こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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純正調と平均律

いつも静かな2●ゃんねるのアカペラスレッドが、今「純正調と平均律」の話で盛り上がっている。新曲の練習の際、平均律の MIDI を聴きながら音取りをすると、合わせて歌った時にピッチが数セントずれてハモれない、というのだ。ホントか? 絶対音感のあるひとは純正調でハモれないとか、混乱した見解が飛び交っている。絶対音感・相対音感の問題と固定ド・移動ドの問題をごっちゃにする人が良くいるけど、音律と絶対音感の問題をゴッチャにするひともいるらしい。

このスレには純正調ということに拘っている人が多くいるようなのだけど、平均律と純正調を意識してちゃんと歌い分けられる人ってどのくらい居るんだろう。平均律でもキッチリ音程が合っているアカペラバンドが居たら、それだけで驚異的に上手い! と感じるだろうと思うのだけど、そういうバンドにはアマチュアでは殆どお目に掛かれない。勿論あまとらもブレまくり。

純正調にあまりに拘り過ぎることには、個人的に猜疑心がある。もともと私達が歌っているような歌は、イオニアンスケール(ドレミファソラシド)に出てくる音だけで出来てるワケではないし、転調だってある。最初に基音と決めた音を基準にした純正調で歌っていればハモるというものではないだろう。もしドレミファソラシドしか出てこない歌を歌っていたにしても、レファラは変な和音になるとかの問題もあり、その辺をどう調整するかという話になるともう私にはお手上げ。せいぜい、今鳴ってる和音での根音から見て長3音は低めに、短3音は高めに、メジャーセブンスは低めに、セブンスは高めに取ると、逆よりはキモチイイ、と感じる程度で、それだってある程度長さのある音を出す時、かつ練習時ピアノを叩きながら音の確認をする時にちょっと気にするくらいだ。

アタマデッカチになり過ぎることには、かなり抵抗を感じる(同じ理論を呈示していても、本人に感覚の理解が伴う場合はそれはアタマデッカチとは言わない)。あそこで他人がワイワイ言っているのはヒトゴトなので一向に構わないけれど、バンド内でやられたらヤだろうな。
category:アカペラ・音楽  コメントを読む・書く (16)

Comments

きゃー、こわい会話が行われてるところがあるのですねぇ。汗汗…
ところで、うちの古楽の先生は、曲によりますけれど、よくピタゴラス音律でと推奨しますよ(笑)ピタゴラスについてははなしに上がらないのかなぁ。

これって純正とくらべると平均率に近いらしいです。ピタゴラスと純正率と平均率のヘルツの差については詳しく暗記していないのですが、不協和音(3度とか6度とか)の違いがかなりあるようです。わ♪
私もよく体感していないと思いますけれど、一番感じられるのはミの高さです。(つまり音階中のミの立場にある音)

この時代の音楽が横の旋律ラインを重視していることが多くて、その時ソルミゼーションで呼んだときのミ→ファ(つまりシ→ドという観念が無い時代で、ラより上に行くときにはソをミと読み替えて続けていく方法…だったと思う…で、半音のことを常にミファと読んだのであります、確か…)は、とっても狭く、ミを高目にして、導音な感じをたっぷり聞かせる。
ではその時ハーモニーはどうなってるだろうか、、、たぶん平均率に近い音。「和声」という観念ができるずっと前の音楽だということをちゃんと理解しておかないとならないようです。このすごくミが高くなってるときの和音はね、その場にいるとものすごくゾクゾクするほど緊張感があって、わわわわわわ!どうなっちゃうの!という危うさがあるの。で、次のトニック和音ではものすごく平穏な感じがでる。これをうちの先生たちの間では、解脱といってます(笑)解脱しろ!解脱しろ!きゃー、宗教ちっくだ(笑)
そして解脱感を出すためには、その前の音で充分に倍音を鳴らし、高めのミを聞かせることなんだそうです。そうやって作った音楽に結果的に現れるハーモニーの進行は、ものすごく進行感があります。つまり、いちいちどこ和音も純正率でハモらせていった場合は、とても平穏で、穏やかな、落ち着いた音楽になるのですが、どこをきっても同じ、というような、ルネサンスの退屈な音がするんです。私はそういうわけで、先生がやっていることがとても楽しく、正しいかどうか分からないのですが、なかなかいいなー、と思っています。
それに、ルネサンスを、ちゃんと中世から、グレゴリオ聖歌からコツコツ研究して学んでいる先生なので、けっこういい線なんじゃないのかなーなんて、思ってます。

大事なのは、その音楽の様式感にあった音だと思いますし、また、そのことで表現できる和音の表情を知っていて使い分けることではないかと思いました。
でも私はなかなか高めのミができないんだぁ。
なぜかというと、こわいからなんだと思う。上声部で、和音を突き抜けてキラリと光らなくてはならないシーンでちゃんと光るのがこわい…。綺麗に穏やかにハモるほうが、飛び出さなくて隠れられるからね。いかんいかん。がんばるぞーぃ。

そうそう、1月にスタジオ・アルシスのレッスンをグループでうけたときには、ジャズやポップなアカペラでは平均率でやることが多いとか、ジャズはとくに平均率の音楽だとかいわれました。
でも、基本3和音などの音を鳴らすとき、その曲での使われ方にもよるのでしょうが、適宜そこは純正にしたりするとかいわれました。

あー、長くなってしまったー。ごめんなさい!
2005/09/02 16:28【 ともべ 】
ごめんなさーい。ソをミと読み替えるのではなく、ソの次にミと読み替えるのでした、つまりsol(ソ)の次がmi(ミ)ってことです。

http://dionysus.jp/DICT/name/3-so.htm#solmization

こんなのを発見。。。あぁ、世の中スゴイ人がいっぱいいるのね…
こういう時代の話は、あまりひとつの情報だけで信用しないほうがいいようですが、たぶん間違ったことはいってないみたい。
2005/09/02 16:39【 ともべ
ナンチャッテ純正調野郎のワタシです。

先日、近所の飲み屋で、バッハの平均律曲集の話題になり、
あれはホントは誤訳という話から、音律の話になって、
だんだん酔いがまわって、鍵盤を調律する話と、
歌を歌う時の話がゴチャゴチャになって
悪酔いしました。


ピカルディを決めるときなんかは、最初思い切り高めに
輝かしく入って速やかに14セント低めに落ち着いていく
(あくまでイメージ(^_^;))のが好きです。
いつもベースなのであまりチャンスはないですが。

音律についてはこちらにも濃いのがあります。
http://nagasm.suac.net/ASL/temper/index.html
2005/09/02 21:24【 馬論〜 】
5度は高めもお忘れなく。
2ち。まぁ私も読んでますが盛り上がってますねー。
まぁ平均率キーボードで音取っても、ちゃんと歌える人は
すぐハモる所にいくだろうとは思いますけどね。
だいたいそんなに平均率で歌える能力があんのかいなと思っちゃう。
だいたいドレミファソラシドで母音が変わっても同じ音程をキープ出来る人が少ないと思いますけどねぇ。
絶対音感の人でも、自分が思ってる音を出してるとは限らないものね。
前に一緒に歌ってた人は絶対音感だったけど、ウ母音が低く、イ母音が高かったからその都度合わしてたけどね。
結果がハモってれば、OKなわけで。
で、絶対音感がバンドに2人いるとかなりケンカしてますね。
本人達はわかってないかも知れないけれど。
私個人は曲のコードで5度は高めとか、長3度は低めとかでは歌ってないですね。
どこかに拠り所を見つけてあわせてます。
字ハモだったら、TOPのメロディーにひたすら合わしに行くようにしたり、
バッキングだったら、だいたいTOPノートに合わしてます。
うまく行くと、2声の字ハモでもずっと倍音が出たりします。
結局それが音の厚みを出すことと思ってるんですよ。
まぁハモることに関して幸せだったのは、ピアノを習わなかったことかな。
やっぱりラインで歌われると気持ち悪いですしね。
ピアノ自体はやっときゃ良かったーって思いますけどね。
barbershopの世界ではring&lockって言うんだけど、
最終的には倍音が出てるかどうかなんですよね。私的には。
最後に。みんな平均率で歌われたら、ハモって聞こえないと思います。
それはJAZZでも、バックがあるなら平均率でも、
アカペラなら、うまい人程かってに純正調に行くと思います。
キーボードのドミソは気持ち悪いー
2005/09/02 21:25【 ぎだ 】
人間の声は普通は鍵盤みたいに音階が固定されてないので、
次の和音に移る時はピタゴラスだろうが順八逆六だろうが
原則なんでもありと思うんです。

性格も育ちも違う人間が集まってハモる時は
互いに五感を総動員して、次の和音の自分のパートの
スィートスポットを総合的に探りながら歌うことが
大事と思います。

言わば「動体聴力」ですな。
2005/09/02 23:21【 馬論〜 】
うわー、みんな食いつき良いなあ。出先からなのであんまりちゃんと反応できませんが、取り急ぎ…

★ ともべさん ★

ピタゴラス音律については、あちらでは全く話題に上りません。知らない人も多いんじゃないかなあ。なんだかね、上っ面で「純正調純正調」言うてるようで気持ち悪いんです。

ドへと解決に向かうときのシは高めが気持ちいい、というのは感覚的にわかります。ミファをシドに当てはめるのなら、ソをドと読み替えるのではないのかしら? 私イマイチ飲み込めて無いかも?

様式にあった音階、というのは、本当にそうなんだろうなーと思います。私はルネッサンスものに愛着を感じていなくて、普段親しんでいないので、余計に純正調の良さがわからないのかも。ネットで平均率と純正調の聴き比べをしても、純正調で鳴らした音楽を気持ち良いと思わないんです。なんだかボーっとした音だなぁと思ってしまう…。ジャズをやるのに純正調にこだわる理由ってあるのかな?といつも疑問に思います。

「これが気持ちいい」という感覚が先にあって、あとから理屈付けがくると、きっとシックリくるんだろうなと思うのですが。信頼できる人の指導のもとで、体験してみたら面白かろうと思います。

★ 馬論〜さん ★

ピカルディ…うわーだめだー。わかりません〜。お家に帰ったらご紹介いただいたサイトもじっくり拝見して、また改めてレスしますね!

勿論人の声は調整自由なんですが、その都度その都度調整していって、結局始めたときとドの音が違っちゃったりなんてことはないのかしら??素朴な疑問。結局は、その場にいるひとがみんな気持ちいいと思えれば、理屈はどうでもいいじゃんと思ってしまう私なのです。

★ ぎださん ★

5度の格差は私にとってはほとんど問題にならないです(^_^;) 普段ほとんど気にしてないです。「だいたいそんなに平均率で歌える能力があんのかいな」というのが、正に私が言いたかったことです!(笑) 性格悪いですけど、こういうこと豪語してる人たちの歌が聞いてみたいと思いました。

絶対音感がバンドに複数いたら大変そうですね〜。幸いそういう経験は無いです。それに、わかっててもちゃんとその音を出してるかどうかはまた別、というのも大賛成。倍音のことになると…私は普段は倍音って聞かないですね〜。コテコテの和音のものばっかり歌っているせいでしょうか。やっぱ、ジャズ歌うのにあんまり倍音って関係ないような気がするんですよね。ちょっとでもビブラートがかかっちゃったら、テンションなくてももう倍音は聞こえないだろうしなー。

平均率で歌われたらハモって聞こえないかどうか。これがイマイチよく判らんのですよね。一個一個の音を、これは何セント高いから平均率、とか聞く耳がないので、本当に平均率で声の和音を出したときに気持ち悪いかどうか、実感が無いです。自分が気持ち良いと思ってはめにいってる場所が平均率なのか純正調なのかさえ、実感できてません。私は本当に純正調の和音を気持ち良いと思えるだろうか?

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帰宅後、またじっくり反応しますね。みなさんありがとうございます。
2005/09/03 00:14【 こんきち 】
> その都度その都度調整していって、結局〜

そうなんですよ。曲(編曲)にもよるけど、正しくハモると
上がる曲もあれば下がる曲もあります。でもあんまりずれると
曲のイメージ自体変わってくるので、どこか要所要所で
立て直しながら進むことになります。
鍵盤上ではありえないことですが。

曲全体の調性感を保ちつつ、和音ごとのハモリ具合に
気を配る、その様子にグループの個性やコンディション
が現れたりするのがアカペラの苦労であり楽しみでもある
...ですかね。

鍵盤楽器ではいくらでも細かい調律ができるので、
一口に「純正律」といっても何十種類!もあるようです。
これはまた奥の深い世界で、コーラスの現場で
「ミは低めに頼むよ」と言ってるのとは話が違います。

合唱団の練習中に、この曲は
キルンベルガーでとかベルクマイスターなんて
あんまり聞かないですもんね。
2005/09/03 02:36【 馬論〜 】
2●ゃんねるでそんなことが。。。
以前「ハモ理論」という記事を書きましたが、
http://let.sub.jp/hamoru/
物理的にハモれる音程は無数にあるわけなので、
気持ち良ければ何でも良い派で〜す。(楽観的)
2005/09/03 14:53【 ヨネちゃん
帰宅しました。ゆっくり考えながらレスをば。

★ ともべさん ★

ピタゴラス音律は、振動数の比が2:3になるような完全5度をたくさんつくろうとする方法ですよね。ド→ソ→レ→ラ→ミ と作っていって最後に出来る「ミ」と、純正調での、ドとの振動数の比が2:3になるような「ミ」の音で、ズレが出る、というようなことでしたよね。完全5度を重視した音律で、ミからファに「解脱」する横の流れがより気持ちよくなるというのは偶然なんだろうか。「解脱」する前の音で「充分に倍音を鳴らし、高めのミを聞かせる」というのは、よく判らないです…完全5度を鳴らした時に聞こえる倍音は、純正調の「ミ」なのではないのかしら? その倍音の「ミ」と高めの「ミ」をぶつけて緊張感を出す、という意味かな?

ジャズやポップなアカペラは平均律で、必要なときは適宜純正で、というのはとてもスッキリする見解です。私も、それがいいんじゃないかなーと感じています。ポップスで「純正調」を主張するひとがアタマに描いている「純正調」もそういう意味なんじゃないかと踏んでるんですが、どうなのかな。

結局作った人が純正調で歌われることを想定して作った音楽は、純正調という理論を当てはめるのに丁度いいように出来てるんじゃないかと思うんですよねー。ジャズやポップスは基本的に平均律を想定した音楽だと思うので、純正調の理論をキッチリ当てはめるのは無理なんじゃないかと。

ソルミゼーションについて、ご推奨のサイトをみて納得しました。ソの次がミになるのは、Bにフラットをつけた音階(ミクソリディアン?)の話なのですね。なるほど。

★ 馬論〜さん ★

ピカルディー終止について調べました。「Eフリギアから、 Eのメジャーに転調して終わる 」…でも実感が湧かなくて、結局判りませんでした(^^;;; 普段そういう音楽に親しんでなくてスイマセン。

お勧めのページは、以前純正調について調べた時に見たような記憶があります。しかしまあ、ひとくちにピタゴラス音律、純正調といっても、種類がたくさんあるようで、なんだかもう考えるのが嫌になってきました。そういうのを考えないといけない音楽に、あまり興味がないからなのか、単に脳みその持久力が足りないのか。

調整を重ねると、やっぱり最初に基準にした音の高さが変わってきてしまうのですね〜。そういうことの追求を楽しいと思える人には楽しい世界なのかも。私はちょっと敬遠します(^^;;; 能力が足りないということもありますが、同じ音楽好きでも、快感を感じる部分が違うんだろうなー。

★ ぎださん ★

「どこかに拠り所を見つけてあわせ」るときの「合わせる」幅が、問題になってくるワケですよね。ぎださんの場合は、その拠り所に対して常に倍音がでる高さを選んでるってことなのでしょうか。器用だなあ。それが狙い通りの音に行ったとして、その流れが気持ちいいのかどうか、私には今の所実感がないです。ドミソのような単純な和音の時には、「倍音が鳴るような気持ちいい音」というのは実感できます。そういう場面でそういう音を選べば気持ちいい、ということですが、そういう和音ばっかりの曲は、個人的には飽きてしまいます。

★ ヨネちゃん ★

そのページ、以前にも拝見してメールで話題になりましたよね! その時のメール記録を見たら、

 自分も好奇心から、こういった解説のページや本をいくつか
 読みましたが、果たしてそれが自分のパフォーマンスに
 影響を与えているのかどうかは不明なもので (^。^;)

 純正調・平均律についてはどう扱って良いのか自分でも
 体感的によく判っていない部分もあって、難しい問題だな〜と
 思うのですが。

という感想を漏らしていたようです。成長してないですね、私 (笑) 「気持ちいい音が鳴ればOK」な私なんですが、もし同じバンドのメンバーの間で、「キモチイイ」と思える鳴りが違って来ちゃったりした場合は大変だろうな〜と思います。今の所は、私個人は大きな齟齬を経験してませんが。
2005/09/05 15:36【 こんきち 】
>「Eフリギアから、 Eのメジャーに転調して終わる 」…

ワタシもこの説明では実感が薄いです(笑)

ひぐらしでもバッハのモテット歌いましたよね。
粛々と短調の世界が続いた最後にめでたく天から
救いの光が降ってくる。あれがピカルディの三度でんがな。

深刻な曲でこれをやると顰蹙を買いますが、
コンパのネタのひとつでもあります。
2005/09/05 19:47【 馬論〜 】
「充分に倍音を鳴らし、高めのミを聞かせる」というのは、聞かせるが間違っていて、「効かせる」みたいな感じかも(笑)
それはそうと…

んとねぇ。ここで書いた倍音とは単音でもなっているものの倍音を書きました。
その、解脱前のハーモニー(音程間)で鳴っている倍音、のことではなく、ミ→ファの動きの人が、ミを歌うときに、単独で倍音たっぷりの声を出す、という意味です。
音にはどんな音にも単音で倍音が出ててますが、誰かと誰かの2つの音が重なって増幅された倍音が聴こえる、というあの倍音の音とは、まぁぁぁぁぁぁったく違うことを書きました。

もし倍音という言葉で同じものがイメージできないのであれば意味がないのですよね、すみません、ん…
ものすごく響かせてる声です。でも「大きな声」とはある意味正反対な印象をもつ、美しくとても的があってる声で、音量は大きくも小さくも出来るのですが、いずれにしても響きの量がとても多い声のこと。
んー、
「充分に響きの的を絞って響きをいっぱいにして、高めのミを効かせる」という感じかな。。。ごめんなさい、ちゃんと伝えられなくていとくやし…。

だからして、これは発声と密接です。あんまり普通にはやってるひとみないと思う。誰もが。すんごく驚きますもの、この音聴いたとき。
一度わが師のソロをナマで聴いて欲しいですだ(涙)

ジャズアカペラは平均率でやる、といったのはアメリカでアカペラなどなどのトレーナーをしたり、作曲とか編曲とかしてるアメリカ人のマーク・ジョンソンさんです。今年1月、スタジオアルシスにグループで参加してレッスンをして頂いたときに。
あ、そうそう、そのときは、ぺんぎんさんと、うちらの2グループがレッスンを受けました。レッスンの最中に彼がうちのベースと代わって一緒に歌ったとき、、、すんごいすんごい感動したのを覚えています。
なんだろ、、、物凄いテンポ明確で、出す音と引く音が適切で、、、色っぽいベースでねぇ。はぁ…。
音程もさることながら、リズム感は命ですね…(涙)
2005/09/05 21:32【 ともべ 】
★ 馬論〜さん ★

あ、そうか! アレのことを「ピカルディ」っていうんですか。ようやく判りました。ん、てことは、「最初思い切り高めに輝かしく入って速やかに14セント低めに落ち着いていく」というのは、最後の終止和音の第3音を、延ばしている間に下にずり下げていくってことですか???

ひぐらしでバッハのモテット歌ったんでしたっけ。覚えてないや。σ(^◇^;)

★ ともべさん ★

解説ありがとうございます。倍音成分、ということですね。ナルホド。多分判ったと思います。

言葉の意味は判っても、これは実際聞いてみないと、きっと実感できないんでしょうねえ。ともべさんは精力的に色んな体験をしていますね。私は興味の範囲が狭くて、その上興味あること以外にはあまり首を突っ込まなくて、自分ながら狭量だなあって思います (笑)。

グループレッスンって、受けてみたいなあ…ものすごい緊張しそうだけど。大阪でもなかなかそんな機会ないのに、長崎では絶望的っぽいですね。リズム感…これはどこのバンドでも(私がやってるヤツ、って意味です)なかなか改善しない課題です。悩ましいなあ。
2005/09/05 23:54【 こんきち 】
寄り添うってのは、昔の「くず」は良くハモってたなぁって感じなんですけどね。
よくハモってる=倍音が出てるって聞こえるんですけどね。僕は。
テンションコードでもハモる位置は必ずあると思うんですけどねぇ。
気になってて、やったことないのは、dimの短三度を高めで重ねて行くのと、
平均率でやった場合、聞こえ方がどれ位違うのかなと。
詳しい人いませんかねぇ。
自分でヲタ録すればいいんだろうけれども。。。
5度は大分違うと思うんだけどなぁ。気持ちいいか分からないと言われたらそれまでだなぁ。
2005/09/06 00:10【 ぎだ 】
「くず」って聞いたこと無いです。見聞狭いなあ私。

倍音をちゃんと聴く機会が少ないので、自分たちの出してる音の周波数が整数比になってるのかどうかはよく判らないのです。「こっちのほうがキモチイイ」という幅は確かにありますが、それが倍音の出てる音かどうかは不明。テンションコードでも勿論、「こっちのほうが良い」と思う幅はあるんですけど、それを「純正調」と呼んでいいのか判りません。倍音が出てれば純正調なのか? 2●ゃんねるで喋ってる人はその辺判っとんのかいな、と思ったり。自分が判らないから彼等も判らないってことは勿論無いんですけど。

dim に関しては、感覚的には随分響きが変わるような気がしますね。是非をた録でお試しを。5度については…アカペラ練で歌いながらキーが狂ってないか確認するとき、根音と第5音をピアノで叩いて確認してますが、その時に違和感を感じないんです。他の音は違和感があるので、歌いながらは鳴らさないようにしてます。
2005/09/06 00:45【 こんきち 】
この話題はだんだん発散して、居酒屋でもいつの間にか
終電を逃してたりするんですが。

要は、純正律と平均律というより、
演奏中に音程を調整できるかどうか、
その折り合いをどうつけるかということですかね。

ピアノを純正律に調律することはできるけど、
歌い手側に合わせる気がないと合わないわけで。
2005/09/09 22:58【 禁酒中の馬論〜 】
> 要は、純正律と平均律というより、演奏中に音程を調整できるかどうか

こういう議論であれば、すんなり納得がいきます。自分で実感ができない理論で話をするのがダメなんですね、私ってば。
2005/09/11 22:59【 こんきち 】

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