こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

■ アカペラ楽譜のネットショップ【こんきち堂】オープンしました ■
<< 2006年01月 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

あまとら@RJ&BME

今年1発目の本番。以前にも歌わせて頂いたことのある、西宮北口「RJ&BME」でのジョイントライブだ。コーディネーターのニシヤマさんが連れてきたボーカルユニット「チップス」さん(+ニシヤマさん@ギター伴奏)と、コーラスグループ「咲奏和」さんとの共演だ。

チップスさんは、以前 5th Street というライブハウスで共演させていただいた女性3人のボーカルユニット「Clap the hands」さんのうち、tala さんと Rie さんの組み合わせのバンド内バンド。プッチモニみたいな感じか (笑)。ニシヤマさんのギター伴奏に tala さんの弾き語りが入ったり入らなかったり。2人とも歌唱力がある上に、綺麗にハモっている。バラード系が多くて、贅沢な癒しタイムを満喫させて貰った。

咲奏和さんは女性2人と男性1人のコーラスにピアノ伴奏、というスタイル。最近は打楽器も導入した模様。カホーンという名前で、スピーカーみたいな形をしている。上に座って、前面の部分を指やブラシで叩くのだ。面白ーい。イイ音する〜。最初スピーカーを叩いてるのかと思った。んで、凄く欲しくなった! これ叩きながら歌えたら、楽しいだろうなあ〜。ドラムはこの歳からでは習得は難しそうだけど、これなら何とかなるんじゃないか? コーラスに合わせるには音量も大き過ぎずピッタリだし。買ってみようかなあ、1万ちょっとで買えるみたいだ!

さて咲奏和さん。彼等の実力のほどはもう既に重々承知しているが、益々パワーアップされたようで、素晴らしいステージだった。息がピッタリ揃っていて、ハーモニーもバッチリ。クラシカルな曲も、ジャズもポップスもしっとりバラードも何でも来い。中でも「Fly Me to the Moon」は出色の出来栄え。Vox P のバージョンを3声+ピアノにアレンジし直したもので、私は以前「うたまろ」で5声に直したものをやったことがあるのでその難しさは身に染みている。途中、オリジナルではベースが消えるスキャット間奏の部分があるが、咲奏和バージョンではその部分はピアノが消えて3声の声だけになる。私はこの部分にカンドーした。和音もスウィング感を出すのも難しいアレンジなのに、グルーブがピッタリ揃って乱れが無く、間奏が終わってピアノがゴーンと入って来た時も、音程的な違和感が全くなくお見事。

しかも、演奏だけでも素晴らしいのに、これに踊りが付いたり「アメちゃん配りタイム」があったり「Baloon」という曲の間奏で紙風船を膨らませたり、サービス精神旺盛。素晴らしい。伴奏が付くからこそできる演出もあったりして、アカペラだと出来ることが限られてはくるが、このエンターテイナー魂は非常に勉強になった。

あまとらは、このあと歌わなくちゃならんのダ。こんな素晴らしい2組のあとに歌うなんて、やりにくいな〜 (^_^;) いつもながら約1名違うところに行っちゃったり消えちゃったりするヒトが居て (笑) もちっと頑張って覚えて欲しいなあと思いつつ、まあ頑張ってはくれてるんだろうなあと思うので強くも言えなくてモドカシイ。自分だって頑張っても出来ない部分があるからなあ。

私の喉は、リハの時には張り付いたような感じがあったりイガイガが残っていたりしてとても心配だったが、リハの後お医者さんの薬を飲んで、更に響声破笛丸料を飲んだら、本番の時は殆ど引っかからずに声が出た。良かった〜。ドーピング万歳 (笑) TSURUさんはそうとうハスキーになってしまって苦しそうだったが、リアルタイムで聴いた分には、リードでかすれちゃった時以外は気にならなかった。サスガ。

ハモ的には、「コーヒールンバ」と「誓い」のイントロ部分がかなりアレだったけど、その他はまあ何とかなったかなあ。一応録音してみたんだけど、ゲインの調整に失敗して音がワレワレだったので、実際どうだったのかはイマイチ判らない。本当は「The Water is Wide」も歌う予定だったのだけど、直前の練習までちゃんとハモる感じにならなかったので、急遽「It's Only a Paper Moon」に変更した。結果的には変えて良かったと思う。あまとらの場合ハモが命で、ハモらないとかなりイタイことになるので(笑) まあ始終きっちりハモることは稀なんですが (^_^;)

あとで気付いたが、今日は「Clap the hands」さんと共演したときの曲目と、10曲中5曲がカブっていた。もうちょっと考えれば良かったかしら。まあ Clap〜さんとニシヤマさん以外はお客さん被って無いからいいか。

というわけで。なんとか無事に今年1発目のライブを終えた。音響もお店のかたにバッチリ調整して頂き、お客さんの雰囲気もあったかくて、今回も楽しい本番でした。フシギだったのはリハの時、私がリードを取る「My Romance」を歌った途端に、リバーブがすっごいお風呂みたいな感じになったこと。あまとらはメインリード用のマイクを決めといてちょっとバランス上げ目の設定にして、曲毎にマイクを持ち帰る方式を採っている。My Romance の時もそれまでてんこちゃんが歌っていたメインマイクで私が歌って、しかも音響は全然いじってないのに。私の声ってリバーブ掛かりやすい声なのかしら。そんなことってあるのかな? 音域が高い曲だったから?

客席にアカペラサークルを主催されてる若い女性が居て、3月にイベントをするので出演して貰えませんか、と終演後にオファーを頂いた。しばらくはライブをお休みして新曲強化月間に入ろう、とか言ってたのに、オファーを次々と頂いて有り難い悲鳴だ。ニシヤマさんにも5月頃にまたどうですか、と言って頂いたが、5月ってあまとら的にはあっという間だ。どんどん受けられれば嬉しいんだけどな。ああほんとモドカシイ! ごめんねメンバー (T-T)

ダンナの機嫌を取るために、私は今日の最終便で長崎に帰るので、終演後店を出るまでに1時間半くらいしかなかった。もうちょっとゆっくりお話ししたかった。お店のお料理も食べたかったな〜。
category:アカペラ・音楽  コメントを読む・書く (0)
/1

▲ page top