。そのせいか返しが聞きにくいせいか、音程感が崩れてしまって残念。だんちゃんによると、この曲でこの崩れ方は珍しいのだそうだ。あとの2曲は非常に良かった。「蘇州夜曲」いいアレンジだなあ。ナカチョさんのアレンジは、自分のバンド向けに書くのはこんなにカッチョええのに、売り譜は大衆向けにしちゃってるんだよなー。商売的にしょうがないんだけど、コテコテ売り譜も作って欲しいっす。>リクエスト

途中潤哉さんのリードがあったが、これがビックリ。彼はもともとクラシック畑のひとで、以前はどうしても歌にクラシックのカホリが残ってしまっていたのだけど、今日聞いたらとてもこなれた感じになっていた。すごいすごい。つくつくぼーしで一緒にやっていたころと、多分いろんな要素(謎)が変化しているんだろうな〜と思わず感慨にふける。私もあれから色々変わったとは思うけど…なんだか彼の変化が自分の励みになったのでした。

さて、次はいよいよ本命の RealGroup 登場である。オールスタンディングでしかも暗い中、必死にメモを取った。以下ライブレポート。詳しいことは忘れちゃってるので、覚えていることだけ。録音したかったなあ。★は新アルバムに入っている曲。

1.Prime Time Blues ★
   確かにブルースだけど、リズミカルでカッチョええ曲。いきなり客席が大盛り上がり。

2.Are You Coming To Me? ★
   カタリーナ嬢がリード。フラメンコにちょっとボサノバっぽい感じが混ざったような曲。

3.RealGroup Medley
   Small Talk / A Cappella in Acapulco / Lift Me Up 等が入ってた、と思う…

4.Waltz for Debby
   歌詞が途中からオリジナルと変わっていた。原曲は、女の子が成長してしまうのを
   嘆くという主旨だったけれど、今日のは「彼女」を途中から「自分」に置き換えて、
   「これから先には素晴らしい未来が待っている」という内容に変わっていた。

5.Thing-in-a-bob(??)
   タイトルの綴りは不明。ベースのアンダース・ヤルケウスが発明したという設定の
   「Perpetual Machine」= 3rd のエーデンロートが、曲の最初から最後までずーっと
   色んな音を出し続ける。なんと表現してよいか…鳩時計とかゼンマイとか、そんな感じの
   コミカルな音。そして発明者の (笑) ヤルケウスが、そのマシンをセリフで紹介するのだが
   声の高さとフォルマントが、ヘリウムガスを吸った時のように変えてあって超ウケ。
   こういうのもラップというのだろうか…1人がボイパ、1人がラップをやってるので
   音程は3人しか出してないのだが、それでもしっかり安定した音楽が聞こえてくるのは
   さすがとしか言いようがない。

6.It Don't Mean a Thing
   ナマで歌ってもどうしてこうも崩れないのか。曲に入る前のMCで、エーデンロートが
   「タイガーウッズの奥さんはスウェーデン人で、スウェーデンでは彼は僕の隣の家に
   住んでいる。こないだ取材のヘリとかが沢山来たけれど、僕たちの写真は全く撮って
   貰えなかった。そこで僕は悟った。『スウィングしなけりゃ意味がない』のだと…」
   と言いながら、ゴルフのスウィングをしてみせた。う〜ん、オヤジギャグ。
   MCは聞こえた限りのもので、細部は正しいのかどうかよく判りません、念のため。

7.Mr Father ★
   エーデンロートがリードの、しっとりした曲。こういうシンプルな曲でもお客を
   引き込んでしまうってのは、本当に何が違うんだろう…

8.The Wave After a Big Ship
   …という風に聞こえたんですが、タイトルやや自信なし。スウェーデンのピアニスト、
   スワンソン(?)の作品。2nd のカタリーナ嬢がハイノートを出す珍しいアレンジ。

9.A Perfect Life ★
   ライトなノリの曲。最近のリアルの歌は、軽いノリのものが増えたかな?

  --------------8<-------- 休 憩 -------->8-----------

1.Words ★
   字ハモが綺麗。これだけピッタリ揃って聞こえるには、何をどうしたらよいのか。
   発音、切る場所、節回し、諸々ぜーんぶ揃ってないとこうは行かない。

2.Gota ★(o にスラッシュが重なったような字。「ヨータ」とか「ギョータ」みたいに聞こえる)
   フェロー諸島の音楽、と言っていたと思う。全編スキャット。シンプルなメロディーと
   和音の連なりで、ものすごい壮大な世界を作り上げていて素晴らしい。CDで聞くより、
   絶対ライブで聞いた方が感動すると思う!

3.The Grass Grows Greener ★
   軽快で Jazzy な曲。タイトルはいわゆる「隣の芝生は青い」って事です。
   こういうノリの曲は大好き。

4.Misty
   「Debut」に収録されている彼等自身の録音と、掛け合いの形で歌うというオモシロイ試み。
   音程がブレないからこそ出来るワザ。途中重ねて10声にしているところもあった。

5.I Tried ★
   渋いスロージャズ。和音がすげー難しそう。アレンジは、最近一緒に活動をしている
   スウェーデンのサックス奏者によるもの、と言っていたような。これもカタリーナリード。
   最近はカタリーナ嬢のリード曲が増えた気がする。

6.Cage of Promises
   カールソンがリードの、軽快な曲。誰がリードをとってもそれぞれの味が出て見事に
   聞かせちゃう。本当にどうなってるんだ、この人達は。

7.A Life for Me ★(日本版CDボーナストラック)
   エーデンロートが自分の奥さんの為に作って、自分の結婚式で歌った曲。以前スウェーデン語で
   アルバムに収録されていたが、何故か印象に残ってなかった。今日聞いたらエエ曲やった。
   この人がこの声で歌うからいいのかなー。

8.Count Basie Classics Medley
   リアルの醍醐味はやっぱこういうのだと思うんよね…カッチョエエ!
   Flight of the Foobirds 〜 Shiny Stockings 〜 Li'l Darlin' 〜 Splanky! …ときて、
   そのあとはタイトルの判らないアップテンポのジャズ。素敵素敵素敵。

  --------------8<-------- アンコール -------->8-----------

1.Ticket to Ride
   お馴染みの曲。エレキのソロにはきっちりエフェクトが掛かっていてモロエレキ。

2.Swedish Hit Medley
   これもお馴染みの曲。「Dancing Queen」と「I Saw the Sign」しかタイトルを
   知らないです、スミマセン…「One for All」に入ってるので聞いてみて下さい。

というわけで、夢のようなひとときだった。リアルのライブを聴くのはこれが3回目だが、最初はなんか「ガメツイ」って感じで食い入るように聞いていたのが、だんだん「リアルが目の前で歌ってる」というシチュエーションに慣れてきたせいか (笑) リラックスして聴けるようになって、今日はより楽しめたような気がする。

最後は会場で売っているCDを買って、列に並んでサインをゲット。私は Primarily Acappella で注文してもう持っていたのだけど、日本版にはボーナストラックも入ってるし、なにしろサインが貰えるっちゅうことでもう1枚買ってしまいましたさ。しかしサインして貰ってる時は必要以上にキンチョーするなあ。最後エーデンロートが花のような笑顔を向けてくれて、惚れそうだった (笑)

RealGoup のライブがこれほど素晴らしい理由は何なのだろう…偉大すぎて参考にはならないかもしれないけど、ちょっとでも近づくためには何をすればいいんだろう…彼等は特に踊ったり衣装やフォーメーションに凝ったりしている訳でもなく、始終音で勝負していてあれだけ客席を引き込めるのだ。リードが素晴らしいとか音程がブレないのは勿論のこと、最初から最後までビートに揺らぎが無いとか、ノリや発音がピッタリ揃っているとか、本当にあらゆる所に隙が無い。凝った和音や進行にも嫌みが全く無く、素直に世界に浸ることが出来る。遠すぎる存在だけど、こういう方向にちょっとで進んで行ければ嬉しいなあ…アレンジも勉強するぞ!
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風邪の兆候…

朝10時から、N-core 急遽4人集まっての練習。久々に新曲などやってみる。「Waltz for Debby」に1時間半も掛けてしまった。音取りは事前に出来てるといいんだけど、出来たつもりでも合わせてみると出来てない、ってこともやっぱりあるんだろうねえ。しかし後半かなり気持ちよかった。そして、より難しいだろうと思っていた「Lovin' You」が案外アッサリ気持ちよく鳴ってビックリ。

しかし…昨日の夜から喉が危ない感じで、今朝起きてみて、完全に風邪だと判る。やっぱり私って、体が旅行向きに出来てないんじゃない? 旅行すると体調を崩すことが多い気がする。

喉はまだ壊れるギリギリ前の状態で、練習が午後だったら「歌うとヤバイ」状態だったろう。帰宅後即ダウン、夜には高熱で体中が痛くなる。く、苦しい〜 (@_@)
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N-core 覚え書き

長崎在住のミーントーンさんから、「急に『翼をください』が歌いたくなったのでアレンジしてますが、一緒に歌いませんか」というお話をちょっと前に頂いた。ミーントーンさんがアテにしていた女声のかたの都合が付かず、ミーントーンさんは丁度 N-core で抜けがあるテナーなので、それでは N-core のメンバーと歌いましょうか? という流れになり、先日楽譜が出来たとの連絡を頂いたので、練習が決まっていた今日、急遽練習時間前に集まって歌ってみることになった。

ミーントーンさんとの合わせの後は、テナー氏との2回目のお見合い。

どちらも内容については割愛です。自分の活動覚え書きとしてだけ。尻切れトンボですみません。(^-^;
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あまとら練(12)

練習後、慌てて伊丹に向かう。今日はいつものスタジオが取れないので、あまとらが黎明期に練習に使っていた「くすのきセンター」をシミニック氏に押さえて貰った。いつものスタジオから機材を持ち込んで練習。ここは地域のご老人達がよく利用しておられるようで、他の部屋からは民謡とか演歌のカラオケとかが聞こえてくる (笑) が、歌い出してしまえば気にならない。

今日もTSURUさんが参加できないので、4人での練習。濃かったわ〜。

今回はちょっとショックな出来事があった。歌っている最中に、他のパートの音がズレているように聞こえたので、それを指摘したが、合意に至らなかった。んで、D16 に録音していたのを聴いてみたら、やっぱりおかしいように聞こえた。が、そのパートだけを抜き出して聴いてみたら、思ったようなズレが無かったのである。

私はアウトプットはともかく、耳にはそこそこの自信があり、内声を歌っている限りはどのパートもキッチリ聞きながら歌えるつもりだったので、これは結構ショックだった。歌っている最中にオカシイと思っても、録音を聴いてみたらそうでもなかった、あるいは自分の方がオカシかった、ということはこれまでも度々あったが、録音を聴いてもオカシイという確信があったのに、そのパートを抜き出してみたら違う結果に聞こえた、という経験は初めてだった。そういうこともあるのだなあ…特に低くて音質がこもっているような時には、間違い易いのかもしれない。これからはこれを踏まえて、自分の耳を過信しないようにしなければ…。該当パートのかたには大変ご迷惑をお掛けしました。

それともうひとつ困るケースは、特にあまとらに限ったことではないが、録音を聴いてやっぱりどうしても音程ラインが狂って聞こえる場合、正しく聞こえる時と狂って聞こえる時をそれぞれ指摘しても相手の理解・同意が得られない場合だ。前向きに検討し合える場合はまだいいのだが、「どっちも同じだ」と切り捨てられてしまうともう打つ手が無くて、それ以上先に進めない。

自分の例で言うと、ラインが狂っているように聞こえる、と指摘されて録音を聞き直してみても自分では判らず(勿論、判る場合も沢山あります)、考えあぐねていたら、発音や音色の問題かもしれない、と言われ、そこを直したら相手にもナットクのいくようなラインが出た、というケースはあった。確かに響きの場所が変わるだけでシックリ来なかったりする場合もあるのだが、上の例はそれとはまた違う。

こういう問題って、見解の相違というモノが存在するものなのだろうか? 例えばトライトーンとかには、こういう問題は起こらないのかなあ…起こった時はどうしてるのかなあ…って、レベルの違いすぎるモノと比べてますが。とにかくまずは合意が取れないと、みんながシアワセになれない世界だからな〜。

少なくとも意地になって認めない、なんてことだけはお互いに無いようにしたい。出来ることは、それに尽きるように思う。自分では出来ていると思っていたのに出来ていないことが判明してショックなこともこれから沢山あるだろうけれど、いくつになっても素直に受け止められる態勢を自分の中に作っておかねば。
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