こんきちの雑記帳

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かもめに乗って

例の「頚性神経筋症候群」を診てくれる病院にいくために、福岡は春日まで行ってきました。

博多行きの「かもめ」に乗車。長崎駅から電車に乗るのは初めてです…ちなみに長崎では「電車」と言えば路面電車のことを指し、JRの電車は「汽車」というそうです。

シートは革張りでゴージャスな雰囲気です。でもこの皮の臭いがちょっと酔いそうな感じ…ダンナは高速バスよりかもめのほうが酔うと言ってましたが、でも私は大丈夫でした。私のほうが乗り物酔いしやすいのになあ。「かもめ」の揺れ具合が、ちょうどダンナの体の作りと共振してるのかも (笑)

11:30 に長崎を出て、12:59 に鳥栖に着きます。そこから 準快速→鈍行 と乗り換えて 13:43 春日に到着。病院の予約は 14:00 です。車内でお昼を食べなければいけないスケジュールになるので、あまりカロリーの高そうでないものを選んで駅で購入。味は…イマイチでした。(^_^; 長崎空港で売ってる空弁の「豚角煮丼」はムチャクチャ美味しいんだけど、カロリーは高そう。カロリー高くて美味しいのと、カロリーは低いけど美味しくないのとどっちがいいか迷うけど、美味しくないのはやっぱり「食べ損」っていう気がするから、この際美味しい方が…ってなんのこっちゃ。

行きは指定席を取ったのですが(4枚きっぷを買ったので指定も無料でできます)、乗客はそれほど多くないのに前の方の一角にぐしゃっと集められています。予約システムに欠陥があるんじゃないか? もっと散らさんかいな。

春日まではものっすご遠く感じたけど、何となく旅行気分で楽しかったりもしました (笑) 暇つぶしに本や iPod 等々を持参、久しぶりにニンテンドー DS でリズム天国(勿論ヘッドフォンで)もやっちまったぜい。

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春日駅から病院までは徒歩5分、との案内だったのだけど、地図がイイカゲンでかなり迷ってしまい、病院に着いたのは 14:00 を3〜4分回った頃でした。待合室は結構混んでるけど、回転はいいみたい…ここでやや不安に。あんまり話をしない先生なのかな。

案の定でした (ーー;) これまでの経緯をまとめて印刷していったのですが、ロクに読んで貰えず、問診もかなり雑で、触診はまったく無し。MRI と頚部のレントゲンのみでの診断でした。説明もかなりの早口で、こちらにあまり口を挟ませてくれません。脳神経外科なのに、皮膚の美容みたいなこともやってたりして、お金儲け主義なんじゃないかなあ…と訝しんでしまいます。

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診断結果は、軽度の頚性神経筋症候群あるいは変形性頸椎症ではないかということでした。頸椎がややデコボコしているようです。去年長崎の脳神経外科に行ったときも「頸椎が神経を圧迫している可能性がある」と言われたのですが、その時は特に対策を示されず、そうですかというしかありませんでした。

今回は置き鍼をしてもらって、筋肉の緊張を緩める薬を処方され、自分で出来る首の体操の方法を教えて貰いました。それから EMS の電気治療を丸椅子に座って10分ほど。背もたれのない椅子に座るのはもの凄く疲れる…のは私だけでしょうか? なんか余計に体が痛くなってしまいました (笑) とにかく姿勢が悪いのをなんとかせねば。

筋肉の緊張を緩める薬と、血管の収縮を防ぐ薬、血流を良くする薬を処方されました。が、そのうち血流を良くする薬(アデホスコーワ)は、今耳鼻科で処方されている「トリノシン」と同等品で、トリノシンを服用していることは先生に伝えてあり、「今飲んでいるものと併用しても問題ありませんか」と確かめたにもかかわらず重複していたのでした。薬局のひとが気づいて病院に電話してくれて、取り消して貰いました。

診断の過程で納得感が得られなかったことと、このミスとで、病院に対する私の信頼感がぐっと落ちてしまいました。一応処方された薬は飲んでみたのですが(これを書いているのは翌15日です)、たしかに首の辺りが大分楽な感じはします。いつも常に重い感じがしていたのが、大分軽減されています。首を回すといつもゴリゴリいうのですが、その音も小さくなった気がします。

でも、もしも診断と処方は正しいのだとしても、ちゃんと話を聞いて貰ってきちんと説明して貰わないと、納得感は得られませんねー。筋肉の緊張を緩める薬の「リオレサール」というのはどうも強い薬みたいで、ちょっと心配です。これまでかかったお医者さんのなかで一番よく話を聞いてくれる内科の先生に、服用を続けて良いか相談に行こうかと思ってます。

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話は前後しますが、13日は先月入院して検査したポリソムノグラフィーの結果を聞きに長崎大学病院に行ってきました。あのときは、いつも私が寝ている時間ではない時間に寝るように言われ、そのほかの時間は無理に起きているという状況での検査で、まったく寝付けず、こんなんで有効な検査が出来るんだろうかと不審に思いましたが…聞かされた結果は有り体に言えば「やっぱりちゃんと寝られてません」というだけのものでした (笑)。一番深い段階の睡眠の脳波はゼロだったらしいです。

そりゃ脳波計測するまでもなく、自分でも全然寝られん!と思ってたものなあ。費用も結構掛かったのですが、意味があったのかなあ…きっとあれのお陰で難聴とメマイが出たんだろうしなー。どうして、いつも寝てる時間に寝かせて調べてくれないんだろう。昼間ヒマで、一生懸命寝ない様にしてたのに。

で、13日から「睡眠日誌」というのを付けてます。何時から何時まで寝たか、何回目が覚めたか、なんかを記録するんです。めんどくさー。

でも長大病院の先生はとてもよく話を聞いてくれて、説明も丁寧なので、通い甲斐はあります。それだけでお医者さんの善し悪しを判断していいものかギモンにも思いますが、医者のコミュニケーション能力って大事ですねえ。

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というわけで、診察が終わって薬局を出たら4時半頃でした。薬局の人が親切に色々説明してくれたので、ここに30分くらい居たかも (笑) 外は夕焼けがキレイだった…(#^_^#) 春日から今度は 鈍行で二日市へ→急行で鳥栖へ→かもめで長崎へ。席の予約をする時間も機会もなかったので自由席車両に乗ったら、満席で デッキにひとが沢山いました。げげげ…と思ったんですが、隣の佐賀駅でかなりの人が降りたので、そこからは悠々と座って汽車の旅。

長崎駅には7時頃到着、駅のクリスマス飾りがキレイでした♪


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さて、頸椎のゆがみや首の筋肉の緊張が原因かもしれない、ということで、早速次の手を打ちました。首の体操は続けようと思いますが、それとは別に、アレクサンダー・テクニークを試してみようかと。以前から興味はあったものの長崎では教えてくれる人がいないので受講できずにいましたが、今回のことで必要性をより強く感じたので、関西に行ったときに時間を作って通ってみることに。如何に体を楽に使うか、というトレーニングです。

頸性神経筋症候群のことを教えてくれたマイミクさんが、東大阪の AT の教室に通っていて、そのレポートをいつも興味深く読ませて貰ってます。今週末あまとらの練習で帰阪するのですが、彼女の先生に連絡を取ってみたら、来週の月曜日がちょうど空いていたので、長崎に帰る前に午前中レッスンを受けることになりました。ちょっと楽しみです。

40数年かけて悪い姿勢のせいで今の状態になっているんだとしたら、治るのにも相当時間がかかるんだろうなあ、と思いますが(しかもレッスンは運が良くても月に1度しか受けられないし)、なにか発見があると良いなー。
category:不定愁訴関連  コメントを読む・書く (0)

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