こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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自宅から花火鑑賞 & 選挙騒音

今日・明日と長崎みなとまつりです。両日とも長崎港で花火大会があるので、今晩出かけようかと思ったんですが、ちょっとだるくて出かける気力が出なかったので、自宅のベランダから鑑賞しました。今日はちょうど良い場所で上げてくれたので、写真を沢山撮影♪

いっぱいあるので↓コチラにアップしました。よろしかったらどうぞ♪

  Picasa ウェブアルバム




私の家は市内の中心部にあるので、選挙カーの音が凄いです。特にすぐ近くに自民党の選挙事務所かなんかがあって、コミネというひとの拡声器がもうひどかったです。しかも名前の連呼だけ。それもフシを付けたり、サッカーのゴールが決まったときのアナウンサーみたいな奇声をあげたり。自民党だから今回はもとから入れませんけど、あれを聞いたら入れようと思ってたひとでも思い直すかもしれないです。何考えてんだろ? トランス状態か?

あまりにヒドイので録音しました↓(大音量が出ますのでご注意ください)

  コミネ連呼

これって騒音以外のナニモノでもないと思うんですが… (-_-) ストリートミュージシャン追い払うくらいなら こういうの規制して欲しいっす。
category:長崎 [観光&食]  コメントを読む・書く (0)

ルパン三世 TVSP「霧のエリューシヴ」

見ました。

昨日はダンナにチャンネル権を奪われて、しょーがないからダンナが寝てからビデオを見よう…と思っていたら、ダンナが寝るより前に、私が寝入ってしまいました。起きたのは朝の 4:30。うう、ルパン仲間のチャットも終わってしまったあとでした…(ToT)

先週の帰阪以来すっかり夜寝る習慣が身に付いた私。その点はこのまま維持したいモノです。

で。作品ですが。以下、1回ざっとみた上での感想を書きます。細部で間違いがあったらスミマセン。ネタバレを含みますのでご注意ください。結構言いたい放題言ってますので、無責任な感想・愚痴を読みたくないかたはここでUターンしてください。






結論から言えば、いつもよりは良かったです。所々ギクシャクした所はあったけど、例年に比べればよく動いていたと思うし、顔もいつもの平山調の下品な感じの絵は大分減ったような印象でした。ルパンの髪を茶色にするのはやめてくれと思ったけど (笑)。あと五右衛門の顔は、下品な線に感じた場面が多かったかも。原画、キャラ毎の担当だったのかしら???

で、ですね…やっぱ声がね (^_^; シロウトとお年寄りがたくさんで萎えます。ルパンの声はもう聞いてるだけで腹が立ってきますし。他のレギュラーも聞いていて衰えが苦しい。関根麻里は個人的に好きなんだけど、やっぱりヘタクソで浮いている感じがしました。中村獅童は違和感無かったです。

それと、BGM。私は大野雄二氏のジャズは大好きなんですが、劇番はあまり好きでないタイプの曲があります。PART III のころの感じの BGM は私の好みに合わないのですが、今回の BGM はあのころの雰囲気が出ていて、私は気に入りませんでした。シーン毎の選曲もイマイチぴんと来ない。もっと小粋な感じにならないもんかなあ。(今井美樹の歌うエンディングは良かったです。「ア」の発音が気になるけど)

なので、今回は耳から入ってくる情報でかなりテンションが下がりました。画面だけ見たらもっと良かったかな。

そして演出や話のはこびについてですが。

魔毛狂介、初めて会ったという設定なんですねー。それなら別に過去のキャラをもう一度引っ張ってこなくてもいいのでは。タイムマシンネタをやるとルパンファンならどうしても魔毛を思い出すから、どうせそうならと思って使ったんでしょうか。

最初に魔毛狂介がルパンを500年昔に送った理由を「ルパン33世に自分の彼女を奪われたことへの復讐」と言ってましたが、まずそこで「ハァ?」と思ってしまいました。結局その理由はオマケに過ぎなかったわけですが。

TVファーストシリーズ(以下「旧ル」)で魔毛狂介が「魔毛一族がルパン13世によって滅ぼされたことへの復讐」といってルパン三世の前に現れたのは、魔毛狂介が三世と同時代の人間だったことからまだ納得がいきますが、ずっと未来に生まれたカレが、同時代の33世への復讐をしたいのだったら、三世よりももっと楽に殺せる人間を殺せばいい。実際旧ルではそうしようとしていました。(モンキーパンチの原作では確か魔毛狂介は未来の生まれでした。この点オカシイと思って旧ルのスタッフが設定を直したのかしら)

最初の時点ではこの理由が付け足しだと思っていなかったので萎えました。ルパンが「なんでオレなんだ??」ってギモンに思わないのもヘンだし。この動機のフェイクにはどういう意図があるんだろう? 笑わせようとしたんなら失敗してると思います。

過去に戻って先祖を消すと「今」「目の前で」その子孫が消える、というタイミングの不可解さは、この際深く掘り下げずにおきます (笑) (←この設定は旧ルから引き継がれています)。しかし、物体を瞬間移動させるのはタイムマシンと関係ない気がするんですが、あれはどういうんでしょうね。まあそう言い出せば、旧ルで不二子を一時的に消した理屈もよく判りませんが (^_^; 。

過去に戻って先祖を消すと「今」子孫が消えるのに、ちょっと未来の自分が戦国時代に戻って壊してしまった岩が消えるのを「今」目撃する、というのも訳ワカランですが。

まあそれはいいとして。一番虫酸が走った(失礼)のは、カリオストロの城のオマージュだかパロディ(にはなってないと思うんだけど)だかのシーンです。白い石を指に挟んで魔毛に謎解きをするシーン。過去の作品の断片を引っ張り出してくるのはもういい加減にしてくれと思いました。クリカンが声やってるから余計そう感じるのかもしれません(つまり汚されたと感じる)。最後のエンディングの部分が新シリーズの最終回やカリ城エンディングの二番煎じ、ってのは本編に関係ないので気になりませんでした(←ひょっとしてセリフが無いからか?)。

五右衛門の「またつまらぬものを斬ってしまった」は、もうイイカゲン使うの恥ずかしくないのかしら? あれで笑えたのは、新シリーズ「謎の夜行仮面現る」で「マモー編」のパロディとして使った最初の1回と、そのあとのカリ城での2回目までです。もういいですから。

冒頭「テレコム運送」と書かれたトラックが通って、荷台にクラリスのイラストが描いてありましたけど、これはスタッフのお遊びでしょうね。こういうのは別にOK。気づいてニヤっとするくらいです。

ルパンがムダに真面目な表情をするのが気になりました。粋じゃないなあ。最後のシーンで銭形に追いかけられて「次元、急げ!」なんていうときに、あんなマジな顔してどうするんでしょうかしら。魔毛の「オレの彼女を…!」のギャグシーンなんかもセンスないなあ。テンパってフザけてるだけの、お子ちゃま向けギャグ。旧ルの魔毛も最後相当コワレてますけど、あれはそれまで真面目に強敵ヅラしていたのが、最後になってコワレちゃうからバカバカしくて気持ちよく笑えるんだけどな。

今回も銭形はイラネーと思いました。「一般市民に手を出すな」って言ってバイク走らせるとき以外は(←アレも別にいらないシーンだと思いますが)、ひたすらドジでマヌケな道化役に徹していました。イラネー。敵方に捕まってるんだったら、もっと他に使い様が無かったんでしょうか。

ストーリー自体は、どうこういうほどどうってことないものなので、気になったのはこのくらいでしょうか。オチも全然意外性が無くて、ルパンや魔毛たちの行動が伝説の元になるなんてのは最初の段階でもうバレバレ。

例年よりは楽しんで見たような気がするんですが、とにかくルパンの声を聞く度に腹が立つモノですから…こればっかりはキャスト変えて貰うしかしょうがないです。

今回はヒロイン(女王・お不三どっちも)に嫌悪感を抱かなくて済んだ点は良かったです。えらい消極的な賛辞ですが、ここ数年ずっとヒロインに拒絶反応を起こしていたので。そして、お不三の声を増山江威子にさせなかったのは良かったと思います。まあ関根麻里もアレだけど、増山江威子がやるよりは良かったかなと。性格設定も結構好感が持てました。

画面自体はやはりテレコムがやってるだけあって、いつもよりもグっと良かった様に思います。今回結構ルパンの表情やポーズでグッとくるのもありました(←イガイに重要ポイント/笑)。ルパンたちと他のキャラとのデザインのバランスも例年より断然良かったのでは。これであと面白い話が書ける人と、もちっと若くて優秀な声優さんを用意してくれれば、結構楽しめるようになるんじゃないかなあ。
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