こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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JASRAC 追加情報

先日話題に出した和歌山のレストランのお話ですが、判決文を発見しました。

  http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070131152830.pdf

あまりに長いのでまだ目を通してませんが、当然ながらやっぱり2ちゃんねるの速報だけを読んでちゃダメですね。

わかりやすく解説してくれているひとが居ました。

  のーない会議tatuya : デサフィナード訴訟を考える

取り敢えずアップしときます。あと、前にコメント欄に書いた参考文献サイトも挙げておきます。

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【テレビが独占する音楽著作権利益の実態】作曲家・穂口雄右氏
   http://www.amvox.co.jp/entrance/vision/

【音楽著作権とJASRAC問題】評議員時代・玉木宏樹氏
   http://www.archi-music.com/tamaki/copyright.html

【音楽家 平沢進氏の提言】
   http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html

【表現主義総合環境形成への具体策】
   http://jam.velvet.jp/copyright.html

【JASRACを考える。】
   http://blog.livedoor.jp/jasrac1/

【週刊ダイヤモンドの記事/企業レポート日本音楽著作権協会】
   http://magazine.yahoo.co.jp/taisyou/news/index.html

【全国音楽利用者協議会】
   http://www1.u-netsurf.ne.jp/~sphere/kyogi-syui.html


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≡★ 追記 ★≡

mixi の JASRAC 関連コミュのなかで、【音楽家 平沢進氏の提言】の記載内容を綺麗に要約をしてくださってるかたがいらしたので、少々加工しつつここに転載させて頂きます。ご本人の許可を頂いてます。

● アーティストは大手レコード会社とのメジャー契約の際、
  レコード会社に著作権の「譲渡」をしなければまず契約できない

● 大手レコード会社(出版会社)はその著作権管理を JASRAC へ委託する

● JASRAC は集金したお金から手数料を引いた上で、残りを
  版権を持っているレコード会社へ収める

● レコード会社で更に 50% 差し引かれ、残りがアーティストへ渡る


つまり、メジャー・レーベルがJASRACとの強い絆を断ち切らないかぎり、JASRAC は著作権管理の名の元にお金を徴収し、レーベルも儲かるという構図です。しかし…


● 2001年に直作権管理の自由化をするために、著作権が
 「演奏権等」「録音権等」「貸与権」「出版権等」の4つに分けられた

● 新規参入できるのは、「録音権等」のみで、残りは現状では
  JASRAC に任せるしかない

よって、メジャー・レーベルが、JASRACとの関係は断ち切るのは難しいと思われます。


こんきち注)出版者が差し引く手数料に関しては 1/3 という規定があるようなのですが、筆者(平沢氏)が 50% といっている根拠はよくわかりません。不法に搾取が行われている、という実態があるのでしょうか。
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