こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

■ アカペラ楽譜のネットショップ【こんきち堂】オープンしました ■
  ← 戻る(旧) << Top Page >> 次へ(新) →  

精霊流し

さだまさしの歌で有名な「精霊流し」。シットリした曲から想像するようなしめやかなものとは対極にあるシロモノでした。くんち張りの船を大勢で引いたり担いだりして、周りで爆竹を鳴らしまくるのです。我が家はテレビ局のカメラも張ってるくらいの祭のメッカ沿いにあるので、そりゃもう凄い騒ぎです。窓を閉め切った8階の部屋の中にいても、アラレが降り注ぐトタン屋根の下に居るかのような爆音が、夕方5時頃から夜の10時半までひっきりなしに続いていました。

もっと驚いたのは、深夜番組で一般市民の「船」を紹介していたこと。「○○さんは浜町商店街の△屋さんの社長で、生前は●●がお好きだったそうです」とかいって、勿論全員じゃありませんが一人ずつ紹介しています。すごい…! ローカルFMみたい! 樺島町で亡くなったお婆さんの「船」は、去年コッコデショを担いだ人達がコッコデショのかけ声と共に担いでいました。なんだかいいですねえ、情が厚くて。

近年爆竹を人に投げつける輩が居て、ヤケドしたり鼓膜が破れたりする事件があったと聞いていたので、私は夕方前に買い物を済ませて自宅で大人しくしており、時々上から覗くに留めていたのですが、その事件があってからは規制が以前よりも厳しくなったそうで、警察官も沢山出ていました。昔は爆竹がもっと多かったし、道端で花火もバンバン上げて、我が家の前あたりでは船をぐるぐる回したりしていたらしいです。今年は回しちゃった組が一組だけあって、お巡りさんに止められていたそうな。ダンナが会社から帰ってくる時、爆竹を沢山鳴らしすぎて暴発みたいになっちゃって、お巡りさんに取り押さえられてる人を目撃したと言ってました。

爆竹投げつけられないのなら、耳栓して下に降りてみれば良かったなあ。せっかく目の前を通っていたのに(ちなみに商店街ではアチコチで「精霊流し用耳栓」を売ってました)。こんなに賑やかに送り出して貰えるなんていいなあ、とちょっと思いました。

写真はベランダから撮影したもの。暗くなりかけていたところにズームで撮ったのでボケボケです。
category:長崎 [観光&食]  コメントを読む・書く (0)

Comments

Comment Form


※ メールアドレスは入力しても公開されず、管理人にしか見えないようになっています。
 
※ 外国(或いは特定の接続IP/PROXY経由)からの投稿は、スパムフィルターに弾かれます。
 その場合は email 欄に「let_me_through_svp」と入力してください。
 
※ コメントが投稿できない場合は、お手数ですがこちらまでご連絡頂けると嬉しいです。