こんきちの雑記帳

アカペラ・ルパン・Mac そして日々の出来事…

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hottokenai

夢彩都の紀伊国屋書店に行ったら、
ホワイトバンドを見つけたので買ってきました。
あちこちで話題になっているので 気を付けて見てはいたのだけど、
ようやく長崎でも手にはいるように。

http://hottokenai.jp/

お値段は300円。

この300円の内訳は、消費税14円を除いた286円のうち

40% − 【ホワイトバンド流通費】
30% − 【ホワイトバンド原価および製作経費】
20% − 【貧困克服・ホワイトバンドプロジェクト啓発広報活動費】
10% − 【貧困問題の解決に資する政策変更のための活動】

だそうです。

平たく言えば、作る・宣伝する・売る に 90% 費やしてしまっているので、
実際に活動に使われる資金は売上げの1割、ということになります。

例えば1本買えば何人の子供が救える、とかそういった類のものではないです。
主に「身につけて活動への賛同を表明し、周知に協力しましょう」というためのもの。

しかし、夏の間は身につけるのちょっと暑いなあ…カバンとかにつけてもいいのか。

「活動」について引用しますと。
ホワイトバンドの売上の1割は、NGOなど市民社会組織やネットワークが貧困問題の解決にむけた政策変更を促すために行う活動に使われます。

具体的には、貧困に関わる諸問題の調査・分析、日本政府その他の機構に具体的な政策変更を求めるロビイング活動、ロビイング活動を支援する世論を構築するような啓発活動(キャンペーン活動)、そしてそのような世論を構成する行動的な市民層を育てる地球市民教育や開発教育活動などです。

「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンは、NGOによる途上国での支援活動に対する寄付金を集めるためのキャンペーンではなく、「貧困をなくそう」というみなさんの声を集めるキャンペーンです。ですから、このキャンペーンの一環であるホワイトバンドの売上も、現地での支援活動に使うよりも、途上国から先進国に富が流れてしまうような構造や、貧困からの脱却のために努力する人々やNGOの活動を台無しにしてしまうような政治や経済の仕組みを変えることを目的に使われるべきと考えました。

この部分の資金管理方法や運営母体について、具体的に決まっていくのは2005年秋以降になります。上のような目的のために実際にお金が使われはじめるのは、2006年になってからになる予定です。

我が家も割とマメに寄付はしているのですが、
ちゃんと行くべき所に行ってるのかなあ、という不安は常にあります。
安心して寄付が出来るようになるといいですねー。

それにしても、バンドそれ自体は割とシャビーな感じです。(^^;;;
百均で3本まとめて売っていてもおかしくないです(←失礼)。
もうちょっと経費を安く上げて、その分活動に回せる方法は無いんですかねえ。
この活動自体から甘い汁を吸ってる中間業者等々が居ませんように。

アメリカでは1本1ドルみたいです。日本も頑張れ〜
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