ルパンのテレスペ感想
2005/08/11 (木)
2005年のテレスペ。タイトルは「ルパン三世 天使の策略(タクティクス) 〜夢のカケラは殺しの香り〜」。サブタイトル長っ。ださっ。サスペンスドラマかいっ。
今更って感じですが、まあ一応感想など。あくまで個人的感想ですが、文句ばっかりなので、今回のを純粋に「楽しかった」と感じたかたは読まない方が精神衛生上いいかもしれません。また、ネタバレ有りですので、これから見るというかたも読まない方が…というほどの作品とも思えませんが(毒)。それから、あらすじなどは書いてませんので、見てない人にはワケが判らないかもしれません。(^^;;;
正直にいうと、最後まで観るのが苦痛でした。話の大筋は大体読めてしまい、「どうなるの?」というワクワク感は全く無し。ルパン達の魅力の無さに腹が立つばかりでした。こんなのしか作れないんならもう辞めてくれよ… (T-T)
脚本家は旧ルパンが好きで、そのテイストを目指したとか言ってましたが、どのあたりが旧ルテイストだったのでしょうか。最後ルパンが女ボスを殺したあたり? 女性を殺すことでクールなルパンを書きたかったのかもしれないけど、全然見ていて納得感のある成り行きじゃなかったです。あの程度の女は、ルパンが手を下す必要もない。いくらダークなヒーローと言っても、視聴者が共感できない殺人をさせるのは意味無いと思います。例えば旧ルの5話「十三代五ェ門登場」では、ルパンは不二子の乗った気球を躊躇無く撃ってますけど、あれで結果的に不二子が死んでたら誰もルパンに共感できないでしょう。今回ルパンがラストで女ボスを殺す必然性は全く感じられず、脚本家が「女でも殺させておけば『悪党ルパン』って感じが出るだろう」と考えたようにしか思えません。
ゲストの登場人物について。ルパンには毒薬のエキスパートが、次元には爆弾のエキスパートが、五右ェ門には女剣士が、不二子には男装の麗人が敵としてあてがわれています。これがまず安易。しかも不必要にバカ笑いしたり、戦闘中にいきなりドレスに早変わりしたりするおかしなヤツばっかり。ルパンにあてがわれた女だけは「ヒロイン」という位置づけで書かれていたようですが、コイツ(ソフィ、だっけ?)も特に魅力的なオンナではない。大体彼女たちのゲリラ組織がワケワカラン。なんのために組織されたのか、なんで女だけしかいないのかというのが全く不明だし、ボスが只のゴーツクバリの極悪女だしで、なんちゃら理由を付けてはいますが、ソフィが組織に加わったことに何らの共感も生まれません。
そういう女に対してルパンが肩入れしちゃって、ボス(エミリーだっけ?)に殺された時に本気で怒ったりするのがもう、ナサケナイというか…。エミリーが実はボスだった、という展開もミエミエすぎて、銭形がシリアスにガックリしてるのにも全然共感できず。
五右ヱ門や銭形がテレスペであまりにもヒドイ扱いを受けていて非難ゴウゴウだった時期がありましたが、今回はそんなことは無かったようですね。が、とても良かったということもなく、「無難」という域を出ません。五右ヱ門が「剣が刃こぼれしたのは拙者の腕の至らぬせい」(セリフうろ覚え)とかいって修行に出ちゃうのも「マモー編」の二番煎じ。無難と言えば「ルパンはこんなもん」というお約束にももうウンザリで、オープニングが必ずチェイスのシーンだというのにももう飽きました。まあセリフが要らなくて尺が稼げるってことで、他になかなか思いつかないのかもしれませんが。それにしても不二子はヒドイですね。ルパンが惚れる女なのですから、あんなゼニカネだけの可愛げ無い女に書いてどうするというのか。「ター」とかいう声もオバハンだし、もう見てるとイライラするしかないです。
あとは…セリフがカッコ悪いですね〜。例えば次元×爆弾女の決着で、「粉塵爆発」のことをウダウダ説明しすぎ。もともと私は説明っぽいのは大嫌いで、新ルでよく見られたように、「実はあのとき…」っていう感じで 例えばコッソリ盗聴器を付けたのを映像で振り返って種明かししたりするのでさえ、「ケッ」と思って見ていたクチです。なのでセリフでグダグダ説明されるのも大嫌い。しかも独り言ですか。お茶の間の皆さんにかみ砕いて説明してくださってる雰囲気が嫌〜な感じ。それに五右ヱ門も次元も、自分の狙い通り相手を倒したというよりは、偶然に助けられて勝っちゃった、ってのもカッコ悪ーい。
それと、まあこれは好きずきなのかもしれないですが…基本的に私は、誇張しすぎた動きが好きではありません。体に無駄に力が入っていたり、不自然な緩急が付きすぎた動きはニガテです。最近のアニメの全体的な傾向なのかもしれないけど…それから、目のキラキラとか髪の毛とかが細かく描き込んである絵よりも、単純でも表情のある絵の方が好きだし、ルパンの世界にはそのほうが合うと思うのですよね〜。最近アニマックスで「ロミオの青い空」を放送してるのを見ましたが、私はあの映像に惚れ込んでしまいました。単純な線なのに、登場人物の表情がオソロシク豊かで、実に生き生きと動いてます。今のルパンでは、ストーリー云々だけでなく、画面からも魅力を感じません。キャラの表情が画一的で、特にルパンは顔が下品!(←ルパンスキーなので、これが一番許せない!) 動きも不自然な部分が多い。
新ルの中には、「ストーリーは全然どうってことないけども好きな作品」というのがあります。画面があまりにも良くて、役者さんの演技も良くて、ストーリーなんて関係なく楽しめてしまう作品…例えば「神様のくれた札束」「ルパン逮捕ハイウェイ作戦」あたり。こういう例があるのを思うと、作品が詰まらないのは全て脚本家のせいではないだろうと思うのですが…。逆に、作画は気に入らないけれどもストーリーやセリフ回しが良くて好きな作品、というのもあります。例えば「オリオンの王冠は誰のもの」なんか。なので、私がツマランと思う作品は、つまりは脚本も作画も気に入らない作品、てことなのでしょう。
ちょっと前に、「爆笑問題のススメ」という深夜番組にゲストで出ていた京極夏彦という作家が言ってたんですが、「作者が言いたいこととか、ストーリーすらもどうでも良くて、大事なのはテクニック、見せ方だ」と。ちょっとナルホドな〜と思ってしまいました。モチロン脚本にはストーリーだけでなく、「見せ方」も途中までは含まれてるわけですが。それにしてもこれって音楽にも通じることかも…? これについてはまた後日書こうかと思います。
余談になりますが、今作品の脚本家さんは放映前に、出来上がったフィルムを見て「良い出来だ」と自サイトで太鼓判を押してました。そのサイトは放送終了後に荒らされてしまって今は閉鎖されてます。消される前にちょっと覗きましたが、話の筋道も何もないひどい書き込みが殆どで、それについては私は憤りを感じています。共感を表明するときは理屈は必ずしも必要ではないけれども、反論を唱えたい時は何らかの理屈は必ず必要だと、私は思います。もっとも、理屈をちゃんと付けたにしたって、本人の個人サイトまで直接文句を言いに行くという行為自体、私の行動の範疇にはありませんが。
少なくとも彼にとってはこれは自信満々の出来だったのでしょう。そうするともう、目指すところが違っちゃってるってことなので、出来栄えについて彼にとやかく言ってもしょうがないようにも思います。勿論脚本家だけでなく、スタッフ全般に対して。もっとイイモノを作ってもらうには、作り手を入れ替えて貰うしか無いです。でも、今のままでも良いと思っている視聴者も現実に居るわけだし、私の主張が正しいという自信もないので、私に出来ることと言えば、正直な感想を述べることだけです。
彼は放映前に自サイトであまりに自信たっぷりな宣伝をしてしまったがために、余計に攻撃の対象になってしまったのでしょうが、それにしてもこんな風では、力のあるクリエイターにルパンを作ってもらいたくても、誰も手を出したくないでしょうね。ファンからの攻撃だけでなく、制作サイドからも作品に関して色々うるさい制約があるようだし。
考えてみれば、作品がつまらないのならその作品から離れればいいだけの話なのに、これだけファンから色々五月蠅く言われる作品も珍しいのではないかしら? 我ながら不思議ですが、でも見捨てて離れる気持ちにもならないのです。離れた方が、制作サイドに危機感を与えられて良いような気もするのですが、何も文句を言わずにいると、結果として現状に満足なひとだけが残ってどんどん酷く(というと語弊があるでしょうか)なるような気もするし、またいつか良い新作が見られるのではないか、とどうしても期待してしまいます。
役者の声の問題については、ここ数年の感想と全然変わらずです。キャスト一新して頂きたいです。ドラえもんのキャスト一新は、成功したかどうかはビミョーなところですが、その心意気は買いたいと思います(個人的には、のび太とドラえもんの声が似すぎて、どちらもキンキンしていて聞きづらいですが…まあそれはさておき)。
…というわけで、申し訳ないですが今年のテレスペには文句ばっかりです。ファンの中には「ツマラン」と思う作品の中にも拾えるところを見つけられる人も多いようなのですが、私は一度ムカつくとなかなか良いところを見つけられなくなるタイプみたいです。今回も「良かったところ」はひとつも…あ、ひとつだけ思いつきました。ラストで今回の「お宝」を、どーでもいいようなことに使っていた所。オチとしては割と気持ちのいいモノではないかと。もう一度くらい見たら他にも見つけられるのかもしれないけど、見るとムカツキそうなのでもう見ないかも。
今更って感じですが、まあ一応感想など。あくまで個人的感想ですが、文句ばっかりなので、今回のを純粋に「楽しかった」と感じたかたは読まない方が精神衛生上いいかもしれません。また、ネタバレ有りですので、これから見るというかたも読まない方が…というほどの作品とも思えませんが(毒)。それから、あらすじなどは書いてませんので、見てない人にはワケが判らないかもしれません。(^^;;;
正直にいうと、最後まで観るのが苦痛でした。話の大筋は大体読めてしまい、「どうなるの?」というワクワク感は全く無し。ルパン達の魅力の無さに腹が立つばかりでした。こんなのしか作れないんならもう辞めてくれよ… (T-T)
脚本家は旧ルパンが好きで、そのテイストを目指したとか言ってましたが、どのあたりが旧ルテイストだったのでしょうか。最後ルパンが女ボスを殺したあたり? 女性を殺すことでクールなルパンを書きたかったのかもしれないけど、全然見ていて納得感のある成り行きじゃなかったです。あの程度の女は、ルパンが手を下す必要もない。いくらダークなヒーローと言っても、視聴者が共感できない殺人をさせるのは意味無いと思います。例えば旧ルの5話「十三代五ェ門登場」では、ルパンは不二子の乗った気球を躊躇無く撃ってますけど、あれで結果的に不二子が死んでたら誰もルパンに共感できないでしょう。今回ルパンがラストで女ボスを殺す必然性は全く感じられず、脚本家が「女でも殺させておけば『悪党ルパン』って感じが出るだろう」と考えたようにしか思えません。
ゲストの登場人物について。ルパンには毒薬のエキスパートが、次元には爆弾のエキスパートが、五右ェ門には女剣士が、不二子には男装の麗人が敵としてあてがわれています。これがまず安易。しかも不必要にバカ笑いしたり、戦闘中にいきなりドレスに早変わりしたりするおかしなヤツばっかり。ルパンにあてがわれた女だけは「ヒロイン」という位置づけで書かれていたようですが、コイツ(ソフィ、だっけ?)も特に魅力的なオンナではない。大体彼女たちのゲリラ組織がワケワカラン。なんのために組織されたのか、なんで女だけしかいないのかというのが全く不明だし、ボスが只のゴーツクバリの極悪女だしで、なんちゃら理由を付けてはいますが、ソフィが組織に加わったことに何らの共感も生まれません。
そういう女に対してルパンが肩入れしちゃって、ボス(エミリーだっけ?)に殺された時に本気で怒ったりするのがもう、ナサケナイというか…。エミリーが実はボスだった、という展開もミエミエすぎて、銭形がシリアスにガックリしてるのにも全然共感できず。
五右ヱ門や銭形がテレスペであまりにもヒドイ扱いを受けていて非難ゴウゴウだった時期がありましたが、今回はそんなことは無かったようですね。が、とても良かったということもなく、「無難」という域を出ません。五右ヱ門が「剣が刃こぼれしたのは拙者の腕の至らぬせい」(セリフうろ覚え)とかいって修行に出ちゃうのも「マモー編」の二番煎じ。無難と言えば「ルパンはこんなもん」というお約束にももうウンザリで、オープニングが必ずチェイスのシーンだというのにももう飽きました。まあセリフが要らなくて尺が稼げるってことで、他になかなか思いつかないのかもしれませんが。それにしても不二子はヒドイですね。ルパンが惚れる女なのですから、あんなゼニカネだけの可愛げ無い女に書いてどうするというのか。「ター」とかいう声もオバハンだし、もう見てるとイライラするしかないです。
あとは…セリフがカッコ悪いですね〜。例えば次元×爆弾女の決着で、「粉塵爆発」のことをウダウダ説明しすぎ。もともと私は説明っぽいのは大嫌いで、新ルでよく見られたように、「実はあのとき…」っていう感じで 例えばコッソリ盗聴器を付けたのを映像で振り返って種明かししたりするのでさえ、「ケッ」と思って見ていたクチです。なのでセリフでグダグダ説明されるのも大嫌い。しかも独り言ですか。お茶の間の皆さんにかみ砕いて説明してくださってる雰囲気が嫌〜な感じ。それに五右ヱ門も次元も、自分の狙い通り相手を倒したというよりは、偶然に助けられて勝っちゃった、ってのもカッコ悪ーい。
それと、まあこれは好きずきなのかもしれないですが…基本的に私は、誇張しすぎた動きが好きではありません。体に無駄に力が入っていたり、不自然な緩急が付きすぎた動きはニガテです。最近のアニメの全体的な傾向なのかもしれないけど…それから、目のキラキラとか髪の毛とかが細かく描き込んである絵よりも、単純でも表情のある絵の方が好きだし、ルパンの世界にはそのほうが合うと思うのですよね〜。最近アニマックスで「ロミオの青い空」を放送してるのを見ましたが、私はあの映像に惚れ込んでしまいました。単純な線なのに、登場人物の表情がオソロシク豊かで、実に生き生きと動いてます。今のルパンでは、ストーリー云々だけでなく、画面からも魅力を感じません。キャラの表情が画一的で、特にルパンは顔が下品!(←ルパンスキーなので、これが一番許せない!) 動きも不自然な部分が多い。
新ルの中には、「ストーリーは全然どうってことないけども好きな作品」というのがあります。画面があまりにも良くて、役者さんの演技も良くて、ストーリーなんて関係なく楽しめてしまう作品…例えば「神様のくれた札束」「ルパン逮捕ハイウェイ作戦」あたり。こういう例があるのを思うと、作品が詰まらないのは全て脚本家のせいではないだろうと思うのですが…。逆に、作画は気に入らないけれどもストーリーやセリフ回しが良くて好きな作品、というのもあります。例えば「オリオンの王冠は誰のもの」なんか。なので、私がツマランと思う作品は、つまりは脚本も作画も気に入らない作品、てことなのでしょう。
ちょっと前に、「爆笑問題のススメ」という深夜番組にゲストで出ていた京極夏彦という作家が言ってたんですが、「作者が言いたいこととか、ストーリーすらもどうでも良くて、大事なのはテクニック、見せ方だ」と。ちょっとナルホドな〜と思ってしまいました。モチロン脚本にはストーリーだけでなく、「見せ方」も途中までは含まれてるわけですが。それにしてもこれって音楽にも通じることかも…? これについてはまた後日書こうかと思います。
余談になりますが、今作品の脚本家さんは放映前に、出来上がったフィルムを見て「良い出来だ」と自サイトで太鼓判を押してました。そのサイトは放送終了後に荒らされてしまって今は閉鎖されてます。消される前にちょっと覗きましたが、話の筋道も何もないひどい書き込みが殆どで、それについては私は憤りを感じています。共感を表明するときは理屈は必ずしも必要ではないけれども、反論を唱えたい時は何らかの理屈は必ず必要だと、私は思います。もっとも、理屈をちゃんと付けたにしたって、本人の個人サイトまで直接文句を言いに行くという行為自体、私の行動の範疇にはありませんが。
少なくとも彼にとってはこれは自信満々の出来だったのでしょう。そうするともう、目指すところが違っちゃってるってことなので、出来栄えについて彼にとやかく言ってもしょうがないようにも思います。勿論脚本家だけでなく、スタッフ全般に対して。もっとイイモノを作ってもらうには、作り手を入れ替えて貰うしか無いです。でも、今のままでも良いと思っている視聴者も現実に居るわけだし、私の主張が正しいという自信もないので、私に出来ることと言えば、正直な感想を述べることだけです。
彼は放映前に自サイトであまりに自信たっぷりな宣伝をしてしまったがために、余計に攻撃の対象になってしまったのでしょうが、それにしてもこんな風では、力のあるクリエイターにルパンを作ってもらいたくても、誰も手を出したくないでしょうね。ファンからの攻撃だけでなく、制作サイドからも作品に関して色々うるさい制約があるようだし。
考えてみれば、作品がつまらないのならその作品から離れればいいだけの話なのに、これだけファンから色々五月蠅く言われる作品も珍しいのではないかしら? 我ながら不思議ですが、でも見捨てて離れる気持ちにもならないのです。離れた方が、制作サイドに危機感を与えられて良いような気もするのですが、何も文句を言わずにいると、結果として現状に満足なひとだけが残ってどんどん酷く(というと語弊があるでしょうか)なるような気もするし、またいつか良い新作が見られるのではないか、とどうしても期待してしまいます。
役者の声の問題については、ここ数年の感想と全然変わらずです。キャスト一新して頂きたいです。ドラえもんのキャスト一新は、成功したかどうかはビミョーなところですが、その心意気は買いたいと思います(個人的には、のび太とドラえもんの声が似すぎて、どちらもキンキンしていて聞きづらいですが…まあそれはさておき)。
…というわけで、申し訳ないですが今年のテレスペには文句ばっかりです。ファンの中には「ツマラン」と思う作品の中にも拾えるところを見つけられる人も多いようなのですが、私は一度ムカつくとなかなか良いところを見つけられなくなるタイプみたいです。今回も「良かったところ」はひとつも…あ、ひとつだけ思いつきました。ラストで今回の「お宝」を、どーでもいいようなことに使っていた所。オチとしては割と気持ちのいいモノではないかと。もう一度くらい見たら他にも見つけられるのかもしれないけど、見るとムカツキそうなのでもう見ないかも。