こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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あまとら練(7)〜Tomorrow

で、午後はあまとらの練習。M.K.さんとのセッションの後だが、改めて聞くと てんこちゃんのリードもいいなあ、と惚れ惚れしてしまう。ナチュラルにストレートに出す声が実に透き通って遠くまで飛んで、ウラヤマシイ限りだ。某○ちゃん○るの某スレッドで、「2003年の KAJa! で歌っていた『あまとら』というバンドのリードの声が、やばい位に透き通ってた」というコメントを見付けたことがあるが、なんだか誇らしいぞ。

4月に計画している本番に乗せる候補曲をザーッと歌ってみる。結局は意欲的な選曲になってしまったりして、ダイジョーブかいな (笑)。

練習後、今日は Tomorrow に行くかどうか決めていなかったけど、場数を踏む意味で突然行っちゃおう、ということになった。お店の人に「1時間くらい後に歌いに来ます」とだけ告げて、バーミヤンで腹ごしらえをしながらおおまかに歌う曲を決めてイザ出陣。

前もって何も言っていなかっただけあって、お店に入った時にはお客さんは1人も(!)居なかったが、取りあえずの1杯を飲んでいる間に2組のお客さんが来た。1人のお客さんはお店の常連さんらしく、カウンター席でお店の人と談笑。1組はカップルで、ステージのすぐ近くに着席。きっとお喋りするつもりで来たんだろうに、申し訳ないなあと思いつつもライブスタート。すると嬉しいことにとても気に入って頂いたようで、9曲歌って引っ込もうとしたら、もっと歌えとのリクエストを頂いた。調子コイてレパートリーリストを渡してリクエストを貰い、あと5曲も余分に歌ってしまった…(^-^; しかしここでリクエスト頂いたものの中にも歌えないモノもあり、やっぱり一度ライブに乗せたモノはいつでも歌えるようにしておきたいなあ、これから練習では過去の曲をザーッと歌う時間を必ず取ることにしよう、と反省モード。

「Sing」はマイク無しでやってみたら大分ゴマカシはきいたけど、やっぱり最終的に半音下がってしまった。半音下がるか上がるか、どっちかなんだよなー。不思議だ。3曲目辺りでなんだか喉が苦しくなってきて、私のリード曲「すみれの花咲く頃」で丁度強烈なエヘン虫がやってきたのが悔しい。いつも朝から歌っていてもどうってことないのに、今日は声を張りすぎたのかなあ、なんて考えたが、ひょっとすると花粉のせいかもしれない。途中でカウンターのお客さんが帰ってしまったので、そこからもう歌う相手は目の前のカップルだけとなり、MCも対話形式に。こういうのもなんだか、楽しくて良いなあ。

今度はいつやるんですか、という嬉しい質問も頂き、メールアドレスを預かってあまとらライブニュースの送付先に加えさせて頂くことに。来客にお料理を出したらレシピを聞かれるのが一番嬉しいが、初めてのお客さんの前でライブをやったら「次はいつ?」と聞かれるのが一番嬉しいかも。
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M.K.さんとセッション

あまとらのメンバーに大人気の女性シンガー、M.K.さん。先日シミニック氏とテナもんや氏が彼女のライブに行った時に、兼ねてから抱いていた願いをついに告白。

「もしよろしければ、一度お手合わせ願えないでしょうか」

で、快諾を得られたのであった。彼等2人は混声4部の曲をやりたいということで、女性をもう一人探そうということになり、結局私に声を掛けてくれたワケだ。願ってもない嬉しいお誘い♪ アリガト〜

そこで本日、セッションの運びとなった。朝10時スタート。曲目は「My Foolish Heart (The Oom Maw Maw)」「Nightingale Sang in Berkeley Square (Manhattan Transfer)」の2曲。以前ちょっとだけあまとらでもやってみたことがある。Foolish のほうはテナもんやさんの耳コピ。Nightingale の方は売り譜でやっていたのだけど、ゼッタイ解釈が間違ってる! と思って、今回は私が耳コピしなおした。(←自信過剰)

M.K.さんは、去年うたまろがメン募していたときに、ダメ元でうたまろにお誘いしたことがある。その時は1度合わせに来てもらって、ある程度気に入って貰えたようだったが、多忙ということで辞退されたのだった。結局そのあとすぐ、私の転勤が決まってうたまろは解散してしまったのだけど…。M.K.さんとは、その時以来のセッション。男性陣にとっては初めてだ。

前回のあまとらのときに、実はこういう企画があります、と TSURUさんとてんこちゃんに知らせたら、TSURUさんがムチャクチャ悔しがって(そりゃそーだ。TSURUさんも M.K. さんの大ファンだものね)、「ずるいー。僕も参加させてください」という流れになり、今日は飛び入り参加している。途中でシミニック氏と入れ替わって、TSURUさんが Nightingale のベースを歌ったりする。

歌ってみて M.K.さんの意見を仰ぐが、やはり出てくる感想がミュージシャンだ。曲想のことや音色のことに、まず気が行く。あまとらではそれは、一番最後だものね〜。この間のトライトーンのワークショップでも感じたが、アマチュアとプロの間には、やっぱり厚い壁があるのだなー。ノリとか運びとかに妥協がなく、しかもそれが体に染みついてちゃんと自分のものになっているのだ。「アマチュアとプロ」という言葉で片付けてしまっていいものかどうか判らないけれど、私達は普段どうしても、「こんなもんかな」という感覚があったり、思い描く完成図の緻密さが足りなかったりして、先への歩みを止めてしまいがちになる。いつももっと良いものを目指すことを忘れないで居たいな。それには、時々しっかりした耳のあるひとに聞いて貰って、意見を貰うのがいいかもしれない。耳が痛いだろうけれど。

M.K.さんから、「こんきちさんはやっぱり合わせに来る力が凄いですね」とお褒めの言葉を頂いた♪ うたまろに歌いに来てもらった時もそう誉めて貰ってとても嬉しかったが、人と合わせることに快感を感じるタイプの私にとっては最高の褒め言葉に思えて、もー見事に舞い上がった。(本当はもっと他のことが言いたかったのかもしれないけれど、素直に褒め言葉に取っちゃいました!)いずれリードも誉めて貰えるように頑張ります。

Nightingale は音がちゃんと取れてなくて最後まで通らなかった。メンバーも悔しかったらしく、もう1度リベンジしたいと意気込んでいる。また機会があるといいなあ。

歌っていることがあまりに楽しくて、休憩まったく無しに歌い続けた。最後もゆっくりお話しをする間もなく、多忙なる M.K.さんは1時頃スタジオを後にした。差し上げようと思って用意していた角煮まんじゅうもお渡しするのを忘れてしまいました。あほあほ。もし「次回」があるのなら、また持っていきます。
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