こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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JASRAC 嫌い

ミクシィで掲題のコミュに入ってるんですが、そこで紹介されていた記事。

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html

JASRAC が集めたお金の内訳と行き先の不透明性や、どうあがいても JASRAC にお金が集まる仕組みについて書かれてます。現在は、著作権者が JASRAC 以外の団体にライセンス管理を委託することも出来るようになっていますが、「演奏権等」「録音権等」「貸与権」「出版権等」と4つに分けられた権利(支分権)のうちの、「録音権等」しか外部の団体に委託することが出来ません。他の権利に関しては相変わらず JASRAC に管理をまかせるしか無く、その上、JASRAC を通さなければ、「録音権等」すらも他の管理会社に支分権を振り分けられない仕組みになってるそうです。

「こんきち道」では JASRAC にお金を払ってますけど、これが本当に著作権者に配分されてるのでなくて、JASRAC に良いように吸い取られてしまってるとしたら、何とも腹立たしい限りですわー。でも現時点ではほかに正当な方法がないからしょうがない。何か弱みにつけ込まれてるような気がします。

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JASRAC からは話がずれますが、お役所系のシステムってなんとかならないのかなー、なんて最近ちょっと嘆いたりして…。私はどっちかっていうと「小さな政府」派なんですが、それは役所にお金が沢山いくと、無駄遣いとか私腹肥やしとか、正当でないことにお金がたくさん使われるんじゃないかと疑ってるからで、ちゃんと行くべき所にお金が行くのなら、福祉とかなんかのために、余裕のある層(うちも今はまあそうだと思います)の税金がもう少しあがってもいいかな、という気がしています。今の状態で税金だけあげられたら、「こんなに無駄遣いしてんのにブザケンナ!」と思いますけど。

年金問題にしても、お役所が信用できるならば、「どうせ加入を義務化するのなら年金保険料も税金に組み入れて、目的税化して徴収してしまえばいい」と思うのですが、いまの状態だと無駄に使われそうでそれも心配…

それなりに優秀でないとお役人にはなれないでしょうし、真面目に働いている役人さんもたくさんいるでしょうけれど、公的機関であるということ自体が、せっかく集めた優秀な人材をスポイルしてしまってるという面はあるんじゃないのかしら。「働きがよければそれだけ見返りや評価がある」という状態でないことが、非効率に繋がってしまうのは、(自分を顧みるに)人間としてある程度しょうがないコトのような気がするのですよね。そのことを解決するいいシステムが何かあればいいんですが。

例えばいまは経費削減が予算割り当て減に繋がるのでマイナスと捉えられる場合も多いでしょうが、経費削減が役人にとってプラスになるシステムとかって…難しいですかねえ。

仕事の質ということで言えば、話題になってるエレベータの入札とかも、安くあがるからシンドラー社製品が公的機関で多く採用されてるのでしょうが、安かろう悪かろうではしょうがないし、かと思うと一方では「不適切な随意契約」がワサワサ見つかったりするしで、公的機関に、安くていいものを見極めようという気概と同時に、ノウハウもないのではないかしらん。一般企業なら死活問題になるそういったノウハウも、公的機関ではないがしろにされてたりとかするのでは。

北欧とかでは、大きな政府もうまく行っているのでしょうかね。国の規模が大きくなると難しいのか、それとも日本では歴史的に見て役人が「お上」と表現されるように、「公僕」ではなく「エラいヒト」であった、というのが関係してたりするんでしょうか。

…とかいいつつ、私はかなり無駄遣いしてるなと自分でも思います。ダンナごめん!
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