こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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京劇鑑賞

長崎歴史文化博物館に、京劇を見に行ってきました。勿論ダンナの希望 (笑)。

今日は起きてから出かけるまでの時間が短かったので(つまり日中まで寝ていたので/笑)ドーピングしてから出かけるまでに時間がなくて、最初はちょっとヘロヘロしていたのだけど、京劇が始まる頃にはクスリが効いてきました。ところが効いてくると眠くなってくるわけで…最初の演目は台詞が多かったので、中国語がカケラもわからない私は眠気との戦いに大変苦戦したのでした。

演目は「覇王別姫」「孫悟空」「三岔口」の3つ。最初のは項羽と虞美人の別れのシーンで、「四面楚歌」の成句のもととなった場面。虞美人役の女性の発声が特殊で面白かった。声の高いユーミン、あるいは清水よし子みたいな感じ (笑) で、鼻に抜けた声。

「孫悟空」は如意棒を使ったパフォーマンス、「三岔口」は立ち回りが多くて、眠くならずに楽しめました。

楽師さんが2人来ていたのに、伴奏がカセットテープ録音だったのが残念でした(奥でカセットを出し入れする音が聞こえた)。今時カセットって凄い。シャーって雑音がでっかく入っていました。2人の楽師さんは上演の前に打楽器(凄く甲高い音がする猪の皮を張った太鼓、大銅鑼、小銅鑼、カスタネットみたいな板)や弦楽器(二胡)、笛(葫芦糸/フルス)なんかの実演をしてくれて、とても面白かったです。2人でもいいからナマで伴奏してくれれば良かったのになー。

特に葫芦糸はとても綺麗な音がしました。ヒョウタンの先に竹が3本ついているのだけど、音は2つしか鳴っていなかった様な…Gマイナーの曲で、Dの音がずーっと鳴っていました。バグパイプのマイナー版みたいな感じ (笑)。

上演中は撮影禁止とのことでカメラを持って行かなかったのだけど、最初のアナウンスで「フラッシュを使った撮影はお控え下さい」と言っていたので、フラッシュ焚かなければ撮って良かったのか〜持って来れば良かった…と後悔。掲載した写真は、ロビーに飾ってあった人形です。

歌ったり写真を撮ったりしている時は決して眠くならないのでこれまで気づかなかったけど、ドーピングしておでかけするときは 自発的に楽しめるものじゃないとクルシイ、ということがよく判りました。たはは。
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