こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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トライトーンと一緒

待ちに待った、CashBox でのトライトーン・ライブ! その前に前哨戦としてワークショップまである。このワークショップは TryTone の HP でも CashBox の HP でも宣伝しておらず、CashBox の他のライブに足を運んだ人とか、ライブの予約をすべく電話した人の一部にしか伝えられていなかったためか、参加者40人ばかりの贅沢なものとなった。

全員にちづるさん(知らない人のために…トライトーンの Top)直筆による「世界に1つだけの花」の楽譜が配られ、まずは軽く音取り。ちづるさんがキーボードを叩いて音を取ってくれる。なんだか面白い光景だなあ。大体音が取れたところで会場全体で歌ってみるのだが、一番重点的に注意を促されるのが全員で同じ「ノリ」を感じるように、ということだ。

全体合唱が済むと次はグループに別れての練習に入った。あまとらは勤務中のテナもんや氏以外4人全員揃っていたので、取りあえず4人組むことにしたが、個人的に参加している人たちは、そこで臨時のバンドを組むような形になる。4th は全体的に品薄 (笑) だったので、テナもんや氏の穴には嘉一郎さん(知らない人のために…トライトーンの 4th)が入ってくれることになった。うわー。うわー。

グループ練習の間は、トライトーンのメンバーが各グループに散って歌うのを聞いてくれたりする。あまとらには嘉一郎さんが来てくれて聞いて貰ったが、「おお、もうちゃんと音も取れてるし、声も出てますね」という感じでサラっと通過されてしまった。メンバー全員自分より年上だから、助言もしにくいのかなあ (笑)

15分程のグループ練習のあと、1グループずつステージに上がって成果を披露した。嘉一郎さんと一緒に歌って緊張したが、貴重な経験だった〜。でも楽譜から目が離れないのがくやしかった。せっかくだったらもっと音を聞いて歌う余裕が欲しかったなあ。音覚えるの遅いなあ、自分。参加者には事前に楽譜を配って貰えれば、音取りの時間も節約できてヨリ良かったのにな(例によって「全員で音取り」の時間はキライ)。

8グループくらいの発表を聞かせて貰ったが、短時間でみんな音程的にはそれなりに仕上がってるのが印象的だった。というかある意味不思議…それほど簡単な譜面ではないのに。ライブを聴きに行くとどのバンドでもたいてい崩れちゃってハラハラする場面がとても多いのに(←毒舌)、イキナリ合わせた曲がこの位通るというのはどういうこっちゃ。トライトーンに指導を仰ぎたいという人たちばかりなので、音にはウルサいひとが集まったのかなあ?

そんな感じで、実りが大きかったかどうかは判らないけれど、楽しいワークショップだった。年末に引いた風邪で壊したノドが、まだ元に戻ってないのが悔しかったー。

ワークショップで、兵庫県で活動するアダルトバンド「Andante Coro」の方達とお知り合いになった。主に三田とか篠山の方で活動されてるらしく、今まではち合わせたことが無かったが、ちょっとクラシックのカホリのするバンドさんで、年齢的にはあまとらととても近いようで互いに親しみを感じた (笑) 。いつかご一緒しましょう、なんて話をする。

ワークショップ終了後、ライブまでの間に随分時間がある。シミニック先生もTSURUさんも用事があるとのことだったので、てんこちゃんと2人で食事に行くことにした。2人きりで食事って、実は初めてだったりするかしら? 告白すると、私は年下が相手でもなかなか敬語が外れないタチだ。それから年下の女の子が相手だと何故かキンチョーしてしまい、長時間2人きりで居ても困らない相手というのはそれほど多くない。てんこちゃんは年下の女の子であるにも拘わらず、2人で居ても全くキンチョーすることがなく、しかも抵抗無く敬語を外すことが出来た貴重な存在だ (笑)。

さて、食事が終わってもまだまだ時間がある。私が「長崎で手に入らないものを買いに東急ハンズに行きたい」というと、てんこちゃんも付き合ってくれることになった。長崎には東急ハンズが無い。ヨドバシカメラも無いし、ツタヤも無いし、なんとUFJ銀行の支店も1個もない! なので、関西に戻った時に色々用を足したりしている。…といっても、私が知らないどこかに売っているのかもしれないけど。今回欲しいのは、台所の食器洗いカゴに引っかけるコップ掛けと、冷蔵庫に粘着テープで貼り付ける、手首で扉が開けられてタオルも引っかけられるというフック。うーん、所帯じみてるなあ。どちらもハンズに行ったら一発で見つかった。

それでもまだ時間があったので、今度はてんこちゃんの要望で駅の方までブーツを見に行った。が、途中で可愛いスカートが目に入り、結局ブーツはやめてそちらを購入。私は…長崎に来てから引っ越しのストレスで (笑) 4キロ太ってしまったので、今は服を買うわけにはいかない! 4ヶ月で4キロとは、良い(良い?)ペースだなあ。戻るのには何ヶ月かかるやら。

せっかく駅の方まで来たので、ユザワヤにも寄ることにした。今着ているコート、2年ちょっと前に買ったのだが、こればっかり着てるので袖口の所だけ生地が裂けてきてしまっているのだ。他はどうということは無くまだ捨てるには勿体ないので、ソデに縫いつけるフェイクファーを購入。これであと3〜4年はきっと着られる。

そういえばこのコート、てんこちゃんがまだあまとらの正式メンバーになる前のお見合いの真っ最中に、当時てんこちゃんが所属していた女性コーラスグループのクリスマスライブを聴きに六甲道に行った時買ったのだ。2ステージ目と3ステージ目の間に大分時間があったので駅ビルをブラブラしてたら、丁度コートフェアをやっていたので衝動買いしてしまったのだった。懐かしいなあ。てんこちゃんが入ってもう2年になるのか…というか「まだ」2年という感じもする。2年でレパートリー50数曲にもしちゃうなんて、彼女は努力家だわ、ホントに。

さて、ユザワヤで用事を済ましてもま〜だ時間があるので、今度は CashBox の近くまで戻ってコーヒーショップでお茶することにした。数時間前にお昼を食べたばっかりなのに、ケーキも食べちゃうんだな、これが。しかしてんこちゃんも結構よく食べるのに、なんで太らないんだろう…やっぱり運動量が違うのか。(^。^;) 開演30分前に店を出ると、用事を済ませて CashBox に向けて早足で歩いてくるシミニック先生と奇跡のようなタイミングでバッタリはち合わせた。ビックリした〜。

3人で CashBox へ向かう。もの凄い混雑で、お客は150人位いる感じ。指定された席は、偶然テナもんやさんの隣の席であった。すし詰め状態ながら、心ゆくまで堪能する。今回は韓流ブームに乗って、「冬ソナ」の歌に加えて韓国語の歌が2曲あった(ちょっと多すぎな感も)。

曲の合間のお喋りで、「Where is the Dove ?」は青木さん(知らない人のために…トライトーンの Bass)がゴミ出しのときに思い浮かんで作った曲だという話を披露してくれ、「確か『Moon』の時もそんなこと言ってたよなあ」と思って聞いてたら、多胡さん(知らない人のために…トライトーンの 3rd)が同じツッコミをした。「今度もう1曲ゴミ出しのとき作って、そのうちゴミ出し3部作として発表しましょう」というMCにウケまくってしまった。最後の「アカペラでゆこう」は「ご存じの方はご一緒にどうぞ」と会場に呼びかけてくれて、かなりのお客が一緒に歌っていた。しかもハモリパート (笑)。アンコールで再びステージに出てきた時、ちづるさんはちょっと感動してウルウルしているようで、私ももらい泣きしてしまった…。滅多に来ない関西で、これだけの人が自分たちの歌を、しかもハモリパートを知っているというのはやっぱり凄いことだよねえ。それは嬉しいよねえ。ううう。私も嬉しいよ。

終演後、サイン会が終わってもまだ会場に粘っていたら、キーヨさんたち学生のバンドさんが「約束の場所、日曜日」を多胡さんの前で歌ってアドバイスを貰っていた。「この曲は歌ってくれてる所あんまりないから嬉しいよ」との多胡さんの声に、あまとらメンバー思わず「うちもやってます」と手を挙げてしまった (笑) オトナゲナイよ、平均年齢40バンド…で、私達も何か聞いて貰いたい!と思って、あんまり他のバンドが歌ってない曲を歌おうと相談したが (笑)、結局自信がないということで(ダメじゃん)無難なところで「幸せもあこがれも」を多胡さんに聴いて貰った。

途中「このノリで!」といって一緒に歌いながらリズムを取ってくれ、キンチョー!コーフン!カンゲキ! 歌い終わって、「素晴らしい、音程はカンペキ!」と誉めてくれたのが、どこまで本気かは分からないけれどムチャクチャうれしかった。そして、やはり課題はリズムであり、全員で同じノリ、同じグルーブを感じることの大切さを説いてくれた。ツネヒゴロ、あまとらの一番の音楽的課題はやっぱりノリだよなあ、とは思っていたが、尊敬する人に改めて指摘して貰えると、みんなの志気が上がることこの上ない。「こんなもんでいいか」と思ってしまったらそこで止まっちゃうので、頑張って追求していきましょう!と互いに再確認したのであった。

ワークショップでは嘉一郎さんと歌い、終演後には多胡さんにアドバイスを貰い、なんて充実した日だったのだろう。シアワセ〜。

会場には RENT さんやキザ夫ご夫妻、VIVA-DIVA ご一同様も来ていた。ナント金沢からちかさんも来ていたが、彼等とはあまりお話しする時間は無くて残念。会場を後にし、てんこちゃんは持ち帰り仕事があるので (T-T) 一緒に来ていたダンナさんと一緒に帰宅。残りの4人+さわいさんの5人で、近くのラーメン屋に入りうち上がる。凄く美味しかったが、5人一辺に座れなかったのが残念!

〜後日追記〜

忘れてた! 終演後、ちづるさんと多胡さんに1つずつ質問をしてみたのだった。

ちづるさんには「私達、CとかFとか白鍵の多い調が苦手なんですけど、トライトーンにも苦手な調ってあるんですか? どうやって克服していますか?」と訊いてみた。答えは…

トライトーンも、やはり白鍵の多い調はやりにくいのだという。白鍵は音の幅のイメージが広くて、キッチリ合わせるのが難しい、とのこと。う〜ん、よく判る…。で、克服の方法はというと…第1の方法は「突き詰めないこと」(笑)。追求してもドツボにハマってしまうので、しばらくその曲のことは忘れて、ほとぼりが冷めた頃に戻ってくる、というのだ。ウン、これも判る! 久しぶりにやってみたら何故か上手く行った、ってことあるものね。ハマっちゃってるときは、その曲に変な調整のイメージが付いちゃってるのだな。しかしあっけらかんとした解決法に笑ってしまった。それも実力があればこそなんだけど。

2つ目の解決法は、「他のパートを聞く」という成分をより多くする、ということだ。オーソドックスではあるが、なるほどなあとナットク。判っているつもりで居ても、きっと出来ていないんだろうと思う。今度「My Cherie Amour」をやるときに、気にしてみよう。

そして多胡さんには、「『Tea For Two』を耳コピさせて頂いてるですが、間奏の部分の「めらめらめー」っていうの、何語で、何て言ってるんでしょうか?」と訊いてみた。答えは、「何語でもありません」とのこと。やっぱり! (笑) 「スペイン語が判る人に聞いて貰ったら、スペイン語じゃないみたいだって言われたんです。」と伝えたら、「なんて恥ずかしいことを!!」って笑っていた。ゴメンなさい〜。というわけで、あすこはテキトーに歌って良いみたいです。>全国の耳コピヤーのみなさん
category:アカペラ・音楽  コメントを読む・書く (4)

Comments

なんとうらやましい!!すばらしい!!

この時期のワタシは、どっぷりボードに浸かっているので、この日も雪山にいたんですが、やっぱり行きたかったなぁ〜。。。

ワークショップ、ヒトリで参加して、初めての人達と合わせるっていう経験も一度してみたいです♪

そして、更にパワーアップしたあまとらさんのステージも早く観たい!(^^)d
2005/02/02 14:27【 You-ki
えっへっへ〜。楽しかったでしゅ〜。v(^^)v
即席バンドってのも結構楽しいですよね! また今度
「こんきち組」オープンマイクがあったらご一緒しましょう♪

あまとら、パワーアップを果たすのは大分先になるかも
しれませんが、頑張ってみま〜す。ε('-'*)

ボード、滑りまくってますねえ。私もいよいよ明後日からです。
少々気が重いですが (笑) 点数稼いで来まーす。
現地から報告できるといいけど、ネット環境ちゃんとあるかな…。
2005/02/02 17:31【 こんきち 】
いいなぁ〜。
すごいですね。
私もいつか参加してみたいです。
2005/02/05 17:25【 ちっひー 】
どもです。カナダは Whistler からカキコです。
トライトーン・デーは、もうすっごい楽しかったです。
ちっひーさんもいつか是非!
2005/02/06 12:00【 こんきち 】

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