北九州旅行・1(初日)
2005/04/29 (金)
大分方面へ旅行。今日は朝10時から NHK FM にトライトーンが出演する。本当はこないだの日曜の夜に本放送があったのだがうっかり聞き逃したので、再放送の今日、聞くつもりだった。が、ダンナが「今日は9時には出るぞ」、と息巻いているので、仕方なく留守録を仕掛けて出かけることにした。留守録と言っても我が家のオーディオシステムにはそんな機能は付いていないので、単に電源をタイマーに差し込んで、長時間モードで録音をスタートし、放送が終わる頃に電源が落ちるようにしておいただけ。ちゃんと録れていますように…。どうせならビデオにラジオチューナーが付いてれば、こういうときラクなんだけどなあ。道中、カーステレオでチューニングしてみたが、高速に乗ってしまったらガーピー言って全然聞こえなかった。直前の番組になんとまあ Baby Boo のチェリー君が出演していたようなので、これも帰ったら聴いてみよう。
まずは深耶馬渓一目八景。こちらは色んなガイドブックにデカデカと紹介されているらしいが、全然大したこと無かった(失礼)。30分散策コースというのがあったので行ってみたが、12年ほど前に崩落があって今は 10分くらいのコースになっており、渓谷とか全然見えないうちに終わってしまった。唯一の見所は展望台だが、ふーんなるほど〜、という位の感じ。ここは別に行かんでもいいです(酷)。どうやら紅葉の時期に来ると綺麗らしい。
お次は「くじゅう花公園」を目指すが、その道中に全く予定になかった見所が沢山あった。まずは「滝街道」。道の脇に転々と滝があるのだが、なかなか見応えのある滝が多い。わざわざ車を降りて見に行く価値有り。写真に撮ると迫力が全く出ないのが残念。それから九重連山を見渡せる長者原という湿原。ものっすごく広大で、ただそれだけでも気持ちがいい。バックの山々もなかなかに壮観で、こういう広いところに来ると「目が良くなったのだなあ」ということを実感する。メガネで視力を矯正していた時と比べて、フレームが無い分広さの実感が随分違う。その代わり、目がちょっと疲れやすくなったような気がするが、術後の一時的なものでありますように…
さて、いろいろ寄り道した末に「くじゅう花公園」に到着。ここは花の数がハンパでなく、これまで行ったどのフラワーパークよりも「おお」と感嘆の声を挙げる回数が多かった。実に見事。マジでお勧め。季節によっても印象が違うだろうが、背後の山を借景にしていて、広々としていて気持ちが良く、余計な建造物が見えないのが良い。お近くにお越しの際は是非お寄り下さい。今は特にチューリップと姫金魚草が見頃で、幸い天気にも恵まれたので、じっくり時間を掛けて堪能した。
宿へ向かう途中、「杖立温泉」という看板が目に入る。「杖立温泉って、こいのぼりで有名なところじゃなかったっけ?」とダンナが興味を示し、気を付けて案内を見ていると、「鯉のぼり祭り開催中」との文字が。フラフラと寄ってみると、カナリの数の鯉のぼりが下げられており、なかなかの壮観。鯉にはそれぞれ男の子の名前が書かれており、一人で何匹も出してる名前もあれば、1匹に何人もまとめて名前を書いてあるコイもいる。このあたり、貧富の差が現れているのだろうか(^_^; 後で知ったが、ここって熊本県だったのね。いつの間に。
本日のお宿は日田の「若野屋」という古い旅館。建物は築75年くらいらしく、かなりモノスゴイ状態である。ダンナは「古くて趣がある」という風情が良くて予約したようなのだが、趣があるというよりは、ただ古かった。なにしろ床が水平な箇所を見付けるのが難しいくらい、あちこち傾いているのだ。人が歩くとミシミシグラグラ揺れて、慣れないうちはその都度地震ではないかとビクついてしまった。宿の人に訊いたら、こないだの福岡の地震の時はかなり怖かったようだ。よくぞまあ、ご無事で…いつ崩れても不思議でないようなたたずまいで、保険会社の社員のクセにこんなスゴい宿予約したりして、リスク管理がなっとらんのではないかと思ったが、しかし料理は非常に美味しかった。…にしても、部屋にトイレが付いてない宿に泊まったのは久しぶりだ。
まずは深耶馬渓一目八景。こちらは色んなガイドブックにデカデカと紹介されているらしいが、全然大したこと無かった(失礼)。30分散策コースというのがあったので行ってみたが、12年ほど前に崩落があって今は 10分くらいのコースになっており、渓谷とか全然見えないうちに終わってしまった。唯一の見所は展望台だが、ふーんなるほど〜、という位の感じ。ここは別に行かんでもいいです(酷)。どうやら紅葉の時期に来ると綺麗らしい。
お次は「くじゅう花公園」を目指すが、その道中に全く予定になかった見所が沢山あった。まずは「滝街道」。道の脇に転々と滝があるのだが、なかなか見応えのある滝が多い。わざわざ車を降りて見に行く価値有り。写真に撮ると迫力が全く出ないのが残念。それから九重連山を見渡せる長者原という湿原。ものっすごく広大で、ただそれだけでも気持ちがいい。バックの山々もなかなかに壮観で、こういう広いところに来ると「目が良くなったのだなあ」ということを実感する。メガネで視力を矯正していた時と比べて、フレームが無い分広さの実感が随分違う。その代わり、目がちょっと疲れやすくなったような気がするが、術後の一時的なものでありますように…
さて、いろいろ寄り道した末に「くじゅう花公園」に到着。ここは花の数がハンパでなく、これまで行ったどのフラワーパークよりも「おお」と感嘆の声を挙げる回数が多かった。実に見事。マジでお勧め。季節によっても印象が違うだろうが、背後の山を借景にしていて、広々としていて気持ちが良く、余計な建造物が見えないのが良い。お近くにお越しの際は是非お寄り下さい。今は特にチューリップと姫金魚草が見頃で、幸い天気にも恵まれたので、じっくり時間を掛けて堪能した。
宿へ向かう途中、「杖立温泉」という看板が目に入る。「杖立温泉って、こいのぼりで有名なところじゃなかったっけ?」とダンナが興味を示し、気を付けて案内を見ていると、「鯉のぼり祭り開催中」との文字が。フラフラと寄ってみると、カナリの数の鯉のぼりが下げられており、なかなかの壮観。鯉にはそれぞれ男の子の名前が書かれており、一人で何匹も出してる名前もあれば、1匹に何人もまとめて名前を書いてあるコイもいる。このあたり、貧富の差が現れているのだろうか(^_^; 後で知ったが、ここって熊本県だったのね。いつの間に。
本日のお宿は日田の「若野屋」という古い旅館。建物は築75年くらいらしく、かなりモノスゴイ状態である。ダンナは「古くて趣がある」という風情が良くて予約したようなのだが、趣があるというよりは、ただ古かった。なにしろ床が水平な箇所を見付けるのが難しいくらい、あちこち傾いているのだ。人が歩くとミシミシグラグラ揺れて、慣れないうちはその都度地震ではないかとビクついてしまった。宿の人に訊いたら、こないだの福岡の地震の時はかなり怖かったようだ。よくぞまあ、ご無事で…いつ崩れても不思議でないようなたたずまいで、保険会社の社員のクセにこんなスゴい宿予約したりして、リスク管理がなっとらんのではないかと思ったが、しかし料理は非常に美味しかった。…にしても、部屋にトイレが付いてない宿に泊まったのは久しぶりだ。