こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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母の受難 (^。^;)

私が病院通いしている間、母は母で大腸ポリープを切除するために入院していた。月曜日に入院して、退院までに1週間チョイかかるかも、という話だったが、本日4日で退院できたそうで、簡単に済んでよかった。

しかし実は色々とあったようで。手術後病院内から貰ったメールに「全て順調とは行かなかったけど」とあったので心配したが、それは結果のことではなく、手術に至るまでの顛末だった。

大腸ポリープの手術の前には、大腸をすべてカラッポにしなくてはならないので、中身を出すために、下剤の入った水を2リットル、1時間に1リットルのペースで飲まなければならないらしい。2リットルって、1日でだって飲むの大変だよねえ…(@_@) で、母が渡された液体は、飲むたびに味が濃くなっていったのだそうだ。どうもおかしいと思ってよくよく見ると、下の方に粉が溜まっていたので、気付いてからはフリフリしながら飲んだそうなのだが、一番最後のほうには何とも言えない味になっていたとか。

2リットル飲みきっても、大腸の中にはまだ中身がしつこく残っていて合格とはならず、なんとまあもう1本飲まされたのだとか。しかも、このままだと検査の時間が終わってしまうので、2時間よりも速いペースで、と急かされたらしい。さっきのがちゃんと溶けていなかったと報告したら、今度はちゃんと混ざった液体が来た。1本目は最初の作り方がマズかったのだねえ。内容物が排出されなかったのはそのせいではないでしょうけど、気の毒な母… (T-T)

4リットル飲んでようやく何とか合格となり、いよいよカメラを挿入。男女1人ずつのお医者さんが居て、最初は女性のほうが操作をしていたが、入った途端にもの凄い激痛が走って、痛かったら言ってくれと言われていたので、母は「痛いです痛いです」と訴えた。女性の医師は男性医師から色々指示を受け、「あらら?」とか言いながら進めていくのだが、その間もう痛くて痛くてしょうがなかったとか。で、あまり痛がるので途中で男性の医師が交替して、そのあとは何ともなくなった。男性医師がカメラを操作するのを見て、女性医師が「あ〜、なるほど、すごーい」みたいなことを言ってるのだとか。コレって完全に練習台ってコトですよね? (^。^;)

誰でも最初はヘタクソで、経験を積んで巧くなっていくのでしょうけど、人体で経験する前に、模型みたいなもんで練習したりはしないんでしょうか? それに、女性医師の「あらら?」とか「なるほど」とかの発言はヒジョーに不愉快だと思うんですけど。思っても患者の前で口に出すなよ! ってなコトじゃありませんかね?

肝心のポリープのほうは、奥まで行っても見つからなくて、引き返す時によくやく 3〜4mm のが見つかり、その場で切除。入り口(出口か)付近でもう1コ小さいのが見つかって、それも切除。手術自体は簡単なモンだったらしい。こんだけ苦しい思いをして結局何もありませんでした、とならなくて良かった…病気があって良かったってのもヘンだけど、でもそう思ったそうです (笑)。滅多にない面白い経験なので画面を見ていようと思っていたのに、最初あまりにも痛くてそれどころじゃなくて悔しかった、との感想も。

というわけで。無事に家に戻ってきた母からの報告でした。いやはや、病院ってイロイロありますな。(公開に際しては事前に母の承諾を得ています、念のため。)
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