合唱とアカペラバンド
2005/01/29 (土)
思えば、合唱の世界から遠ざかって久しい。中学の時に合唱を始めたけれど、それは合唱がしたかったからでなくて、ハモリたかったからだ。バンドという形でアカペラを始めた時にハッキリそれを自覚し、それから合唱には未練が無くなってしまった。何が違うんだろう?
合唱団に居た時は、自分が何をしても周りに何の反応も起こらず、何の影響ももたらさない無力感があった。自分の力量・声量がないせいもあるんだけど、全体的にアンテナを張ってる感じが乏しい。それで、「別に自分が居なくても良いじゃん」という気になってしまう。私が役に立つのは最初の音取りのときくらい。
そして、自分はハモリたいから歌っているのに、隣のひとと同じ音程を出さないといけないのだ。これだとハモリ欲求満足度はガクッと落ちてしまう。しかもそれが、他で鳴っている音とハモリに行くために出したい音と違う場合は、どちらに合わせるべきかという苦渋の葛藤をも生む (笑) 。
それから、合唱は何というか、歌詞の持つ「重み」がポピュラーソングよりも重い、という感じがする。自分は文学とか文芸の世界から遠いところに居るので、歌詞から曲想を読みとって云々、という能力が思いっ切り欠落しているのだ。また、そういうことをしたいという欲求もない。合唱の世界には、歌詞や音型をものすごーく深く掘り下げて、考え抜いて歌っている人たちが沢山いる。そういうことに面白味を感じながら歌っている人からしたら、私のようなノーテンキな歌い手と歌っていたらもどかしいだろうと思う。
少人数であれば合唱も楽しいとは思うけれど、クラシックとかルネサンスものとかっていうのは様式というものが先にあって、それを理解してそれに沿った形で演奏をする必要がある。ポピュラーやジャズにももちろん様式は存在するが、演奏者の自由度は後者の方が高いように思う。有り体に言ってしまえば、前者の様式に対する希求心が自分の中に無いだけなんだろうけど…まあ要するに、クラシックやルネサンスを真剣に追求する人たちと一緒に歌う「引け目」みたいなものも、あるんだろうな。
それじゃーポピュラーなら合唱でも満足かというと、それもちょっと違う。合唱団で歌うポピュラーソングは、「なんだかなあ」と感じることが多い。合唱という形式が、そもそもポピュラーと相容れない要素があるのではないかとすら思う。ポピュラーソングは歌い手の色がより前面に出てくるもので、ポピュラーっぽさというのは細かい歌い回しで出たりするものなのに、合唱はパート内で歌い方を揃えようとする…ちょっと型にはめて考えすぎだろうか。でも何回か合唱団でポップスを歌ってみて、なんだか自分の中ではこんな風な結論に達してしまった。
合唱団に居た時は、自分が何をしても周りに何の反応も起こらず、何の影響ももたらさない無力感があった。自分の力量・声量がないせいもあるんだけど、全体的にアンテナを張ってる感じが乏しい。それで、「別に自分が居なくても良いじゃん」という気になってしまう。私が役に立つのは最初の音取りのときくらい。
そして、自分はハモリたいから歌っているのに、隣のひとと同じ音程を出さないといけないのだ。これだとハモリ欲求満足度はガクッと落ちてしまう。しかもそれが、他で鳴っている音とハモリに行くために出したい音と違う場合は、どちらに合わせるべきかという苦渋の葛藤をも生む (笑) 。
それから、合唱は何というか、歌詞の持つ「重み」がポピュラーソングよりも重い、という感じがする。自分は文学とか文芸の世界から遠いところに居るので、歌詞から曲想を読みとって云々、という能力が思いっ切り欠落しているのだ。また、そういうことをしたいという欲求もない。合唱の世界には、歌詞や音型をものすごーく深く掘り下げて、考え抜いて歌っている人たちが沢山いる。そういうことに面白味を感じながら歌っている人からしたら、私のようなノーテンキな歌い手と歌っていたらもどかしいだろうと思う。
少人数であれば合唱も楽しいとは思うけれど、クラシックとかルネサンスものとかっていうのは様式というものが先にあって、それを理解してそれに沿った形で演奏をする必要がある。ポピュラーやジャズにももちろん様式は存在するが、演奏者の自由度は後者の方が高いように思う。有り体に言ってしまえば、前者の様式に対する希求心が自分の中に無いだけなんだろうけど…まあ要するに、クラシックやルネサンスを真剣に追求する人たちと一緒に歌う「引け目」みたいなものも、あるんだろうな。
それじゃーポピュラーなら合唱でも満足かというと、それもちょっと違う。合唱団で歌うポピュラーソングは、「なんだかなあ」と感じることが多い。合唱という形式が、そもそもポピュラーと相容れない要素があるのではないかとすら思う。ポピュラーソングは歌い手の色がより前面に出てくるもので、ポピュラーっぽさというのは細かい歌い回しで出たりするものなのに、合唱はパート内で歌い方を揃えようとする…ちょっと型にはめて考えすぎだろうか。でも何回か合唱団でポップスを歌ってみて、なんだか自分の中ではこんな風な結論に達してしまった。
うぬぬ、同感なのです。
私、声が細めなので
声の幅がある人が近くにいると
自分の声が全然聞こえなくなって
つまんなくなって ダメなんです〜。
1人1パートになってみて
一歩前に出て歌うことを初めて体験したのが
20代の後半。
ソロ という意識が持てなくて
苦しかったのですが、今では
1人1パートじゃないと いや(笑)
でも、隣でハモってくれないといや(笑笑)
合唱団で得たことというのもとても大きかったので、決して回り道では無かったと確信してます。
ちっひーさんはまた合唱も始められるのですね。楽しんで下さいね〜。
ただ私の場合、合唱にどっぷり浸かったのは大学の時でしたが、その時は学生指揮でしたし、社会人になって入った合唱団も、ママさんコーラスみたいな「先生 対 生徒」の図式はなくみんなで作る感じだったので、団員に少なからず私の影響を与えることはできたかもしれません。
合唱団で歌うポピュラーソングが「なんだかなあ」と感じるのは、合唱団でポップスをアレンジしてたのでよくわかります。歌い方を揃えると合唱っぽくなる点を逆手にとって、歌手の歌いまわしをそっくり譜面にしたこともありましたが、変に揃ってキモチ悪かったです(笑)。
ポップスというのは、いくら東混やキングズシンガーズであっても合唱団が歌うと押しなべて「なんだかなあ」感が否めないですねぇ。決定的にノリが違う。やっぱり指揮者を前にして歌うモノじゃないんでしょうね。
合唱ってなんであんなに気難しくしちゃってるんでしょうね。歌詞の意味とか作者の意図とかを伝える、みたいな。
「メンタルハーモニー」なる言葉もあるくらいで、いやいや普通にハモろうよ、って思ってしまいます。
そもそも気質がちがうんでしょうね。私なんかは「芸術家」よりも「職人」に近いんじゃないかと。
私の入った合唱団も、「先生 対 生徒」っていうところは無かったです。…ていうか、そういうところを避けて選んでたんだと思います (笑)。ただ、自分の影響云々っていうのは、歌っている最中にリアルタイムな感じで欲しいんですよね。相手の出方にこちらが反応して、こっちが何かすると相手が何か返してくる、インタラクティブな感じが欲しいです。それが感じられる時は幸せで、こっちが信号出してるのに相手から反応が無いと、「えーん、聴いてよ〜」と悲しくなったりします。合唱団でそれを得るのは難しいです。
合唱ポップス「なんだかなあ」感はまったく同感です。歌い手から自然に出てくるコブシを全員で強制的に揃えてやったら、ギャグになりそうです (笑) 。「東混ポップス」は考えたくないですが(爆)、キングズシンガーズなんかは、私にはあまり違和感が無く、「ああいうジャンル」に聞こえてしまって結構好きです。(^^;;;
念のため誤解の無いように言っておくと、「いろいろ考えながら歌う合唱」に対して、私は異論を唱えているわけではなくて、やっている本人達はそれを「気難しい」とは考えてないと思うんですよ。そうすることが楽しいからやっているんだと思います。逆に、恐らく合唱っていうのは割と、そうしないと楽しみが半減するような性質のものなんじゃないかな、と思ったりもします。ただ、自分がそういう場に入ることがシックリ来ないだけで…。
私も「芸術家」よりは「職人」肌です。アカペラのハモリパートが好きなような人は、きっとみんなそうなんじゃないかと思います!
ヒロシです。アカペラは赤くて薄いものだと思ってました。
ヒロシです。僕の名前は本当にヒロシなんです。
それはさて置き。
うっひょ〜、ブログになってるぅ〜!
最近ブログ勉強中なんですが、これがなかなか手強いです。楽をしようと思って始めたのに…。
あ、そう言えばブログのタグって、画像も改行も全部閉じてあるでしょ。
これからはこういうタグになっていくのかなぁ。
って、こんな記事ここに書いたらコメントにならないですね。
済みません。m(_ _)m
このブログは借り物なので、HTML をいじってはあるんですが、とてもお手軽でした。だけどやっぱり細かい点が思うとおりに行かないので、ゆくゆくは自分のサーバにCGI を設置しようかな〜と思ってます。また時間を忘れてハマってしまいそう… (^^;;;
とか とかっていうのは私も見慣れないなーと思ったんですが、xml とか xhtml とかではこうしないといけないらしいですね。データの汎用性を持たせるために、Blog もそうしているのかもしれませんねー。
今後はそうなるらしいという話を前にお話したことがあると思うのですが、
まさにそうなってきたのだと思います。
もともとタグはテキストをマークアップする為のもで、
それ単体が意味を持ってはいけないという考え方からだそうです。
XMLは基本的にデータベースなので汎用性重視なのですが、
XHTMLはウェブページなので、基本的には区別して考えたほうが良さそうです。
そう言えば「キリマンジャロ」は「キ・リマ・ンジャロ」だと聞いたことがあります。(ホンマかな?)
あ、「サイコキネシス」の話を思い出しちゃった。
言語に関しては興味のある範囲で中途半端にかじってるだけなのでよく判りませんけど、ブログのデータは CGI だかが読み出す対象になってるものですよね? だとしたらデータベースの意味もあるのではないのですか? アチコチに引っ越ししたり、自分で CGI 設置したときに、そのデータベース部分だけ持っていって引っ越し出来るんじゃないかと期待してるんですが。Livedoor のブログは、「Movable Type」とかいうブログで使える形に書き出しが出来るというので、ここに決めました。甘いかも。
キリマンジャロは「キリマ」(山)+「ンジャロ」(輝く)でしたね。なんかミリオネアかなんかでやっていたような気がします…「サイコキネシス」ネタ懐かしいですね (笑)
そっか、「キリマ」(山)+「ンジャロ」(輝く)なんですね。
これで安心して眠れます。(寝てなかったのかよ)
ブログ(MovableType)は表向きだけCGIで出来ているのですが、
中で主に動いているのはPHPのようです。
改造すれば普通のHTML(改行タグを閉じないタイプ)にもできるそうですし、
XHTMLはデータベースの中に入るデータのうちの1つに過ぎないなのです。
もちろん引越しは出来るはずですので安心して下さい。
ブラウザの対応という面では、
既にNN4がスタイルシートやインラインフレーム非対応ですね。
ウェブページを作る時は、いつも一応スタイルシートを切って、
意味が通じるかどうかを確認して、
インラインフレームには重要な事項を入れないようにしています。
僕は自動ポップアップを使いませんが、
自動ポップアップ抑制ブラウザってのも多くなってますね。
いやはや、骨が折れます。
ヨネちゃんの所は、Movable Type 使っているのですね! う〜んさすが。ブログのデータは、「AUTHOR:」とか「TITLE:」とかのラベルで整理されてるベーターベースで、「BODY:」の部分に入るデータを XHTML の形式で保存してる、とかいう意味なのかな…早く引っ越ししたいです。でも実際の引っ越しがまだ片づいてません…こんきちです…
過去のブラウザが新しい書き方に非対応なのはしょうがないですが、せめて逆にはならないことを祈ってます! どーかひとつ!
こんきち道ではインラインフレームは今の所「キリ番チェック」にしか使ってない(はず…確か。/笑)んですが、使ったら色々手軽にできそうでいいですね〜。NN4 のユーザさんはとても少ないようなので、使ってしまおうかしら。拙宅は既にスタイルシート部分では NN4 のみなさんには申し訳ないことになってます (^^;;; NN4 を切り捨てると、すごーくラクになるんですよねー。
あーあ、ブラウザ間で表示方法統一してくれたらラクになるのにな。WEB ページを仕事で作ってるヨネちゃんのような人達には、表示の統一という課題はトンデモない苦労だろうと思います。文字画像や Flash に逃げたくなるヒトが多いの判ります。
ですので、中に入るデータは、HTMLでもXHTMLでもTXTでも何でも良いんですよ。
あ、あと連続した改行を
にしてくれるところも良いですね。
MovableTypeは、とても沢山の人が使っているみたいですので、カスタマイズの鍵がいろんなところに公開されていて非常に助かります。
でも、最初は全く何が何だかチンプンカンプン。HTMLでも無ければCGIでもない「Movable Type Template Tag」という異国語に悩まされました。
あと、しょっちゅうバージョンUPする(ちりこんのサイトも構築から公開までの短期間に2回ものバージョンUPがありました)ので、他サイトで紹介されているタグも、バージョンが違うと使えないことがあったりするのですが、その考え方をもとに考えれば結構できちゃう場合が多いです。
日本語版は最近できたので、日本語に特化した問題が最近までかなり発生していて、今後もいろいろな不具合が発見されていく可能性が高いと思います。
主にエンコードの問題なので、サーバーによって不具合が出たり出なかったりするようです。
最新版の3.151は、以前使っていた3.121に比べて比較にならないほど激軽になっているのでオススメです。
「キ・リマ・ンジャロ」が正しいのですね。これで安心して爆睡できます。調べて頂いてありがとう御座いました。感謝です!
引越しが終わったら(ブログも家も)「ブログ」カテゴリーを希望します。
しかし実際の引っ越しの方も、ある程度生活できる位までに片付けちゃうと、ついつい手が進まなくなっちゃうモノで…困ったもんです。あと一頑張りです。