こんきちの雑記帳

待ちに待ったよりアイ。あまとらも A7 も、３回目の出場だ。10時にディオス北千里に集合し、椅子を並べたり軽く練習したりしながら開演を待つ。

よりアイには遠方からもアカペラーが参加してくるし、普段なかなか練習できずに本番を組めないバンドや、よりアイのために組まれた臨時バンド等々の演奏も聴ける楽しいアカペラのお祭りだ。同窓会みたいな色合いもある。遠方に住んでいる私みたいな者にとっては、ココで一度にいろんなグループの演奏を聴くことが出来、たくさんのアカペラ仲間に会えるのがまた嬉しさひとしお。今日も沢山の仲間に会ったなあ。

去年も感じたことだが、今年はまた一段と、参加バンド全体のレベルが上がっているように思った。途中練習や昼食でちょっと席を外してしまったが、全部聴きたかった…おまけに、進行が大分前倒しで進んでいたので、昨日 KAJa! に出演した VIVA!DIVA さんが、私がお昼に行ってる間に飛び入り参加したのだった！ あああ、ようやく聴けるチャンスだったのに、また聞き逃してしまった…昼メロ張りのすれ違い。(T-T) 来年は、練習のとき以外は客席に入り浸ろう！

１年ぶりに M-Factory のテツジンさんにも会えたが、ふと気が付くともう姿が見あたらなかった…すなっちさんも途中退出。もっとお話しとけば良かったなあ。

あまとらは

　「あまと〜ら（We Are Amatora の導入部分16小節・アマポーラの節）」
　　　↑てんこちゃんのＭＣ重ねつつ。
　「My Romance」（こんきちリード）
　「向陽閣」←前奏４小節・本体２小節のＣＭネタ
　「タララ・プンカ・ポンカ・ピ」頑張って踊った！
　「誓い 〜 Promise for Tomorrow 〜」

の５曲を８分弱に詰め込んだ。欲張り〜。「タララ・プンカ・ポンカ・ピ」は爆笑と言うより、クスクス笑いが起きていたみたい (笑)。「誓い」はイントロで１カ所、いつも聴いたことのない「何ソレ？」っていう音が出ていたけど、まあ割とすぐ持ち直した。と思う。

進行が前倒しで進んでいたので、●ori さんと Phaco さんと Sugar 6 のボイパさんのコラボがあまとらの前に飛び入りで入って、エラく人がたくさん集まってきた。そのせいで緊張したのか、あるいは「タララ・プンカ〜」で踊って息が切れたのか (笑) 「誓い」はブレスが浅くなってしまって反省しきり。最初のＭＣでてんこちゃんが飛び入りのひとたちに「私達のために前座ありがとうございました」と言ったのに歌いながらウケてしまった。大御所ぞろいのメンバーに対してのコトバなので、可笑しみ倍増。さすが関西ムスメやな〜。度胸あるわ… (笑)

Ａ７は

　「やつらの足音のバラード（はじめ人間ギャートルズ）」
　「ミッドナイト・サブマリン（未来警察ウラシマン）」

の２曲を歌った。「やつら」のほうは、ちとハモって無かったみたい。ベースとの合わせが足りなかった感じ。私は最後のＥの音が、苦手な音域で長く伸ばすということもあり、緊張していつも震えてしまうのダ。音、変えちゃおうかな (笑) 「ミッドナイト」はちょっと走り気味だったけど、良かったんでないかしら。

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ちょっとずつ、印象に残ったバンドさんの感想をば。

【Jasmine】―― 去年に引き続き、聴いたのは２回目。格段にウデを上げていて感心しきり。綺麗だった♪

【M-Factory】―― ２曲目にルパンを歌ってくれた。テツジンさんのアレンジで、最初のほうに「97」のバージョンが使ってあるレアな編曲。楽しかった。

【Framework】―― くらっちさんの居るバーバーショップ。ムチャクチャ上手くてカッコ良かった。会場からモノスゴイ拍手が。素晴らし〜。

【うらら６】―― 外国人男性２人が混ざった異色混声ユニット。最初にリードを歌った黒人男性の歌声がシットリしててすっごく素敵。

【とりあえずトライトーン】―― 毎年参加している遠距離企画バンド。「しああこ」と「夢紀行」を歌ったが、どっちも綺麗にハモっていた。遠隔地メンバーでもこのくらい行けちゃうんだね〜。あまとらも頑張らねば。

【West Tribe】―― ソウソウたるメンバーの揃った男性企画バンド。そろそろ常設バンド化しつつあるようなので、今後の活躍が楽しみ。最初の１曲は着替えをしてて聞き逃してしまったが「Sugar Baby Love」のハイノートとアレンジがとても心地よかった。「ダンス天国」のウタゴコロとノリも d(-_^)good！！

【ちりこん】―― 去年のこんきち組以来だが、一段と良くなっていて「Can You Keep a Secret」「年下の男の子」どちらもキッチリ聴かせていた。ヨネちゃんのアレンジが秀逸！

【OTTORIO】―― 咲奏和・りんたさんと共演した「おっとさきそわりんりん」のボサ（だったか…）がカッコ良かった。さすがやね〜

【Clover】―― ＭＣで「みなさん上手くてビックリ」と言っていたが、そういうこの方達こそ上手くてビックリ。音がとても安定していて気持ちよかった。女性の低音スゲー！

【apres-midi】―― 去年の12月に聴いたときよりも更に、かみぃさんがグッと溶け込んでいて、「新しいアプレの音」が聴けた気がした。良いメンバーを見つけましたね！

終演後は、VIVA!DIVA のメンバーさんたちとお話させて貰った。今日聴けなくて、本っっっ当に残念。今思えば、このお喋りの時に歌って貰っちゃえば良かったのに、どうして思いつかなかったのか。これはもう、ジョイントお願いするしかないか。

…というわけで。実に楽しいイベントでありました。「１バンドが１分超過するとイベント全体が40分押すことになりますので、時間厳守で！」という事前勧告が利いたのだろう、押すどころかカナリ巻きで進行し、飛び入りまで受け入れが出来た。よりアイの元々の主旨からすれば、飛び入りが入ったりするのは却って楽しくて良い。しかし今年は、原則写真撮影も録音も×、というのが悲しかった。来年からまた解禁してくれないかなあ…

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KAJa! は立ち上げ時はもっと規模が小さくて、恐らくいまのよりアイのような（あるいはもっと小さな）イベントだった。そしてよりアイは今よりももっと「りゅうどうてき」なイベントで、あらかじめキッチリスケジュールを決めずに、その場で歌いたい人を募って進行していく感じだった。今では、KAJa! は毎年大階段で開催される日本最大のアカペライベントとなり、あの巨大な階段が人で埋まってしまって、一旦座るとなかなか身動きが取れないような状況になった。音は一番後ろの席まで充分届かず、前のほうの席は大音量で聞きづらく、主に学生さんが運営をするようになって、出演もプロと学生さんが殆どを占め（学生バンドは実際、練習時間が多く取れるせいか、巧い所が多い）、社会人が目指すようなイベントではなくなってしまった。よりアイは KAJa! から流れた (笑) バンドなど、常設バンドの出演希望も増えて、以前のような流動的な運営は難しくなってしまった。

イベントの人気が出ると参加希望者が増えて、設立者との思惑とは関わりなく、ユルい運営が出来なくなる、というのは必然的な流れではあるが、初期の頃の状態が気に入っていた人からは不満も出たりする。私が今の KAJa! にはほとんど興味が無くなってしまったのと同じように、いまのよりアイのあり方に不満なひとたちも居たりするワケだ。

そういうわけで、「よりアイ（旧バージョン）」を、よりアイとは別に開催しよう、という動きが起こっている模様。企画バンドやその日イキナリ組む即席バンドを積極的に参加させる、オープンマイクみたいな感じのイベント。私は今のよりアイを今のカタチで充分楽しんでいるけど、オープンマイクのような企画も大好き。KAJa! のような「外向けのビッグイベント」と、よりアイのような「参加者による参加者のための気合いの入ったイベント」に加えて、オープンマイクのイベントも出来ればもうカンペキではないか！ こちらにも参加できたら嬉しいなあ。

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楽しいイベントのあとは、楽しい楽しい打ち上げ。あまとらの上から２人 (笑) は残念ながら都合で帰宅してしまったが、A7 は最後まで全員揃っていた。すごーい。全員揃っていたのは A7 だけだったので、２曲ばかり歌わせて貰った♪　バンドとして歌ったのは A7 だけだったが、そのあとはもう部屋のなかがコーラス三昧になってしまい、アチコチで即興ハモリが起こっていた。仕切を挟んだむこうの席にはお客さんもポツポツ居たのに、よく苦情が出なかったなあ (^。^;)　日曜日だったから、金・土よりはお客さんも少ないとは言え…

これまであまりお話しできなかった なつこさん（元 affini）とか北陸のちかさんとか、ちゃみさん（うっちぃさん＠元 A-stage）とかともお話が出来て楽しかった〜。今回は珍しく、席を移動していろんなヒトと話しました。アプレのまりこさんが珍しくも最後まで居て、店の外で一緒に「大地賛頌」とか歌っちゃったし、ハメ外したな〜。「大地讃頌※」は結構歌えるメンバーがほかにも居て、隠れガッシャーの多さに笑った。（※最初「賛頌」と誤記してました。よしみさん、ご指摘感謝！）

自治会長代理の井上マンさん、スタッフのみなさま、本当に本当にありがとうございました。来年もまた会いましょう！ あー幸せだった