こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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中秋の名月

打ち上げが終わって外に出て、明石駅前広場にてみんなでトライトーンの大合唱。フト見上げると、今日は中秋の名月だった。思わずパシャリ。歌いながらドアップにしてはぶれなかった。

満月を見上げながらアカペラ仲間とトライトーンを歌う。良い夜だなあ。



 
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第4回こんきち組@明石

昨日に引き続き、あまとら本番。10時に明石駅に集合して、明石公園内の生涯学習センター分室へ。坂が多くてみんなゼエゼエ言っているが、私は割と平気だ。長崎で坂に慣れたのだろうか。それともデューク更家のお陰だろうか。しかし今日はまた暑い…

既にホストバンド・シャウトのメンバーさんは準備に入っている。全体の集合までにはまだ時間が大分あるので、申し訳なく思いながらも控え室で練習をさせて頂く。かなり切羽詰まっているので、どうかお許しを。多くの時間を「オウミ住宅」の振り付けに費やし、久しぶりに歌う「L-O-V-E」とかも付け焼き刃で思い出し練習して、アッという間に全体ミーティングの時間に。

一昨日の夜、携帯からミクシィを覗いていたら、だんちゃんが日記で今関西(しかも明石のすぐ近く)に来ていると書いており、「こんなのあるよ〜」と今日のこんきち組のことをお知らせした。そしたらナント、入っていた予定をキャンセルして聴きに来てくれるという。だんちゃんにあまとらをハコで聴いて貰うのは初めてなので、凄く嬉しいぞ!

今日は apres-midi のまりこさんも来てくれて、だんちゃんと2人並んで客席に。のみならず、シャウトさんが凄く頑張って完璧な準備をして、しかもお客さんも沢山たくさん呼んでくれた。こんなに沢山の、初めてのお客さんの前で歌えるとは。昨日もそうだったけど、凄く恵まれた機会だなあ。シャウトさんありがとう!

さて、本番の出来はというと…こんな良い機会を与えて貰ったのに、今日の結果は個人的には「惨敗」という感じだった。反省することがてんこ盛り。最大の反省点は、曲数を詰め込みすぎてしまったこと。最終的に直前に1曲削りはしたものの、それぞれ「歌いたい曲」があって結局削りきれず、MCを短めに、という前提でキツキツのセット内容にしてしまった。その結果、MCを淡々と進行してもらうことになってしまい、途中まで客席との一体感を得られず、お互いに緊張感を持ったままの進行になってしまった。やっぱりちょっとお喋りして、客席とコミュニケーションをとっておくことは、特に初めてのお客さんが多い時には必要だと思った。途中の「オウミ住宅」あたりで、ようやく和やかな空気になったか。しかし残りはあと3曲。遅すぎる。しかも時間がない、と焦っていたので、私の喋りがいつにも増して早口に。あれでは何を言っているのか判らなかっただろう。いかんなあ。

それから…昨日は上手く行った「Moon River」と「ちいさい秋みつけた」が、今日はダメダメだった。どっちも随分出だしの方から音が下がってしまってドキドキ。「Moon River」は途中から私がリード、「ちいさい秋」は間奏のオブリガートが私の担当で、音程的に一番上になる。内声で付けていく場合はそれほど怖くなく付いていけるのだけど、自分が一番上になるときに音程に不安があると、とてつもなく怖い。事故が起こるのはある意味しょうがないことで、こういうとき、開き直ってちゃんと歌いに行かないといけないと思うけど、音程のことばっかり考えて結局ツマランことになってしまうのだ。自己嫌悪…シミニック氏も昨日の疲れからか非常に調子が悪く、最初の「Moon River」では声が出なくてイキナリ8小節くらい脱落したのでビックリした。いやでも、彼だけの問題ではなく、全体的にやっぱり不調だったよなあ。昨日の音響があまりに良すぎたのも敗因のひとつだろうか?

余談だが、「ちいさい秋」は早い段階で半音下がってしまった。間奏のオブリガートは、原調だとすごく気持ちよく声が出る音域なのだけど、半音下がるとポジションが下がってとても出しにくい。コレが面白いなあといつも思う。いろんな音の連なりなのに、全体の基準が半音下がっただけでどうしてポジションが変わってしまうんだろう。

初共演した「dulupa」さんは、どちらかというと合唱色の濃いバンドさんで、かなりの実力派。合唱教をアレンジした「ちいさな空」「夢見たものは」はオオハマリで心地よい。トップ嬢の声の綺麗なこと! 普段あまり練習時間を取れていないらしいが、そうとは思えない堂々たる歌いっぷりであった。

幹事のシャウトさんは、前回のこんきち組で素晴らしい!と思ったが、今回それに更に磨きをかけた感があった。彼等には不思議な魅力があって、例え音がちょっとくらいブレていたとしても(念のために言っておくと、ハモリのほうも見事なものです)、聴く側にそれを気にさせない勢いがある。この点、東京の「うみねこや」と通じるところがあると思う。シャウトのリーダー氏が「うみねこや」の大ファンなのだが、それも良く判る気がする。ノリが揃っているとかバランスが良いとか、色んな要因があるのだろうけれど、練習によってこういう境地に達するのはなかなか難しいだろうなあ。メンバーの持つ資質の部分が大きいんじゃないだろうか。もちろん、女性2人のリードも凄くイイし。本当に良いバンドになりましたね〜。

というわけで。シャウトの座右の銘「お客さんに楽しんで貰う」というスタンスが良く出ている、素敵なライブでした。あまとらも、いつもそういうつもりではいるんだけど、今回も結局「お客さんが聴いて楽しい曲」よりも「自分たちの歌いたい曲」を優先してメニューを組んじゃったワケだし、そこら辺の考えは大分甘いように思う。もちろんアマチュアにとって「歌いたい曲」というのはとても大事ではあるのだけど、どういうお客さんが来るのか、というのはいつも念頭に置いて選曲したいものだ。いつものこんきち組の場合、お客さんのアカペラー率はとても高いが、今回はそうでないことは最初から判っていたのだから。

色々あったものの、さぁ打ち上げだ打ち上げだ。元々今回のこんきち組は、「明石でたまごやきを食べながら打ち上がりたい」という話から場所が選定されたのだ (笑)。シャウトさんお勧めの「食膳酒館 道場」のたまごやき(一般的には明石焼きといいます)は、ものっすごく美味しかった。まさか丸々一枚頂けるとは思っておりませんでした。打ち上げにはだんちゃんも参加、他にも今日聴きに来てくれた、シャウトさんとお付き合いのあるバンドのメンバーさんも来られていて、大盛り上がり。dulupa のメンバーのうち3名様は都合で参加できずに残念。色々お話ししたかったなあ。やっぱり打ち上げは大勢が楽しいですね。あまとらはネタを4つも大放出披露して、それがウケたので嬉しかった〜♪

長崎に転勤して、あまとらの活動さえ本当にちゃんと続けられるかどうかちょっと不安だったけど、こんきち組までこんな風に続けて貰えるなんて、何て幸せ者なんでしょう、私ってば。皆さん本当にありがとう。

※注:こんきち組とは… 2003年12月、私の参加する関西のバンド3つ + apres midi さんとでジョイントライブを行ったことから発足した集まりで、年に数回ジョイントライブを行うことを標榜している。…が、私の転勤もあって、今回が4回目である。主に私の人脈を辿って繋がったバンドなので、「こんきち組」などという名前を付けて頂いてしまったが、ライブの企画・運営は持ち回りで行っている。当初加盟バンドは【あまとら】【うたまろ】【A7】(以上3つは私の参加バンド)【声粋】(あまとらの 3rd、TSURUさんの参加バンド)【apres midi】であったが、後に【シャウト】が加わり、うたまろと声粋はその後解散してしまった。シャウトは過去に私が助っ人参加していたバンドで、ベース氏がうたまろのリーダーであったりと、とても縁が深い。
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