アスベスト怖い
2005/07/09 (土)
恐らく巷の私のイメージとはかけ離れていると思うが、私はOL時代は損害保険会社に勤めていた。保険会社は自分が請け負った保険において一度に多くの保険金を支払わねばならなくなった場合に備えて、他の保険会社と契約を交わしてその支払いを請け負って貰う「再保険」ということを行っている。互いに互いの再保険を買いあってリスクを分散する、いわば保険の保険みたいなものだ。
私は海外の保険会社と再保険をやりとりする海外再保険営業部という部署にいた。そこでは、なにか大きな事件がおこって世界的に多額の保険金が発生した場合、その事件に番号を振って管理していた。台風とか地震とかが多いわけだが、その中に「アスベスト」というのもあった。製造物賠償責任とか使用者賠償責任とかが積み重なって保険金請求がたくさん来たということだ。それも 1980年代のこと(歳がバレるって)。当時請求が起こったのは海外であって日本では無かったらしいが、ダンナによると(社内結婚。私は事務職だったし、2年ちょっとで結婚して会社を辞めちゃったので業務内容については全然詳しくならなかった(^_^;) )、そのあと日本でもアスベストは免責事項になって、アスベスト関連は保険会社から保険金がおりませんよ、ということになったらしい。
そんなころから問題になっているのに、いまだに日本でアスベストが使われているとは夢にも思わなかった。働いているひとたちも危険を認識していなかったとは思えないが、よくそんな工場で働き続けたりできるなあ。もっとも今問題になってるのは、危険が認識される前に働いていた人達の被害かもしれないけど…。危険度の高いアスベストは随分以前から禁止されているというが、その前に建てられた建物には未だに使われているワケで、解体するときがオソロシイ…渋谷公会堂にも大量に使われているというではないですか。世の中本当に、ありとあらゆるところに危険は潜んでるものだ。
私は海外の保険会社と再保険をやりとりする海外再保険営業部という部署にいた。そこでは、なにか大きな事件がおこって世界的に多額の保険金が発生した場合、その事件に番号を振って管理していた。台風とか地震とかが多いわけだが、その中に「アスベスト」というのもあった。製造物賠償責任とか使用者賠償責任とかが積み重なって保険金請求がたくさん来たということだ。それも 1980年代のこと(歳がバレるって)。当時請求が起こったのは海外であって日本では無かったらしいが、ダンナによると(社内結婚。私は事務職だったし、2年ちょっとで結婚して会社を辞めちゃったので業務内容については全然詳しくならなかった(^_^;) )、そのあと日本でもアスベストは免責事項になって、アスベスト関連は保険会社から保険金がおりませんよ、ということになったらしい。
そんなころから問題になっているのに、いまだに日本でアスベストが使われているとは夢にも思わなかった。働いているひとたちも危険を認識していなかったとは思えないが、よくそんな工場で働き続けたりできるなあ。もっとも今問題になってるのは、危険が認識される前に働いていた人達の被害かもしれないけど…。危険度の高いアスベストは随分以前から禁止されているというが、その前に建てられた建物には未だに使われているワケで、解体するときがオソロシイ…渋谷公会堂にも大量に使われているというではないですか。世の中本当に、ありとあらゆるところに危険は潜んでるものだ。