嫌いなCM2種
2006/12/16 (土)
最近イヤだなーと思っているCMが2つあります。
1つ目はソフトバンクモバイルのCM。ラクロスのヤツです。
http://www.youtube.com/watch?v=0SKF54N0e6Y
「じゃあ試合の件は電話して、9時までに。」
「うん、携帯かけるね、9時までに。」
「キミちゃんにも電話するね。」
「あーいいよ、あたしに掛けるとお金かかるし。」
「あ、そっか。ソフトバンクじゃないんだ…」
「ごめん…」
「いいよ、キミちゃんが悪いんじゃないんだし。」
「いいよ!」
「そうだよ!」
「気にしないで。」
で、最後にテロップで「友達は大切に」って出ます。
これスッゴイ嫌な感じなんですけど。コレを見たことで「自分もソフトバンクにしよう」と思う人いるんでしょうか。あそこの会社は自分の好感度が下がることに喜びを感じているじゃないですかね?
------------
もうひとつは「ファブリーズ」。主婦同士が主人公(?)の家に集まってダベっていて、
「旦那さん、タバコやめた?」
「あら、昨日焼肉?」
という質問に対して
「ほらきた」
「これも気づいた」
などと心の中でつぶやいてにニヤっとする、というヤツです。これは You Tube には無かった…
何で素直に喜びを表現しないのか理解不能。この人間関係の感じが嫌だ〜。世の中の主婦同士の人間関係って、こんなの少数派だと思うんですが、そうでもないの?
1つ目はソフトバンクモバイルのCM。ラクロスのヤツです。
http://www.youtube.com/watch?v=0SKF54N0e6Y
「じゃあ試合の件は電話して、9時までに。」
「うん、携帯かけるね、9時までに。」
「キミちゃんにも電話するね。」
「あーいいよ、あたしに掛けるとお金かかるし。」
「あ、そっか。ソフトバンクじゃないんだ…」
「ごめん…」
「いいよ、キミちゃんが悪いんじゃないんだし。」
「いいよ!」
「そうだよ!」
「気にしないで。」
で、最後にテロップで「友達は大切に」って出ます。
これスッゴイ嫌な感じなんですけど。コレを見たことで「自分もソフトバンクにしよう」と思う人いるんでしょうか。あそこの会社は自分の好感度が下がることに喜びを感じているじゃないですかね?
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もうひとつは「ファブリーズ」。主婦同士が主人公(?)の家に集まってダベっていて、
「旦那さん、タバコやめた?」
「あら、昨日焼肉?」
という質問に対して
「ほらきた」
「これも気づいた」
などと心の中でつぶやいてにニヤっとする、というヤツです。これは You Tube には無かった…
何で素直に喜びを表現しないのか理解不能。この人間関係の感じが嫌だ〜。世の中の主婦同士の人間関係って、こんなの少数派だと思うんですが、そうでもないの?
これじゃイジメだよなぁ。
9時までってゆうのもしょぼいなぁ。
Willcomにしといて良かったと思うわい。
多くの人が不快に感じる(見たくない)コマーシャルって、制作サイド(広告主も)って気づかないんでしょうか?
それとも判っててやってる?
街の景観を損ねる広告板(塔)などもそうですが・・・
質の悪い(低い)コマーシャルの氾濫は勘弁して欲しいですね!
なんかものすごく怖いものを感じました。
ホントAUにしていて良かった♪
嫌いなCMといえば、ファブリーズと同じメーカーの
中性洗剤のCM。前にやってたやつ。
カレーの食べ残しをせっせとお母さんがひとりで洗うやつ。。。
なんで、家族手伝わない?
お母さんひとりにやらせる?
みんなで洗ってすごいねこの洗浄力、でもええやないかいっ!
て突っ込み、怒ってました笑。
あのメーカーのCMのセンスがいまいち理解しづらい。
外資系なのに・・・古くて暗〜い家庭像を描くのは なぜかい???
そうそう!私、夕べその、ソフトバンクのCM始めてみました。
ううん・・・・・ちょっとびっくりした。
ああいうCMってこのご時世でありなんだろうか?
物議を醸し出すことを狙っているのかしら?
とにかく、あんまりたった何秒かのCMでしたが、
あんまり楽しい気分になれなかった内容でした。
ソフトバンク、やめよっかな・・・?
あ〜、むかつきますね(-_-;)。
特にソフトバンク、こんなの見るとますます加入したくないと思っちゃいます。
除け者になるぞーと危機感でも煽りたいのか、ソフトバンクに入らないと他人に迷惑かけるよと脅してるのか。いずれにしても感じ悪いですよね。
ファブリーズの方も、変な感じでした。家に来るくらい仲の良い友達じゃないのかなぁ??と。
こんな探り合いするばかりが主婦友じゃないように思います。
大体においてブラックユーモアってのは既存の価値観の破壊に向かうのが普通だと思うんですが、だから、本来はソフトバンクCMで描かれているような価値観を破壊する(否定や自虐する)為に用いられるべきで。
英会話スクールNOVAのCMで「外人が助けを求めているんだけど、何を言っているのか英語を聞き取れない。だから英会話スクールで英会話を習って現場に引き返すと、件の外人が髭ボーボーになりつつもまだ助けを求めていた」なんてのとか…ロッテの口臭対策ガムAQUAのシリーズCMで「青年が何故か周囲の人間に激烈に嫌われ、避けられる。理由が判らず戸惑う青年だが、彼が疎んじられている原因は(恐らく)口臭である」なんてのがありますが…色々な意味で『CMが提示する価値観』に同意出来ませんし、ブラックユーモアである事によって更にそれが強調されて厭な気分になるのが常です。
何だか最近はこの手の『不味いブラックユーモア』が多いような気がしますね。
ソフトバンクのCMは、いわゆる「ゼロ円」表示問題へのあてつけが見え見えって感じ。ファブリーズのCMはシリーズもので、この主婦3人組は、表は仲良しを装って、裏では弱みを探り合ってるっていう設定のよう。いずれも陰湿ですね。
≡★ ぎださん ★≡
私も au にしといて良かった! と思いました (^_^;
悪辣だわショボいわ、イイトコなしですよねーコレ。
≡★ 平塚のPFさん ★≡
ご無沙汰しています (^^)
本当に、どういうつもりでこういうモノ作ってるんだか神経が判りませんね〜。
面白くないだけならいいですけど、不愉快なのはやめて頂きたいもんです。
日本の場合は広告板で街の景観を損ねないものって、見つけるのが難しいですね。
もっとも、「広告板が無ければ眺めていて気持ちの良い景観」も
かなり郊外に行かないと見つけられないのかもしれませんが…
≡★ GELSHOCKER林さん ★≡
同じように感じられてる方、多いようですね。
これを書いた後ネットをさまよっていたら、同じものを2つとも挙げて
「不快だ」とブログに書いておられる方を発見しました。
≡★ くまさん ★≡
ソフトバンクは元々キライなんですが、これで拍車を掛けられました (笑)
お互い au で良かったですね〜♪
≡★ KEIKO さん ★≡
あああ! ありましたね。そうか、あれもP●Gなんですね (←無意味な伏せ字)
私もそう思いました。母たちは特にそんな風に感じるかも!
外国からみた日本のイメージって、あんななのかしらン。嫌だわー。
≡★ イノシシかおるさん ★≡
ホントこのご時世に、って感じですね。
あれ見たら、現役中学生とか高校生はどういう風に感じるのだろう。
旦那に「このCM感じ悪い〜」って報告したら
いちいち反応してることを笑われてしまいました (笑)
そういうことが気にならないうちの旦那は、幸せなのだろうか…(^^;)
≡★ とりさん ★≡
これを見てソフトバンク持ってることが嫌になって
他社に逃げる人が続出するかもしれないですね〜。
現ユーザーを不愉快にさせてどうするんだ、ホントにまあ。
≡★ みゆさん ★≡
「周りの人と同じでないと不安」という心理をあおってそうなCMは
私も概して嫌いなのですが、これは白々しい感じが嫌悪感に拍車をかけてますね。
トルコ駐在時代、奥さん同士の付き合いが結構大変だなあって思ってましたけど
あんな狭い世界ですら、こんな陰湿な関係は一切無かったと思います。
よっぽど性格の悪い人が作ってるんですかね〜。
≡★ 池本 剛さん×2 ★≡
ソフトバンクのほうは、ブラックユーモアとさえ思えないような作りに思えます。
これのどこにユーモアが…?
NOVA のヤツも嫌いな人が結構いるようですが、あれは私はさほど不愉快には
感じませんでした。あっちはまあ「ブラックユーモア」といっても言い気がします。
「白子のり」と同じように、「英語がわからないからってあの状況で助けずに
どこかに行っちゃうワケがない」って前提があるから、「馬鹿で〜(笑)」と見られます。
ロッテのほうはちょっと不愉快でした。「馬鹿で〜」感がないからですかね。
≡★ talkIIme さん ★≡
ほんと、久々に盛り上がってます (笑)
そうですね〜。「0円」表示にケチつけられたから、それをクドクド
説明しようとしたのかもですが、「9時まで」の連呼が可笑しいですね。
その辺が池本さんのいう「ブラックユーモア」のつもりなのかなあ。
ファブリーズの主婦シリーズはこれまで全部嫌な感じだったけど
今回のはその最たるモノでした。これもどういうつもりなんだか。
性格の悪い人を見せて、視聴者が「嫌な女〜。私はこのひとよりはマシだわ」とか
優越感を感じて良い気分になるとでも思っているのでしょうか。
あれはないですよね〜。でもちょっとアメリカンジョークみたいな感じだなぁと思ってました。
アメリカのCM 私は基本的に嫌いで、でもあれって、アメリカ人にはたぶんぐっと来るんだろうなぁと思って。
ソフトバンク(と代理店?)、どういうつもりであれ作ったんですかね。
ファブの方は、実は楽しくみております。
ああいうブラック感は、主婦の世界を知らない人が「主婦同士ってコエ〜(^◇^;)」と思ってたりしそうだから、芝居がかってて好きですけどね。ワタクシ。
反対にNOVA はちょっと嫌いです。(っつうかあの学校の悪い噂しか聞かないから、たぶん学校自体が嫌いなんですw)
あの娘の様子がちと許せない。嘘泣きしてて。
あとあの字幕が気に入らない。ちょっと超訳過ぎないですか?
いや…僕は両者には決定的な違いがあると思ってます。
確かに、あの状況であの場を離れて、わざわざ英会話を習いに行く、というのは飛躍・誇張であって、ユーモアになってるとは思うんですが…CMで描かれている根本思想を踏まえて全体を見渡せば、全体としてはユーモアが成立してないだろうと思うんです。
あそこにある思想って何なのか?と言えば、『たとえ日本国内であろうが』『如何なる状況であろうが』『外人とは英語で会話するべきだ(会話したい)』という、日本人の大衆意識に抜き差し難くこびり付いている英語への憧憬、あるいは劣等感であって、僕はそういった発想自体がまず嫌いですし、あのCMはそういった英語への憧憬を肯定・助長する形にしかなっていないと思うんです。「英会話スクールのCMだから」と言われれば、それまでではあるんですが、とにかく、あそこで笑われているのは『馬鹿な娘』であって、英語コンプレックス自体を笑ってはいません。
白子のりの場合は、NOVAと同じような構図ではありますが、強迫じみた商品宣伝を装いつつ、あのCMでは『状況の異化』によって、「ある事を知らない者を差別する」「異なる価値観を否定する」態度自体を差別・否定もしてるわけです。だから飛躍・誇張の場所が違っていて、NOVAの場合は『娘の反応』が飛躍してるわけですが、白子のりの場合は『描かれている価値観』が飛躍してるわけで、だから笑いの対象が違っていて、その辺で僕は素通り出来ないんです。
ソフトバンクの場合は、もう一回転必要だったんですよ。本来はあそこで描かれている状況がネガティブに見えるような仕掛けが必要な筈なんです。あそこで切り取られた状況だとか、そこから導き出される結論であるところの「友達を大切に(するために右に倣う)」なんてのは、ありふれたものであって、だからそういった状況を持ち出す事で商品を売ろうとするCMそれ自体を客観視する視線があれば強烈なブラックユーモアになった筈なんです。「友達は大切に」と押し付ける事で『厭らしさ』を強調して、「だけど、そうしたもんだろ」というブラックな線を狙いたかったんじゃないか、と思うんですが、ちょっと弱いんですよね。だから単に厭な感じしか受けない。
そこが白子のりと違う点で、だから白子のりのCMが如何に優れているか…って何だか変に持ち上げちゃいますけど、ホントそういった客観性(ロッテAQUAの場合は『口臭を気にする』という価値観の延長線上にしか展開してないから客観性を持ち得ていない)って重要だと思うとこです。
と言いつつ混じってしまいましたが(笑) レス不要です♪とか書いていかなきゃ^^;
皆さん同様、この二つのCM、特にファブリーズの方はホントに嫌な気分になりますわ全く。しかもこういうCMに限って流れてる場面にやたら出会うっていうか・・(苦)
CMで思い出しましたが、某社(雪国まいたけの会社)が、自分のとこの新商品、“雪国もやし”を『雪国もやし、高いから絶対買うなよ〜♪』といった内容のCMを、社長が周りの反対を圧して独断で企画を進めテレビCMに流したところ、逆に世間に興味を持たれ、「自社商品の高値をあえて宣伝するとは余程の自信作なのだろう」などと評判になり、凄い売れ行きとなったそうです。
昔、広告プロダクションの制作部に居て広告(TVCM、新聞雑誌)を作る側の立場に居た自分から見ると、これからのCMは所謂アイデアというものが出尽くした中で、いかに新しさを感じさせ、商品のオリジナリティと品格を全面に出せるかが勝負だと思う。それとタレントに頼らずとも出来のいいCMにも出会いたいものです。ニコンとか・・キムタク使わないでももっとかっちょいいの出来るでしょ?そういうの見せて欲しいと切に。
アメリカンジョークって私もどーもスンナリ笑えない場合が多いです。
ただ、アレをみて「ジョークだ」という受け取り方は全くしなかったです。
アメリカのCMってあんまり例を知らないんだけど…日本にも結構入ってきてます?
ファブリーズの方を、よしみさんが楽しんでいるというのはオモシロイですね。
作った人を嘲笑しながら見るのが、正しい見方なのか (笑)
NOVA の嘘泣きが許せない … 人によって怒りポイントってホントに様々ですねー。
うちの父がいま NOVA に行ってますが、特に悪い話は聞かないなあ。
私は20年くらい前、学生時代に新宿南口の NOVA に行ってましたが
先生の質がバラバラで、ろくに授業もできないような先生も結構居ました。
字幕は…「謎のジャングルジム」ってなんやねん! 一言もないっちゅうねん (笑)
http://www.youtube.com/watch?v=oAAZIIwrRy8
Give me your hand!
Maybe you can pull me out of this thing.
Can't you see I'm stuck. I fell in this.
Come on! Help me!
Wait! Wait! Don't go away! Wait (T-T)
といってるように聞こえますね。YouTube のこの映像の投稿者が
「I'd rather think the girl needs something else than English lessons though... ;」
と書いてるのが笑えます。
≡★ 池本さん×2 ★≡
池本さんにとって、「ユーモアとは」の解析は重要なトピックなのですねー。
「あの状況であの場を離れて、わざわざ英会話を習いに行く」というよりは
言葉が判らなくて逃げ出して、たまたま英会話学校を見つけた、のだと思ってましたが
最後に髭ボーボーになってまだ助けを待ってる方のバージョンは、学校に直行したのかな。
このCMを見たとき、「日本人にこびりついている英語への憧憬」には思い至りませんでした。
確かにこのCMの「馬鹿で〜」の対象になってるのはあの女の子です。
私は何故か「女の子の行動は英語コンプレックスからくるものだ」と感じませんでした。
でもあの行動が「英語コンプレックスからくるものだ」と感じたのなら、
つまりは このCM は英語コンプレックスを笑っていることになるのでは?
白子のりのやり方が上手い、というのには賛成ですね。
でもソフトバンクのCMが、それを同じようなことを狙ったとは思えないです。
もしそうなら、ソフトバンクでないミキちゃんをあからさまに責め立てるのでは?
それだって 責められる理由のアホらしさが全然違いますから、「白子のり」と同じ状況は作れませんけど。
これがそのまま Docomo や au の CM だったら、そういう意味合いの作品になったのかも?
ロッテと白子のりの決定的な違いも、ロッテでは周りから責められる理由が
「口臭」そのもの、つまり個人的肉体的問題にかかわる部分であるのに対して
白子のりのほうは、「白子のり」という商品を知ってるか知らないか、という
どーでもいいようなコトですので、「ハブにされる」という状況の重みが全然違いますよね。
それが池本さんの書かれた
「『白子のりを知らないからって差別されるわけじゃない』という当たり前な認識」
によって生み出されるナンセンスというわけですね。
ソフトバンクやロッテのコンセプトでこの「ナンセンスな感じ」を出すのは
難しいんじゃないかなー。「白子のり」自体がニッチで、人間関係とか肉体的問題とかに
無関係な商品だからこそ成立したのかも。
≡★ りいささん ★≡
レスしちゃいます (笑)
雪国 もやしの CM は長崎では流れていないのですが、数ヶ月前帰省したときに
たまたま見かけました。あれもなかなか上手いやりかたでしたね。
青汁の「マズ〜い。もう一杯。」みたいな感じ?
りいささん、昔 CM 作ってたんですか! うわー専門家登場♪
キムタクのニコン CM は浅はかに見えますよねー (笑)
「キムタクと同じもの使いたい!」って人にしかアピールしない気がする…
しかも台詞回しもなんか白々しい。(^_^;