こんきちの雑記帳

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こんにゃくの作り方

昨日の「鉄腕Dash」の Dash 村コーナーは、こんにゃくの出来るまで。こんにゃくの種芋からこんにゃく作りに使える芋を作るまでに、なんと3年もかかるモノなのね〜。毎年葉が出て枯れたものを掘り出しては保管してまた埋め直し、とやっていると、3年で直径が10倍近くにもなるのだ。それでようやくこんにゃくへの加工が始められる。

こんにゃく芋の皮の中身は素手で触れるとかぶれてしまうので、ゴム手袋をしながらタワシで皮を剥ぎ、水中で摺り下ろして一晩沈殿させ、上水を捨てて下にたまったこんにゃくを足でかき混ぜて、そこへ灰をといた水(灰汁)を入れると固まるのだ。この状態でもまだ、触るとかぶれるらしい。で、形を作って沸騰したお湯でゆでると、ようやく食べられるようになるのだ。

なんでこの投稿のカテゴリが「ルパン」かというと…「こんにゃくの作り方」で思い出すエピソードがルパンの 2nd TV シリーズにあるからだ。五右ヱ門の斬鉄剣が敵の手に渡ってしまい、それに対抗するために斬鉄剣では切れないものを使う、という話なのだが、その「斬鉄剣では切れないもの」が、こんにゃくなのである。このバカバカしいエピソードは何故かファンでない人々にも割と知られているらしい。「トリビア」では使えるかな。それとももう使われちゃったかな。

さて、ルパン達は中央アフリカの大地をからこんにゃく芋を掘り当ててこんにゃくを作り、それを飛行機の機体に塗りつけてコーティングする、というアホな手段に出るのだが(まあ成功するんだけどね。┐( ̄ヘ ̄)┌ )、見ていると、ルパン達は素手で芋の皮をむいている。でもって、石で芋を潰して、どこから見付けてきたのか大きなナベでそれをグツグツ煮ているのである。次元曰く、「冷えると固まるから熱いうちに塗りつけないと」とのこと。

こんな話を中学生の時に見たもんで、私はこんにゃくってのは、↑のようにして作るもんだとずっと思っていたのである。ちゃうやんか! こねて灰汁を混ぜたら固まるんだよ! それにルパン達、これじゃかぶれまくって大変だよ。おまけに、掘り出しては埋め直し、という課程を経ていないにしては、アフリカの大地で掘り当てたのは随分大きなこんにゃく芋だった。この課程を経なくてもこんにゃくの原料になりうるのだろうか? 埋めたままにしておいても凍らないような土地なら、自然に大きくなるのかな?

しかしそれにしても、昔の人はよくこんなものをこんな風に加工して食べようと思いついたもんだ。どうやって食べ方を発見したのか、ものっすごい不思議だ。
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