こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

■ アカペラ楽譜のネットショップ【こんきち堂】オープンしました ■
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フィギュア到着〜♪

注文していたルパンのフィギュアが来た♪ ファーストシリーズのルパンと不二子。同シリーズのものはもう既に1体ずつ所有はしているのだが(こういうオーソドックスなスタイルに限らなければ、1体と言わずもっと持ってマス)、顔の感じが結構違う。前のヤツは原型師さんの思い入れや好みが入ってるのか、どっちも今回のほうがオリジナルに忠実な感じ。前のもかなり気に入っていたけど、今回のもイイわ♪

顔のアップはこんな感じ。さらに、顔のすげ替えも出来ます (笑)。

不二子ちゃんもカワイイ。顔が良くできてる。この服のほかに、ライダースーツと5話で着ていたピンクのチャイナ・ミニドレスも付いていて着せ替えが出来る。が、服を着替えさせるのは相当大変そう。それに関節部分がどうしてもゴツくなるので、半袖ミニスカートだとかな〜りトホホな感じになってしまう。

チャイナドレスにはパンティーまで付いてる! そりゃまあ、履かせないと下から見た時にみっともないですが。なんだかなあ (笑) それから、1話のコチョコチョ棒も付いてました、ハイ。

持ってるルパングッズ、一度に全部並べてみたいなあ。宝くじが当たったら(最近買ってないけど)ルパン部屋を作っちゃる!
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トリビアネタ

「トリビアの泉」には時々思い出したようにルパンネタが出てくる。で、ルパンネタがあるときはそれが予告トリビアになることが多い。そうするとルパンネット仲間の間でネタの当てっこが始まったりする (笑)。だいたいトリビアに出てくるようなことで、私達が「へー」って言えるようなコトはないのだ。

今回もチャットで当ててましたよ、仲間が。「ルパンが短髪なのは描きやすいから」みたいなの。何か投稿してお小遣い稼ぎしてみるか?
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山下毅雄氏、去る…

ファースト・ルパンの音楽を担当していた山下毅雄氏が、21日に亡くなられていたとのこと。時代がまたひとつ終わったようで、寂しい…。いつかはまた山下氏の音楽でルパンの新作が見たい、という淡い期待もこれでついえてしまった。心からご冥福をお祈り致します。

山下氏は「ガンバの冒険」「スーパージェッター」などのアニメの音楽のほか、「七人の刑事」「大岡越前」「霊感ヤマカン第六感」「クイズ・タイムショック」「パネルクイズ・アタック25」など、数々のTV番組の音楽を手がけられている。口笛や四七抜き音階、頻繁な転調がとても特徴的で、あの時代の空気を感じさせる独特な音が私はとても好きだった。ジャズの似合う後世のルパンとは一味違った、やや泥臭いファーストルパンと切っても切り離せないヤマタケサウンド。 永遠に。
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「ルパンたち」

少し前 WOWOW で放送された「モンキーパンチ 漫画活動大写真」という番組がある。モンキーパンチ原作の漫画をいろんな人が短編アニメ化する、という主旨のものだ。うちは WOWOW には加入してないので、友人が録画したものを一部回して貰って今日見た(ありがとう、S様!!!)。私にとっての目玉はその名も「ルパンたち」。ルパン三世のメインキャラ5人が追いかけっこをするだけの、30秒ずつほどの短い作品群だ。久しぶりにルパンの新作を見てコーフンした。これ、良いじゃん! セリフが全くないのだが(それがまた却っていいのかも(毒) )、動き方もテンポも良くて絵柄も上品、表情も豊かで愛嬌があり、不二子ちゃんも可愛い♪ しかもモンキーパンチのテイストが良く出ている。やれば出来るんじゃん! テレスペもこの路線で行ってくれればいいのに、なんであんなヒトがやってるんだろう…(また毒)。

1話〜12話まであるのだが、1話を見た時の印象は「あれ…なんだか良くないなあ…ガッカリ (T-T) 」だった。と思ったら2話から突然画面がステキになった。不思議に思ったが、上に挙げた公式ページでスタッフリストを見て納得。1話だけ、テレスペをやってるあのヒトが担当してるじゃないか。な〜んだ。やっぱり画面で歴然と判るものだわねえ。

残りの11話は全て増田敏彦という人が担当。このヒトは「風魔一族の陰謀」や「くたばれノストラダムス」にも参加していたらしい。ナルホド納得。すっかりこのお方が気に入ってしまった。テレスペ、増田氏がやってくれないかなあ…

「ルパンたち」の他にもいくつか短編を見せて貰ったが、その中では「パンドラ」が群を抜いて良かった。そしたらこれも増田敏彦ではないか。もう決定。増田さん、私アナタに付いていきます。(*^o^*) クライマックスのド演歌がなんでじゃ〜と思ったけど、これはウケ狙いだろうか (^-^; ゲストには次元ソックリのヒトが出てくるし、主人公の三九郎はルパンがカツラ被ってるみたいだし、なにしろ画面がいいのでかなりアドレナリンが出た。これ、続き作ってくれないかなあ。原作も読んでみたいなあ。

2日ほど前、「テレスペがすごく面白かった」という幸せだけどせつない夢を見た。ファンにそんな夢見さすなスタッフ〜! 現実にならないかなあ。増田さん、どうか夢を叶えてください。
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ルパン8世

…というものの存在をご存じでしょうか。私が高校生くらいの時、日本とフランスの合作というカタチで作られていたアニメ作品です。主人公はルパン三世の子孫で、22世紀という設定。不二子、次元、五右ェ門、銭形の子孫もちゃんと登場します。ルパン一味は、5代後には探偵業を営んでおり、不二子ちゃんはファッションデザイナーですが、ウラではちゃっかり泥棒稼業。次元は子供の教育に悪いという理由で、煙草の代わりにキャンディーをくわえさせられてます。いかにもヨーロッパ作品ぽいぞ。この作品は作りかけの段階で結局企画がポシャってしまい、日の目を見ずに世の中から消えて行ってしまった、幻の逸品(?)であります。

アニメ情報誌「アニメージュ」で情報を読んで以来、殆ど四半世紀近くに渡って「見てみたいな〜」と思いつつ叶わなかったこの作品。先日あるルートで、映像を入手致しました。モノスゴイ画質なんですけどね。何度も何度も重ね取りしてボロボロになった VHS テープに3倍速で録画したみたいな感じ。しかもパイロット版で、音楽や効果音は入ってますがセリフはナシ。なのでストーリーの細かいことは今ひとつよく判んないです。

しかし! 映像的にこれは良い。キャラクターの表情とか、手つきとか、ポーズの取り方、動き方なんかがモンキーパンチの特徴をよく生かしていて、ちゃんと研究して描いてるな〜って感じです。ルパンのアゴが割れちゃってるのが、個人的にはマイナスポイントですが (笑)、原作もそうだからしょうがない。

作画監督は荒木伸吾氏。荒木氏というと、「魔女っ子メグちゃん」とか「花の子ルンルン」とか「聖闘士星矢」、「ベルサイユのばら」なんかを思い浮かべます。不二子とかゲストの女の子とか、美形に描かれてる五右ェ門とかを見ると、ああ荒木伸吾だな、と思いますが、しかしルパンたちのフォルムの特徴はよく捉えてると思います。昨今のテレスペも、こういう制作姿勢を見習って欲しい、とまたちょっと悲しくなりました(ーー;)

それにしても何だか、ルパン達が宇宙船を拠点に活動していたり、五右ェ門が変なサムライの宇宙服で登場したりと、設定がトンデモ系なものですから…「8世」ではなく、この人達に堂々と「ルパン三世」を作ってもらいたかったなあ、というのが本音です。その後テレビシリーズとなった「ルパン三世・パートIII」の初期の作品の一部はスタッフが大分被ってはいるようですが、個人的には「8世」のほうが、原作のキャラクターの特徴をキッチリ生かしているように思いました。

入手ルートは秘密です。出所は外国。「まわして下さい」というご希望も受け付けませーん。悪しからず。m(__)m

ちなみに、「ルパン8世」でググると、最初に「おりはるこん」による漫画があって、それをアニメ化しようとした、という説明がアチコチで見られますが、私はテッキリ逆だと思ってました。つまり先にアニメ化の動きがあって、それに合わせて漫画が描かれたのだと。このあたり、どうなんですかね? 詳しい方教えて下さい(特にI本さんとか/笑)
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ルパンのテレスペ感想

2005年のテレスペ。タイトルは「ルパン三世 天使の策略(タクティクス) 〜夢のカケラは殺しの香り〜」。サブタイトル長っ。ださっ。サスペンスドラマかいっ。

今更って感じですが、まあ一応感想など。あくまで個人的感想ですが、文句ばっかりなので、今回のを純粋に「楽しかった」と感じたかたは読まない方が精神衛生上いいかもしれません。また、ネタバレ有りですので、これから見るというかたも読まない方が…というほどの作品とも思えませんが(毒)。それから、あらすじなどは書いてませんので、見てない人にはワケが判らないかもしれません。(^^;;;

正直にいうと、最後まで観るのが苦痛でした。話の大筋は大体読めてしまい、「どうなるの?」というワクワク感は全く無し。ルパン達の魅力の無さに腹が立つばかりでした。こんなのしか作れないんならもう辞めてくれよ… (T-T)

脚本家は旧ルパンが好きで、そのテイストを目指したとか言ってましたが、どのあたりが旧ルテイストだったのでしょうか。最後ルパンが女ボスを殺したあたり? 女性を殺すことでクールなルパンを書きたかったのかもしれないけど、全然見ていて納得感のある成り行きじゃなかったです。あの程度の女は、ルパンが手を下す必要もない。いくらダークなヒーローと言っても、視聴者が共感できない殺人をさせるのは意味無いと思います。例えば旧ルの5話「十三代五ェ門登場」では、ルパンは不二子の乗った気球を躊躇無く撃ってますけど、あれで結果的に不二子が死んでたら誰もルパンに共感できないでしょう。今回ルパンがラストで女ボスを殺す必然性は全く感じられず、脚本家が「女でも殺させておけば『悪党ルパン』って感じが出るだろう」と考えたようにしか思えません。

ゲストの登場人物について。ルパンには毒薬のエキスパートが、次元には爆弾のエキスパートが、五右ェ門には女剣士が、不二子には男装の麗人が敵としてあてがわれています。これがまず安易。しかも不必要にバカ笑いしたり、戦闘中にいきなりドレスに早変わりしたりするおかしなヤツばっかり。ルパンにあてがわれた女だけは「ヒロイン」という位置づけで書かれていたようですが、コイツ(ソフィ、だっけ?)も特に魅力的なオンナではない。大体彼女たちのゲリラ組織がワケワカラン。なんのために組織されたのか、なんで女だけしかいないのかというのが全く不明だし、ボスが只のゴーツクバリの極悪女だしで、なんちゃら理由を付けてはいますが、ソフィが組織に加わったことに何らの共感も生まれません。

そういう女に対してルパンが肩入れしちゃって、ボス(エミリーだっけ?)に殺された時に本気で怒ったりするのがもう、ナサケナイというか…。エミリーが実はボスだった、という展開もミエミエすぎて、銭形がシリアスにガックリしてるのにも全然共感できず。

五右ヱ門や銭形がテレスペであまりにもヒドイ扱いを受けていて非難ゴウゴウだった時期がありましたが、今回はそんなことは無かったようですね。が、とても良かったということもなく、「無難」という域を出ません。五右ヱ門が「剣が刃こぼれしたのは拙者の腕の至らぬせい」(セリフうろ覚え)とかいって修行に出ちゃうのも「マモー編」の二番煎じ。無難と言えば「ルパンはこんなもん」というお約束にももうウンザリで、オープニングが必ずチェイスのシーンだというのにももう飽きました。まあセリフが要らなくて尺が稼げるってことで、他になかなか思いつかないのかもしれませんが。それにしても不二子はヒドイですね。ルパンが惚れる女なのですから、あんなゼニカネだけの可愛げ無い女に書いてどうするというのか。「ター」とかいう声もオバハンだし、もう見てるとイライラするしかないです。

あとは…セリフがカッコ悪いですね〜。例えば次元×爆弾女の決着で、「粉塵爆発」のことをウダウダ説明しすぎ。もともと私は説明っぽいのは大嫌いで、新ルでよく見られたように、「実はあのとき…」っていう感じで 例えばコッソリ盗聴器を付けたのを映像で振り返って種明かししたりするのでさえ、「ケッ」と思って見ていたクチです。なのでセリフでグダグダ説明されるのも大嫌い。しかも独り言ですか。お茶の間の皆さんにかみ砕いて説明してくださってる雰囲気が嫌〜な感じ。それに五右ヱ門も次元も、自分の狙い通り相手を倒したというよりは、偶然に助けられて勝っちゃった、ってのもカッコ悪ーい。

それと、まあこれは好きずきなのかもしれないですが…基本的に私は、誇張しすぎた動きが好きではありません。体に無駄に力が入っていたり、不自然な緩急が付きすぎた動きはニガテです。最近のアニメの全体的な傾向なのかもしれないけど…それから、目のキラキラとか髪の毛とかが細かく描き込んである絵よりも、単純でも表情のある絵の方が好きだし、ルパンの世界にはそのほうが合うと思うのですよね〜。最近アニマックスで「ロミオの青い空」を放送してるのを見ましたが、私はあの映像に惚れ込んでしまいました。単純な線なのに、登場人物の表情がオソロシク豊かで、実に生き生きと動いてます。今のルパンでは、ストーリー云々だけでなく、画面からも魅力を感じません。キャラの表情が画一的で、特にルパンは顔が下品!(←ルパンスキーなので、これが一番許せない!) 動きも不自然な部分が多い。

新ルの中には、「ストーリーは全然どうってことないけども好きな作品」というのがあります。画面があまりにも良くて、役者さんの演技も良くて、ストーリーなんて関係なく楽しめてしまう作品…例えば「神様のくれた札束」「ルパン逮捕ハイウェイ作戦」あたり。こういう例があるのを思うと、作品が詰まらないのは全て脚本家のせいではないだろうと思うのですが…。逆に、作画は気に入らないけれどもストーリーやセリフ回しが良くて好きな作品、というのもあります。例えば「オリオンの王冠は誰のもの」なんか。なので、私がツマランと思う作品は、つまりは脚本も作画も気に入らない作品、てことなのでしょう。

ちょっと前に、「爆笑問題のススメ」という深夜番組にゲストで出ていた京極夏彦という作家が言ってたんですが、「作者が言いたいこととか、ストーリーすらもどうでも良くて、大事なのはテクニック、見せ方だ」と。ちょっとナルホドな〜と思ってしまいました。モチロン脚本にはストーリーだけでなく、「見せ方」も途中までは含まれてるわけですが。それにしてもこれって音楽にも通じることかも…? これについてはまた後日書こうかと思います。

余談になりますが、今作品の脚本家さんは放映前に、出来上がったフィルムを見て「良い出来だ」と自サイトで太鼓判を押してました。そのサイトは放送終了後に荒らされてしまって今は閉鎖されてます。消される前にちょっと覗きましたが、話の筋道も何もないひどい書き込みが殆どで、それについては私は憤りを感じています。共感を表明するときは理屈は必ずしも必要ではないけれども、反論を唱えたい時は何らかの理屈は必ず必要だと、私は思います。もっとも、理屈をちゃんと付けたにしたって、本人の個人サイトまで直接文句を言いに行くという行為自体、私の行動の範疇にはありませんが。

少なくとも彼にとってはこれは自信満々の出来だったのでしょう。そうするともう、目指すところが違っちゃってるってことなので、出来栄えについて彼にとやかく言ってもしょうがないようにも思います。勿論脚本家だけでなく、スタッフ全般に対して。もっとイイモノを作ってもらうには、作り手を入れ替えて貰うしか無いです。でも、今のままでも良いと思っている視聴者も現実に居るわけだし、私の主張が正しいという自信もないので、私に出来ることと言えば、正直な感想を述べることだけです。

彼は放映前に自サイトであまりに自信たっぷりな宣伝をしてしまったがために、余計に攻撃の対象になってしまったのでしょうが、それにしてもこんな風では、力のあるクリエイターにルパンを作ってもらいたくても、誰も手を出したくないでしょうね。ファンからの攻撃だけでなく、制作サイドからも作品に関して色々うるさい制約があるようだし。

考えてみれば、作品がつまらないのならその作品から離れればいいだけの話なのに、これだけファンから色々五月蠅く言われる作品も珍しいのではないかしら? 我ながら不思議ですが、でも見捨てて離れる気持ちにもならないのです。離れた方が、制作サイドに危機感を与えられて良いような気もするのですが、何も文句を言わずにいると、結果として現状に満足なひとだけが残ってどんどん酷く(というと語弊があるでしょうか)なるような気もするし、またいつか良い新作が見られるのではないか、とどうしても期待してしまいます。

役者の声の問題については、ここ数年の感想と全然変わらずです。キャスト一新して頂きたいです。ドラえもんのキャスト一新は、成功したかどうかはビミョーなところですが、その心意気は買いたいと思います(個人的には、のび太とドラえもんの声が似すぎて、どちらもキンキンしていて聞きづらいですが…まあそれはさておき)。

…というわけで、申し訳ないですが今年のテレスペには文句ばっかりです。ファンの中には「ツマラン」と思う作品の中にも拾えるところを見つけられる人も多いようなのですが、私は一度ムカつくとなかなか良いところを見つけられなくなるタイプみたいです。今回も「良かったところ」はひとつも…あ、ひとつだけ思いつきました。ラストで今回の「お宝」を、どーでもいいようなことに使っていた所。オチとしては割と気持ちのいいモノではないかと。もう一度くらい見たら他にも見つけられるのかもしれないけど、見るとムカツキそうなのでもう見ないかも。
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ルパン TV スペシャル 2005

今年は7月22日に、毎年恒例ルパンのTVスペシャルが放映される。NTV のサイトに載った番宣のページはこちら





まず、絵を見てガックリ。… ○| ̄|_  (;゜〇゜) いやいや、脚本の前川氏は自HPで「自信作です!」「テレスペの『ワルサー P-38』が好きです」「旧ルのファンなのでそのテイストを目指しました」って言ってたぞ(ちなみに私はテレスペの中では『ワルサー P-38』がかなり気に入ってます。そして勿論旧ルの大ファンです)。ひょっとして期待できるかもしれないぞ、と思い直してあらすじを読んでまたガックリ。ああ、また今年も胃を痛くしながら見るのか。 (T-T) つーかそれなら見なきゃ良いじゃん、とも思うのだけど、やっぱり見ちゃうのよね〜。

まあ、もしかしてひょっとすると楽しめる作品かもしれないので、また見てから色々言うことにしよう。それにしても今まで、テレスペはスタッフが愛情掛けずに手ェ抜いて作ってるんだろうな、と思っていたけど、少なくともこの脚本家さんは凄い気合い入ってるみたいだし、自信満々だし、出来上がったフィルムを見て「いい出来だ」と断言しているので、これでもし「駄作だ」とこちらが受け取っちゃったら、もうどうしようもない状況ってコトだね…。作り手が「良い」と思うレベルと受け手がナットクできるレベルに 絶望的な差が存在しちゃってるってコトだよね…スタッフの気合いの問題じゃあ無いってコトなんだよね… (T-T) だとしたらスタッフを責めてもどうしようも無いんで、人選してる人になんとかなって貰わないと困りますね。いや待てよ、その人選してる人だって作品に対する目が無かったらどうしようも無いじゃないか。一体どこから手を付ければ良いんだろう?

まあとにかく放送の日まで静観しますか。駄作だった場合、同士とチャットで文句言い合うのが唯一結構楽しみだったりするのです (笑)
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肉ルパン?

先週 出島ワーフに食事に行ったときの明細書。ん?「肉ルパン」?…と思ったら、私は魚料理にライスを、ダンナは肉料理にパンを頼んだので「魚Sライス」「肉Nパン」と書いてあったのだった。「魚」のS、「肉」のNだろうに、何でわざわざ両方書いてあるんだろう?





 
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ルパン小説サイトご紹介

さて、17日に書いたように、ルパンネット界のスバラシイ物書きさんをお2人紹介しちゃいたいと思います。ルパンファンでネットをやってる方なら、知らない人はいないんじゃなかろうかとは思いますが、この雑記帳を読んでおられるのはルパン関係以外のかたが殆どだ思うので。

ファンサイトのルパン小説は沢山ありますが、一口にファンの書く小説と言っても色んな傾向のものがあります。キャラクターの内面にスポットを当てたもの、キャラクター同士の関係性を自分寄りに改編して楽しむもの、ちょっとここでは紹介するのがはばかられるようなオトナ系のモノ (笑) …等々。私自身はオリジナルのルパンの世界を愛しているので、その世界を硬派に(?)表現しようとしている作品に惹かれます。ここで紹介するお2人は、私が「硬派」だと勝手に思っている物書きさんです。

まずはみゆさんのサイト、「Club Mercury」。こちらは完全ルパンファンサイトで、小説・イラスト・放映作品レビュー 等々が置いてあります。

そして光路郎さんのサイト、「Arlequin(アルルカン)」。こちらにはルパン以外の小説も置いてあります。光路郎さんは仕事でシナリオ等も手がけ始めているようで、目出度くプロになっちゃいました!

彼等の作品は、筋立てが良く練られていて、時には伏線や意外などんでん返しが仕掛けられています。セリフ回しが自然でドンドン読み進むことが出来、登場人物の言動もそのキャラをよく表しており、洒落た演出があって思わずニヤリとすることも多く、描写が巧みなので読んでいると自然と映像が浮かんできます。普段絵を描かない私も思わず描きたい気持ちを掻き立てられることも…それでも描きませんけど (笑)。作風はそれぞれに特徴のあるお2人ですが、これらの点は共通しているのではないかなと、私は感じています。それに加えて、お2人ともキャラ的にルパンのファンなので、ルパンの待遇が良いというのもワタシ的ポイント (^^ゞ 。

私には文章力が足りなくてお二人の作品のレビューなんて出来ませんが、面白いなと思ったことを少々。私は生粋の旧ル(TVファーストシリーズ)好きで、新ル(TVセカンドシリーズ)が始まった時は頻繁にハラを立てながら見ていたクチ(勿論、好きな回もありますが)。みゆさんは新ル含め幅広いルパン像を広い心で(しかし鋭い観察力と分析力を持って)楽しまれており、光路郎さんはカリオストロの城がご贔屓作品なのだそうです。つまり2人とも、愛顧の対象が私とは異なるわけですが、彼等による作品は本当に魅力的で、私は時には身悶えするほどの (笑) 幸福に浸りながら読んでいます。

どうして好きな作品が違うのに、彼等が文章にするとこんなにも私の趣味に合致するのか、それがいつも不思議なのです。音楽の話で言うと、自分の好きなミュージシャンが好んで聴く音楽って、自分の好みと合致することが多いように思います。

考えてみて思い至ったのは、「愛顧の対象」そのものが、違う媒体で表現されてることが理由なのかもしれない、ということ。アニメーションはキャラクターの絵柄・動きや仕草・音楽・物語・セリフ・声の演技等々、様々な要素が組合わさって作られるのに対して、小説は言葉だけの勝負なので、アニメーションとしてはどの作品が好き、という対象が違っていたとしても、文章で表しうるエッセンスの部分ではツボポイントが合致しているのかも。勿論、文章として優れている、ということは大前提なのですが。

もっとも、みゆさんとは某所で時々チャットなんかをご一緒してるわけですが、新ルの中でも何がみゆさんのツボを突いてるかを拝見していると、そのポイントは私と非常に似ているなーと思いますので、割と似た好みとも言えるのかもしれないんですが…それでも、彼女の方が私よりも守備範囲が広いのは間違いないです。

みゆさんはサイトの中でTV放映作品のレビューもされていますが、これがまたヒジョーに面白いのです。私がハラをたてちゃってるような回のものでも、みゆさんのレビューは面白く読めます。私がボンヤリと感じていたことをズバっと分析して言葉にしてくれることもあれば、「こんな見方も出来るのか〜」とか「よ〜こんな細かいところまで見てるわ〜」ということもあって感心しきり。数が多いので未だに全部は読めてないんですが、大変読み応えがあり、まだこれから読める分が沢山あると思うと嬉しい限りです。ルパン作品に興味のある方には、レビューも強くオススメします(ネタバレありなので、作品を見てから読みましょう)。小説の方は、普段ルパンをあまり見ない人にも充分面白いと思います!

みゆさん、光路郎さん、勝手に紹介しちゃってスミマセン (^^ゞ お2人にはリンクの許可も頂いてて、こんきち道からはリンクも張らせて頂いてるので、そのままこちらにも張らせて頂きました。m(__)m コッソリラブコールでした。
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小説・ルパン三世

双葉社が出してる「小説推理」という雑誌に、時々ルパン三世の小説が連載されており、5本をまとめた本が出版されている。なかなか面白かったので、ここでオススメ。「RECOMMEND」の蘭にもアップしてあります。

 『拳銃家業もラクじゃない』 by 大沢在昌
 『バンディット・カフェ』 by 新野剛志
 『1-1=1』 by 光原百合
 『深き森は死の香り』 by 樋口明雄
 『平泉黄金を探せ』 by 森 詠

の5本立て。個人的には、最初と最後のはあまり面白くなかった。大沢在昌なんて有名所なのに、なんだか誰が何してるんだが、行きつ戻りつして読まないと判りにい。セリフもなんだか不自然。新宿鮫とかって面白いのかしら?

バンディット・カフェ』は、ストーリー自体はどうってことないのだが、コミカルな描写が上手い。ルパン達の行動にも不自然な部分が無くて、素直に楽しめた。

1-1=1』では意外な人物がフィーチャーされていて、TV作品を見ているヒトは「そう来たか」とニヤリとするかも。ルパン達よりも「彼」のほうが出ずっぱりで、彼の視点から物語が書かれており、そのためにルパン達の行動を第三者的視点から見ることが出来て面白い。また「彼」自身も、「ウンウン、成長したらこうなるだろうな」とナットクできる性格に書かれていて上手いなと感心する。ルパンがやや「いい人」すぎるがウンザリするほどではなく (笑)、ストーリー展開もよく考えられているオススメの一本。

深き森は死の香り』は、私の大好きな「アクション・ノベル・シリーズ 〜 エルドリア大脱出作戦」を書いている樋口明雄氏によるもので、今回のも非常に気に入った。なにしろルパンがカッコイイのだ♪ ストーリーを追うよりも、ひたすらルパンのカッコイイ絵を想像しながら楽しんでしまった。この人にテレスペの話を書かせてくれないかなあ。私ゃルパンがカッコ良ければ何でも良いのよ、ウン。(極言)

平泉黄金を探せ』は、ワタシ的には却下。ルパン達のセリフが非常に不自然で、「こんなセリフ言わんやろ!」と始終突っ込みまくり。描写もなんだかギクシャクしていて読みにくく、ストーリーも凡庸で拾うべき所が見つからない。お好きな人、スミマセン。ルパンネット界には、もっと素敵な作品を書くアマチュア作家が沢山いると思う。後日紹介致します。
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