Mac OS 10.4 (Tiger) 覚え書き
2007/07/18 (水)
去年ようやく OS 9 から OS X に移行したワタクシですが、訳あってなかなか Tiger (10.4) に移行できず、ずっと Panther (10.3) を使っていました。「訳」というのは、私の環境では Tiger で起動するとスリープからの解除が出来なくなる、というもの。
うちのメインマシンは PowerMac G4 MDD Dual 1.25MHz (M9309J/A) です。これに GeeThree の Stealth Serial Port を装着して、それに MIDI 機器を繋いでます。で、本体は隣の部屋に置いてあり、ADC(Apple Display Cable)延長ケーブルをリビングまで延ばしてモニターをリビングに置き、モニターにキーボードを繋いで使っています。本体はモーター音が非常に五月蠅いのですが、こうすると静かで快適です。
恐らく Stealth か ADC 延長ケーブルの影響ではないかと思うのですが、OS 10.3.9 では問題なくスリープから復帰できるのに、Tiger だと一旦スリープするや何をしても復帰できなかったので、アップデートは諦めていました。
リビングにはもう1台 iMac があって、主に CD の MP3 エンコードなど、音楽関係に使っています。こちらは問題なくスリープ復帰が出来るので、だいぶん前から Tiger を入れていました。で、この iMac の内蔵 HDD を丸ごと外付けの HDD にバックアップしてあるので、Tiger がマイナーアップデートする度に、試しにその外付け HDD を PowerMac に繋いでそこから起動して、スリープ復帰の問題が解決していないかチェックしていました。そしたら! 10.4.9 になってようやく、スリープから復帰できるようになったではありませんか♪
しかもです。割に最近、USB 2.0 と FireWire 800 + 400 の拡張カードをそれぞれ1枚ずつ挿したのですが、10.3.9 ではスリープから復帰した後、それらのカードが認識されずまったく無効になってしまう、という問題が起きていました。またこれらを挿してからは、スリープ時に内蔵ハードディスクの回転が完全に止まらなくなって困っていました。
前述の Stealth にも以前から(カードを挿す前から)問題があって、Finale(楽譜書きソフト。入力のため MIDI、つまり Stealth を使います)を起動したままスリープすると、そのまま2度と復帰できない状態でした。なのでこれまでは、スリープする前に必ず Finale を終了させておく、という風にして使っていました。
それが、10.4.9 ではスリープ復帰後拡張カードも無事に認識されるし、Finale を起動したままスリープしても全く問題なく復帰できます。すべての問題が解決! というわけで、喜び勇んでメインマシンも Tiger にバージョンアップしたのでした。
Tiger はとても快適なのですが、とまどった点もいくつかありました。Panther では、いくつかの書類を一度に選んで「情報を見る」メニューを選ぶと、「複数項目の情報」というウィンドウが開いて、選択した書類全てについて一度にアプリケーションとの関連づけができたのですが、Tiger では同じ操作をすると選んだ書類の数だけ情報ウィンドウが開いてしまいます。「1コ1コ指定すんのかいな!」とかなり不可解に思いましたが、最近になって Option を押しながら同じことをすれば「複数項目の情報」ウィンドウが開くことを発見しました。良かったー。
それと、Cocoa を使ったアプリケーション(Jedit とか)での日本語入力時の動作がおかしくて、文字入力エリアでマウスでの操作ができないという問題が起こって焦りましたが、これは ATOK が原因であり、アップデータをかけたら無事解決しました。
10.4.10 はトラブルがあるという話を聞いているので、しばらくはこのまま 10.4.9 で行こうと思います。兄も最近 10.4.10 にして、いくつか使えなくなったアプリがあったそうです。
10.4.9 は今のところ使えないアプリケーションはなし。「マカエレ。」が終了時に落ちるくらいです (笑)。Google の画像アップロードサービス「Picasa Web アルバム」へのアップローダも使える様になってゴキゲンです。
うちのメインマシンは PowerMac G4 MDD Dual 1.25MHz (M9309J/A) です。これに GeeThree の Stealth Serial Port を装着して、それに MIDI 機器を繋いでます。で、本体は隣の部屋に置いてあり、ADC(Apple Display Cable)延長ケーブルをリビングまで延ばしてモニターをリビングに置き、モニターにキーボードを繋いで使っています。本体はモーター音が非常に五月蠅いのですが、こうすると静かで快適です。
恐らく Stealth か ADC 延長ケーブルの影響ではないかと思うのですが、OS 10.3.9 では問題なくスリープから復帰できるのに、Tiger だと一旦スリープするや何をしても復帰できなかったので、アップデートは諦めていました。
リビングにはもう1台 iMac があって、主に CD の MP3 エンコードなど、音楽関係に使っています。こちらは問題なくスリープ復帰が出来るので、だいぶん前から Tiger を入れていました。で、この iMac の内蔵 HDD を丸ごと外付けの HDD にバックアップしてあるので、Tiger がマイナーアップデートする度に、試しにその外付け HDD を PowerMac に繋いでそこから起動して、スリープ復帰の問題が解決していないかチェックしていました。そしたら! 10.4.9 になってようやく、スリープから復帰できるようになったではありませんか♪
しかもです。割に最近、USB 2.0 と FireWire 800 + 400 の拡張カードをそれぞれ1枚ずつ挿したのですが、10.3.9 ではスリープから復帰した後、それらのカードが認識されずまったく無効になってしまう、という問題が起きていました。またこれらを挿してからは、スリープ時に内蔵ハードディスクの回転が完全に止まらなくなって困っていました。
前述の Stealth にも以前から(カードを挿す前から)問題があって、Finale(楽譜書きソフト。入力のため MIDI、つまり Stealth を使います)を起動したままスリープすると、そのまま2度と復帰できない状態でした。なのでこれまでは、スリープする前に必ず Finale を終了させておく、という風にして使っていました。
それが、10.4.9 ではスリープ復帰後拡張カードも無事に認識されるし、Finale を起動したままスリープしても全く問題なく復帰できます。すべての問題が解決! というわけで、喜び勇んでメインマシンも Tiger にバージョンアップしたのでした。
Tiger はとても快適なのですが、とまどった点もいくつかありました。Panther では、いくつかの書類を一度に選んで「情報を見る」メニューを選ぶと、「複数項目の情報」というウィンドウが開いて、選択した書類全てについて一度にアプリケーションとの関連づけができたのですが、Tiger では同じ操作をすると選んだ書類の数だけ情報ウィンドウが開いてしまいます。「1コ1コ指定すんのかいな!」とかなり不可解に思いましたが、最近になって Option を押しながら同じことをすれば「複数項目の情報」ウィンドウが開くことを発見しました。良かったー。
それと、Cocoa を使ったアプリケーション(Jedit とか)での日本語入力時の動作がおかしくて、文字入力エリアでマウスでの操作ができないという問題が起こって焦りましたが、これは ATOK が原因であり、アップデータをかけたら無事解決しました。
10.4.10 はトラブルがあるという話を聞いているので、しばらくはこのまま 10.4.9 で行こうと思います。兄も最近 10.4.10 にして、いくつか使えなくなったアプリがあったそうです。
10.4.9 は今のところ使えないアプリケーションはなし。「マカエレ。」が終了時に落ちるくらいです (笑)。Google の画像アップロードサービス「Picasa Web アルバム」へのアップローダも使える様になってゴキゲンです。