こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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あまとら練(12)

練習後、慌てて伊丹に向かう。今日はいつものスタジオが取れないので、あまとらが黎明期に練習に使っていた「くすのきセンター」をシミニック氏に押さえて貰った。いつものスタジオから機材を持ち込んで練習。ここは地域のご老人達がよく利用しておられるようで、他の部屋からは民謡とか演歌のカラオケとかが聞こえてくる (笑) が、歌い出してしまえば気にならない。

今日もTSURUさんが参加できないので、4人での練習。濃かったわ〜。

今回はちょっとショックな出来事があった。歌っている最中に、他のパートの音がズレているように聞こえたので、それを指摘したが、合意に至らなかった。んで、D16 に録音していたのを聴いてみたら、やっぱりおかしいように聞こえた。が、そのパートだけを抜き出して聴いてみたら、思ったようなズレが無かったのである。

私はアウトプットはともかく、耳にはそこそこの自信があり、内声を歌っている限りはどのパートもキッチリ聞きながら歌えるつもりだったので、これは結構ショックだった。歌っている最中にオカシイと思っても、録音を聴いてみたらそうでもなかった、あるいは自分の方がオカシかった、ということはこれまでも度々あったが、録音を聴いてもオカシイという確信があったのに、そのパートを抜き出してみたら違う結果に聞こえた、という経験は初めてだった。そういうこともあるのだなあ…特に低くて音質がこもっているような時には、間違い易いのかもしれない。これからはこれを踏まえて、自分の耳を過信しないようにしなければ…。該当パートのかたには大変ご迷惑をお掛けしました。

それともうひとつ困るケースは、特にあまとらに限ったことではないが、録音を聴いてやっぱりどうしても音程ラインが狂って聞こえる場合、正しく聞こえる時と狂って聞こえる時をそれぞれ指摘しても相手の理解・同意が得られない場合だ。前向きに検討し合える場合はまだいいのだが、「どっちも同じだ」と切り捨てられてしまうともう打つ手が無くて、それ以上先に進めない。

自分の例で言うと、ラインが狂っているように聞こえる、と指摘されて録音を聞き直してみても自分では判らず(勿論、判る場合も沢山あります)、考えあぐねていたら、発音や音色の問題かもしれない、と言われ、そこを直したら相手にもナットクのいくようなラインが出た、というケースはあった。確かに響きの場所が変わるだけでシックリ来なかったりする場合もあるのだが、上の例はそれとはまた違う。

こういう問題って、見解の相違というモノが存在するものなのだろうか? 例えばトライトーンとかには、こういう問題は起こらないのかなあ…起こった時はどうしてるのかなあ…って、レベルの違いすぎるモノと比べてますが。とにかくまずは合意が取れないと、みんながシアワセになれない世界だからな〜。

少なくとも意地になって認めない、なんてことだけはお互いに無いようにしたい。出来ることは、それに尽きるように思う。自分では出来ていると思っていたのに出来ていないことが判明してショックなこともこれから沢山あるだろうけれど、いくつになっても素直に受け止められる態勢を自分の中に作っておかねば。
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