こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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現代わらしべ長者

奇跡体験!アンビリーバボーで紹介されていた、アメリカのわらしべ長者の話。

One Red Paperclip

アメリカのフリーター青年カイル氏が、家にあった赤いゼムクリップからネットを通じて物々交換をスタートして、最終的に持ち家をゲットしようとしている、という話。

 赤いクリップ
   ↓
 魚の形のペン
   ↓
 子供が作ったドアノブ
   ↓
 バーベキューセット
   ↓
 ガソリン発電機
   ↓
 ビヤ樽パーティーセット
   ↓
 スノーモービル
   ↓
 カナダの田舎町 Yalk への旅行券
   ↓
 制服メーカー「Cintas」社のロゴが入ったトラック
   ↓
 CD レコーディングの権利
   ↓
 一戸建ての1年間無料借家権 !!!

なんと9ヶ月でここまで辿り着いた。欲しいのは持ち家なので、まだ交換は続いている。上で紹介した彼自身のブログによると、その後

 有名歌手 Alice Cooper と半日過ごす権利
   ↓
 KISS のロゴ入りスノーグローブ
 (球形のガラスに水が入ってて、振ると雪が舞うアレ)
   ↓
 秋に撮影予定のハリウッド映画への出演権

というところまで行っている模様。バーベキューセットの辺りで、カイル氏のブログは有名になってマスコミにも注目されるようになり、それからトントン拍子にバリューアップしていったようだ。

面白いのは、交換の時には必ず相手の家まで出向いて直接やりとりするという所。最初の交換のときにたまたま相手の家が自分の実家の近くにあり、たまたま翌日実家に帰る予定があったので、自宅とはアメリカの東と西のはじっこの関係だったにも拘わらず、直接交換にいったら非常に喜ばれた、というのがそのキッカケとのこと。

それぞれの交換にはひとつひとつ面白いエピソードがあって、需要の連鎖でモノが変わっていく様子も面白いが、直接会って見知らぬ他人との繋がりを持っているところにとても心惹かれる。殺伐とした印象のあるアメリカでこんな洒落たことができるんだなー。このヒトのパーソナリティが剽軽でイイカンジなのがまた、成功の一因なのだろう、きっと。

しばらくしたらアンビリーバボーのサイトの「バックナンバー」に詳細が載ると思いますので、興味のあるかたはそちらを Check it out!
category:アニメ・漫画・TV・映画  コメントを読む・書く (6)

Comments

わー、おもしろい!
何が欲しいか目的が決まってるのがいいですね。
途中でもっとほしいものが手に入ったらそこでやめる、ってのはもうできなさそう^^;
2006/06/09 08:40【 ともべ 】
とても面白かったけど、旅行券を使ってYALKまでSNOWMOBILEを持って行ったとしたら、次に交換する物がなくなってしまうと思うんだけど、どうなったのかしら。雪のないCALIFORNIAからカナダのYALKまでSNOWMOBILEで行けるわけないよね。旅行券は使わずにYALKまで持って行ったとすれば、随分高いものについただろうね。もっとも
他のものも全部自分で届けた、と言うんだから、わらしべみたいに長者にはなれないね。
2006/06/09 11:13【 あまのじゃく 】
もぉのすごく興味深く、面白く読ませていただきました。
こんきちさんのように、彼のプログを直接読むことができないのが残念ですが・・・。

しかし・・・最初の「相手の家に出向く」というスタンスを今でも続けているのだろうし、彼の個性みたいなものがみんなに受け入れてるところをみると、
最終的に、彼は一戸建て以上のものを手に入れるんだろうと、推察でいるわね。楽しいお話です。是非日本語版を見たいものだわ。
2006/06/09 12:20【 イノシシかおる 】
あ!失礼。アンビリーバボーには途中まで詳しくのってるのんですね。
2006/06/09 12:21【 イノシシかおる 】
昨晩、見てましたよ!
1円のクリップが120万円分の権利に・・・(*^^*)

てか・・・カイルのホームページ1日に30万アクセスって・・・すげ!
当社、6年かかってまだ30万に届きませんが・・・(^^;
2006/06/09 15:53【 平塚のPF 】
≡★ ともべさん ★≡

 最初に「クリップを家に変えよう」と思っちゃうところがスゴいですよね。
 これだけ注目されてると、家をゲットせずにはやめられないでしょう (笑)

≡★ あまのじゃくさん ★≡

 誰かと思いました (笑) 初登場ども。
 カレは家庭用品の実演販売のアルバイトをしていて、全米各地に出張することができたので、
 引き渡しにはそのアルバイトを利用していたようです。ズルい。

 旅行券は引き渡しの時には使わず、旅行券の申し出のすぐ後に「Cintas」社の人が
 スノーモービルとトラックの交換を申し出てくれたのですが、スノーモービルではなく
 旅行券との交換に応じてくれたので、そのトラックに スノーモービルを積んで
 2人で一緒に Yalk まで行ったのでした。村人の厚ーいおもてなしを受けたらしいです。
 この辺の経緯はアンビリーバボーのHPに載ったみたいなので、ご覧アレ。
 
 ちなみにその旅行券は、その後「Cintas」社の社内懸賞の賞品になったそうです。
 最初の魚のペンをゲットした人は、その後この話が有名になっちゃったので、
 売ってくれと言うオファーが沢山来たのだけど、思い出に取っておきたいと
 断っていたところに、チャリティーオークションへの出品を依頼されて、
 それならと喜んで出品したそうです。なんかいい話だ。

≡★ イノシシかおるさん ★≡

 カレのブログは文章も面白いです。一部しか読んでないですけど (笑)
 アンビリーバボーのサイト、早速更新されたようですね。読み返しても面白い〜。
 今回のはあまりに面白かったので、ビデオ永久保存しようかと思うんですが
 低画質で録っちゃったんですよね〜。どうしよ。

 本当にね、どんな豪邸を手に入れるのか楽しみです。人間性の勝利ですね。

≡★ 平塚のPFさん ★≡

 おお、ご覧になってましたか。すっかり引き込まれた1時間でした。
 120万倍ってのがスゴいですよね。
 でもあのドアノブが6ドルってどういう査定?と思いました (笑)

 うちのHPも6年掛けて、ようやく10万いくかしら、という感じです。
 あと 3000チョイです!
2006/06/09 22:37【 こんきち 】

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